
坂戸市|DIYで部分的に外壁塗装?一面塗装のデメリットと費用相場
外壁塗装が一部剥がれたり、ヒビが入ったりすることがあります。通常のメンテナンス時の外壁塗装工事はプロに任せますが、部分的な塗装や部分的な一面の塗装が必要なとき、DIYで対応できたり、部分的な塗装依頼で解決できるのでしょうか?全体の外壁塗装工事には100〜200万円ほどかかるため、一部の塗装のために全体を塗り直すのは難しいと感じる方も多いでしょう。では、部分的な外壁塗装はどうすれば良いのでしょうか?むしろ、部分的な外壁塗装はしない方が良いのでしょうか?
まず前提として、部分的な塗装でも全体の塗装でも、プロの外壁塗装業者に現地調査を依頼することが重要です。現地調査は基本的に無料で行われます。一見、部分的な塗装で済むように見える箇所も、実は建材が腐食していて交換が必要など、塗装以外の修理が必要な場合があるからです。
ここでは、部分的に外壁塗装を行うメリットとデメリット、DIYでの塗装方法やそのメリット・デメリット、そして埼玉県坂戸市にお住まいの方が塗装工事費用を抑える方法について解説します。最終的にDIYを選ぶ場合でも、外壁塗装業者の現地調査を依頼することをおすすめします。当社も坂戸市で現地調査を行っていますので、ちょっとしたことでもお気軽にご相談ください。
外壁塗装にはどんな効果があるの?
外壁塗装を定期的に行うことの重要性とは
外壁塗装工事がなぜ必要なのか、考えたことがありますか?外壁塗装は、単なる「見た目のオシャレ」にするだけのためではありません。外壁塗装は自然の猛威、もしくは日々の自然の影響から家を守る、いわば「家の鎧」です。外壁塗装がない状態で自然の影響を受けると、カビやコケの発生から始まり、建物の劣化が早まります。水が浸透しやすくなるため、建材が腐食し、電気系統のトラブルや火災が起こる可能性も高くなります。結果的に、水の侵入を許してしまうと内部の建材が脆くなり、家自体の寿命が縮んでしまうのです。それだけではありません。外壁塗装には断熱効果もあるため、塗装が施されていないとエネルギー効率が低下し、冷暖房効率が悪くなり、光熱費が増加する可能性もあります。家屋の寿命としても、経済的にも外壁塗装を施すことはかなり重要なのです。
一方で、外壁塗装をきちんと施していても、塗装とは少しずつ劣化していくものです。紫外線、風、雨、雪など自然の影響が、少しずつ少しずつ外壁の塗装を劣化させます。外壁塗装が劣化することで、家屋全体を守るという外壁塗装の効果も徐々に薄れて行きます。そのため、一般的には7〜10年ごとに塗り替えが必要だといわれています。その中でも、紫外線が当たりやすい場所や雨がかかり安い位置などで劣化の速さが異なり、一部にひび割れやカビ・コケが発生することもあります。それ以外にも、外壁塗装1年後以内に塗装が剥がれるなどが発生した場合は、塗装の施工不良ということもありえるのです。そのため、定期的な塗り替えやメンテナンスがとても重要となります。
定期メンテナンスが必要な理由
外壁塗装での定期メンテナンスが必要な理由は、大きく分けて3つあります。
まずは、家屋の保護です。外壁塗装は雨水の浸入を防ぎ、内部の湿気やカビの発生を抑えます。防水性の向上のみならず、塗料は紫外線から外壁を守り、素材の劣化を遅らせる効果もあります。紫外線は、木材の強度を保つリグニンを分解し、表面を劣化させて水分を吸収しやすくし、さらに繊維を脆くし、微生物やカビの侵入を招きます。そのため、木材は紫外線に直接さらされるべきではありません。さらに特定の塗料は、汚れが付きにくくなるという効果もあります。
2つ目の外壁の役割は、外壁の美観の維持です。新しい塗装は建物をピカピカに見せるだけでなく、街全体の美観も向上させます。美しい外観を保つことで、家屋の市場価値も維持・向上します。
そして3つ目の外壁の役割は、経済的効果の発揮です。定期的に外壁塗装を行うことで、大規模な修理が必要になる前に問題を早期発見・対処できます。これにより、高額な修繕費を回避できます。また、断熱性のある塗料を使用すると冷暖房効率が向上し、光熱費を削減できます。このように、外壁塗装の定期メンテナンスは、家屋にとっても住む人にとっても、大きなメリットがたくさんあるのです。
外壁の部分塗装や一面塗装が必要になるのはどんな時?
外壁塗装は、建材や塗料の種類・グレードによっても異なりますが、通常7〜10年に一度、全体的な塗装工事を行います。しかし、なんらかの理由で部分的、もしくは一面のみを塗装しなければならないケースもあります。
- 1. 隣接する建物の変化があった場合:隣の建物が取り壊されたり、外壁が塗り替えられた場合、外観の調和が失われる可能性があります。
- 2. 部分的な劣化や傷み:老朽化や地震や雨風などの自然の影響により、一部のひび割れや塗膜の剥がれることがあります。部分的な劣化や痛みでも、全体の耐久性にも影響を与える可能性があります。
- 3. 汚れやカビの発生:特定の部分での汚れやカビは、美観だけでなく耐久性にも悪影響を与える可能性があります。
- 4. チョーキング現象:外壁が白く粉を帯びる「チョーキング」は、塗膜の劣化を示しています。この現象が見られる場合は、早急に塗装を行うことが推奨されます。
以上のような状況が部分的に発生している場合は、一部分または一面の外壁塗装が必要となります。ちょっとした出来事に見えたとしても、その小さな現象は家屋全体に悪影響を与えることもあるので注意が必要です。一方で、これらを早急に対処すれば、建物の外観や耐久性を維持することができます。どんなことでも早期発見できるように、定期的な外壁の点検やメンテナンスが非常に重要です。
外壁塗装を部分的もしくは一面行うことのメリット
部分的な外壁塗装や一面塗装のメリットは、まず費用の面です。全体を塗装するよりも部分的に修繕する方が、一度に支払う金額を抑えることができます。一度に大きいお金を支払うことが難しい場合で、部分的な破損がある場合は、部分的もしくは一面の外壁塗装で対処すると良いでしょう。目立つ傷や汚れを修復するには、一部や一面を塗装するだけで見違えるほど改善されることがあります。また、部分的な塗装をすることで、劣化していた部分を修復できるため、建物の耐候性や耐久性を向上させ、風雨や紫外線からの影響を緩和し、全体の寿命を延ばす助けとなります。
外壁塗装を部分的もしくは一面行うことのデメリット
外壁の部分的または一面だけの塗装には、デメリットもあるのでしっかりと確認していきましょう。
- 割高になりやすい費用
まずは、費用の面です。費用面はメリットともうたわれましたが、実はデメリットでもあります。確かに、全体の塗装工事に比べて初期の支払い額は抑えられますが、外壁塗装は約10年ごとの定期メンテナンスが必要です。また部分塗装と言っても、高所の塗装の場合は足場は必ず組む必要があり、その費用は約10万円かかります。これは全面に足場を張り巡らさない場合でも、さほど値段は異なりません。さらに、部分的な塗装を後で全面的に行わないと、美観や耐久性に差が生じる可能性があり、結果として割高になることがあります。
- 色の不一致
次に、外壁のその他の面との、色の不一致があげられます。部分的な塗装をすると、新旧の塗装色が完全にマッチすることは難しく、見た目の一貫性が損なわれることがあります。これにより、建物全体の外観が不均一になるリスクも生じます。
- 全体的なメンテナンスの再設定
最後に、一部分だけの塗装は行われなかった箇所の劣化や損傷のリスクが増える可能性があるので注意が必要です。一部分だけを塗装しても、塗装が実施されなかった他の部分は自然の影響から適切に保護されず、劣化がその箇所だけさらに進んでしまう可能性があります。そして塗装のタイミングを後にずらしたりしてしまいますとそこの箇所において水の侵入を許してしまう可能性があるので、全体的なメンテナンス計画を業者と再確認する必要が出てきます。
これらのデメリットを回避するためには、必ず外壁塗装業者に現地調査を依頼することが重要です。見た目だけでなく、建物の全体的な状態を正確に把握し、最適な塗装計画を立てることが、建物の美観と耐久性を保つ秘訣です。
外壁塗装業者に部分塗装、一面塗装の依頼はできる?
外壁の一部や一面の塗装を外壁塗装業者に依頼することは可能です。しかし、いくつかのポイントに気を付けてください。まずは塗料の問題です。元々の塗料との色の一致が難しい場合があります。在庫の有無や塗らない外壁部分の経年変化によって、同じ色でも違って見えることがあります。そのため、色の違いが目立ってしまうことは、DIYでも外壁塗装業者でも発生はしてしまいます。また工事の期間は、部分塗装、一面塗装だと早く終わるのではと思われがちですが、準備から仕上げまで約1週間ほどはかかります。足場の設置や塗料を乾かし、何度か上塗りしていくという過程を行うと、どうしても時間がかかってしまうのです。これらのポイントを抑えて、外壁塗装業者としっかり打ち合わせをして、理想の仕上がりを目指しましょう。
DIYで外壁塗装の部分補修
DIYで外壁の部分塗装はできる?
外壁を部分的もしくは一面だけ塗装をDIYでやるならば、できるのではと思う人も多いと思います。DIYで外壁塗装は可能です。しかし、メリットとデメリットがあること、またしっかりとした準備と覚悟が必要です。DIYで外壁塗装を行う方法やメリットとデメリットを全て確認し、DIYが最適な解決策だと確信したら、いざ挑戦してみましょう。以下に、DIYで外壁塗装の部分補修を行う手順をご紹介します。
DIYで部分塗装を行う場合のメリットとデメリット
DIYで部分塗装を行うことのメリットは、もちろん経済的なメリットです。業者に頼むと人件費がかかりますが、DIYならば自分で行うため、道具と塗料の費用だけで済みます。
しかし、DIYにはデメリットがあります。まずは技術力の問題です。塗装の経験がない場合、仕上がりが期待以下になる危険性は高いです。塗料の性能を十分に引き出せず、再施工が必要になることも。さらに、塗料は引火性や可燃性の物質を含むことが多く、安全管理が難しいです。さらに、外壁塗装には多くの工程があり、高所作業を伴う場合は足場工事が必要です。足場の設置だけで10万円はかかります。さらに足場を組むのは危険な作業でもあります。プロに任せるほうが安全ですし、気楽に楽しめるDIYとは言えないでしょう。また、期間もどのくらいかかるかは腕次第になります。外壁塗装業者でも一週間程度かかる作業なので、DIYだとさらに長引く可能性が高いです。週末DIY派には少々厳しい現実かもしれません。品質と安全を考えると、やはりプロの外壁塗装業者に任せるのが安心です。失敗して最終的に業者に頼むことになると、結局は時間もお金も無駄になってしまいます。塗料にはそれぞれ仕様書があり、多くの検査を経て耐用年数が定められています。それを基準通りに行うには技術力が必要です。
DIYで部分塗装を行う前に、そのメリットとデメリットをしっかりと見極め、慎重に検討することが重要です。
DIYで外壁の部分塗装を行う手順を紹介!まずは必要な道具を用意
DIYで外壁の部分塗装や一面塗装に挑戦する場合は、早速手順を確認していきましょう。まず最初に大事なのは準備です。外壁塗装に必要な道具は、ホームセンターにあるものでほとんど揃えることができます。準備万端で、DIY塗装に臨みましょう。
- (家庭用)高圧洗浄機
- バケツ
- コーキング材
- 中性洗剤
- ブラシ
- シート(養生テープ)
- サンドペーパー
- ローラー
- ハケ
- 下塗り用の塗料
- 中塗り用の塗料
- 上塗り用の塗料
外壁塗装に必要な塗料は一種類ではなく、下塗り用、中塗り用、上塗り用の3つの塗料が必要となります。これらの塗料に馴染みがない人も多いと思いますので、それぞれの塗料がどんな活躍をするのか、少し覗いてみましょう!
下塗り用の塗料
下塗り用の塗料は、いわゆる「基礎化粧品」です。壁の表面を整え、次に来る塗料がしっかり密着するようにサポートします。下塗りがしっかりしていないと、上からどんなに美しい色を塗っても意味がありません。外壁塗装の下塗りには、シーラーとフィラーと言う種類があります。それぞれの特徴、DIYにはどちらが適しているかも見てみましょう。
まずはシーラー。シーラーはとてもなめらかで扱いやすいので、DIY初心者にもぴったり。シーラーは塗装面と塗料の密着性を高めて、塗料が壁にしっかりくっつくようにしてくれます。シーラーには水性と油性の2種類があり、どちらを選ぶかは外壁の状態次第です。
- 水性シーラー:これは外壁が健康な場合におすすめ。ヒビがない壁には、水性のシーラーが最適です。数時間で乾き、匂いもほとんど気にならないため、近所でも安心です。
- 油性シーラー:こちらは少しヒビや劣化が進んだ外壁におすすめ。30〜60分で乾くのは早いですが、匂いが強いため、近所の迷惑にならないよう気をつけましょう。
続いてはフィラーです。フィラーは、デコボコや傷を平らにしてくれるので万能な塗料です。一方で、フィラーは粘性が高く扱いが難しいので、DIYにはハードルが高いかもしれません。フィラーは特にモルタル外壁に使用されます。もしあなたの家の外壁がモルタルなら、外壁塗装業者のプロに任せた方が無難です。DIYで外壁塗装をするなら、シーラーがおすすめです。フィラーでの対応が必要なら、プロに任せましょう。
中塗り用の塗料
中塗り用の塗料は、下塗りと上塗りの間に塗ることで、全体の塗料の付着性と耐久性をぐっと向上させる重要な存在です。しかし、現代の塗装技術の進化を遂げており、上塗り用の塗料が中塗りの役割も兼ねることが多くなっています。そのため、塗料を選ぶ際には上塗り用の塗料の仕様書をしっかりと確認しましょう。塗料の説明書には、必要な層の数や塗り方、乾燥時間などが詳しく書かれています。
上塗り用の塗料
塗料と聞いて真っ先に思い浮かべるのが、この上塗り用の塗料ではないでしょうか。上塗り用の塗料は、下塗りや中塗りの塗料が乾いた後に塗るもので、仕上げとして重要な役割を果たします。美しい外観を保ちつつ、外壁を守るのです。上塗り用の塗料は通常、2回塗装する必要があるため、事前に必要な量を確認しておくことが大切です。上塗り用の塗料には主に以下の4種類があります。
- アクリル塗料:価格がお手頃で、色のバリエーションが豊富。耐用年数は短めですが、DIY初心者には扱いやすい塗料です。
- ウレタン塗料:アクリル塗料よりも耐久性が高く、価格も中程度。柔軟性があり、ひび割れしにくいのが特徴です。
- シリコン塗料:ウレタン塗料よりもさらに耐久性があり、汚れが付きにくいです。価格も中高程度ですが、コストパフォーマンスは優れています。現在の家屋に一番使われているのは、このシリコン塗料です。
- フッ素塗料:最も耐久性が高く、メンテナンス頻度が少なくて済みます。価格は高めですが、長期的な費用対効果は抜群です。
一般的に、耐用年数が長い塗料ほど単価が高くなります。そして、部分塗装を行う場合は、既存の外壁に使用されている上塗り用の塗料の種類や色に合わせる必要があります。そのため、前にどの塗料を使っていたかを調べておくことは非常に重要です。家全体の統一感を保つためにも、他の外壁に使用されている塗料を事前に確認しておきましょう。
塗装方法:ローラー工法と吹き付け工法
外壁塗装には、ローラー工法と吹き付け工法の2つの方法があります。どちらを選ぶかは、DIYの難易度や仕上がりの好みなどを考慮して決めましょう。
- ローラー工法
ローラーを使って塗料を塗る方法です。この工法は、塗料を均一に塗れるため、仕上がりが美しくなるのが特徴です。また、塗料の飛散が少なく、近所に迷惑をかけにくいのもメリットです。DIY初心者にとてもおすすめの工法です。しかし、手作業で行うため時間がかかり、特に外壁の凹凸部分には塗りにくいというデメリットもあります。 - 吹き付け工法
スプレーガンを使って塗料を吹き付ける方法です。広い面積を短時間で塗装できるため、効率が良いのが魅力です。特に大きな面積や凹凸の多い部分に対しては効果的です。しかし、塗料の飛散が多く、周囲に塗料が付着しやすいため、しっかりと養生を行う必要があります。また、スプレーガンなどの専用道具が必要であり、高い技術が必要です。
吹き付け工法は効率が良いですが、養生の手間や技術の面でハードルが高いかもしれません。一方、ローラー工法は時間がかかるものの、塗料の飛散が少なく、初心者にも扱いやすいです。どちらの方法を選ぶにしても、メリットとデメリットをしっかり理解し、適切な準備をしてから作業を始めることが大切です。
DIYで部分塗装を行う方法
外壁の部分塗装に必要な道具を揃えたら、DIYの手順を確認していきましょう。 まず一つ、DIYを始める前に、必ず心しておいていただきたいことは、DIYで外壁塗装を行う場合は、必ず低い場所での作業に限定しましょう。高所作業はとても危険です。特に2階以上の高さになると足場が必要になり、安全性を確保するのが難しくなります。足場が必要だったり、地上から手を伸ばした範囲では対応できない場合は、外壁塗装業者に任せるのが賢明です。次に注意するのは塗料の飛散です。塗料が塗装予定の場所以外や近隣の家、そして自分の体に付着しないようにしましょう。
- 1. 作業エリアの準備
塗装する部分の周囲をしっかりとカバーしましょう。シートやテープを使って、塗料が飛び散らないように防護します。近隣の家や車にも迷惑がかからないよう、十分に注意してください。塗装が飛んでしまったら、後々問題になりかねません。ここは手を抜かずに行いましょう。 - 2. 表面の清掃
外壁の表面を高圧洗浄機やブラシでしっかりと清掃し、汚れや古い塗料を取り除きます。 清掃が不十分だと、塗料の密着が悪くなりますので、念入りに行いましょう。 - 3. 下地処理
下塗り作業です。ヒビや傷がある部分にはフィラーを使って平らに補修します。 シーラーを塗布して、塗料の密着性を高めます。シーラーには水性と油性がありますが、状況に応じて選んでください。水性と油性の説明は前述しています。 - 4. 塗料の準備
中塗り用の塗料を用意します。最近では、上塗り用の塗料が中塗りの役割も果たすことが多いので、説明書をよく読んで使用します。 - 5. 塗装作業
下塗りが完全に乾いたら、中塗りを行います。中塗り、もしくは下塗りをしっかりと乾燥させてから、上塗りを2回行います。塗装のムラがないように、丁寧に塗り進めましょう。 - 6. 仕上げ
塗料が完全に乾いたら、養生していたシートやテープを取り外します。周囲を確認し、塗料が飛び散っていないかチェックします。 - 7. 清掃と片付け
使用した道具をきれいに洗浄し、片付けます。周囲を掃除して、作業後の残骸を残さないようにしましょう。
これで外壁塗装のDIYは終了です!ただし、安全第一を忘れずに、高所作業が必要になったら、無理せずプロに任せてください。
外壁の部分塗装をDIYで成功させる方法とは
外壁塗装のDIYを成功させるためのポイントをお伝えします。以下のアドバイスを参考にしながら、ぜひ楽しんで作業に取り組んでください!
洗浄をていねいに行う
外壁塗装の最初のステップで、ここを怠ると後に響くのが洗浄です。外壁の表面に汚れや古い塗料が残っていると、塗料がうまく密着しません。これでは新しい塗料がすぐに剥がれてしまいます。高圧洗浄機や専用の洗浄剤を使って、外壁をきれいにしましょう。これが、塗料の持つパワーを最大限に引き出す秘訣です。
養生はしっかりと行う
塗装作業中の養生は、自分の家にも近所の家屋にもとても重要なアイテムです。塗料が周囲の壁や窓ガラスに飛び散ると、後片付けが大変ですし、美観も損なわれます。テープや新聞紙、ビニールシートで塗装しない部分をしっかりと覆いましょう。これで、塗装後のガッカリを防ぎます。
高所作業は危険が伴うので避けよう
高所での作業は非常に危険です。足場工事が必要な箇所では、安全ベルトやヘルメットを装着するのはもちろんですが、経験がない場合は外壁塗装業者に任せるのがベストです。足場工事には約10万円の費用がかかりますが、安全を買うと思えば安いといえるでしょう。2階以上の高所作業は、外壁塗装業者に任せて、自分の安全を最優先に考えましょう。
塗装作業は、芸術作品を仕上げるようなものです。表面の仕上がりや光沢、塗膜の品質を維持するためには、ていねいで均等な作業が必要です。細かい作業が得意ではなかったり、DIYの経験があまりない人は、外壁塗装業者に任せることで、失敗のリスクを減らし、最高の仕上がりを実現できます。
部分的、一面外壁塗装をした方が良い3つのケース
外壁の部分塗装を検討するべきケースは、主に以下の3つです。どれも可能性のあるシチュエーションなので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 近い将来、外壁の張り替えを行う予定の場合
万が一、近いうちに外壁を張り替える予定があるなら、部分塗装でしばらくの間凌ぐのが賢明です。これにより、劣化が激しい部分だけをカバーし、全体の経費を最小限に抑えることができます。1〜2年以内に大規模な張り替えを計画しているなら、この方法でコストを節約しましょう。家のメンテナンスは効果的かつ経済的に行うのがベストです。
2. 一部の外壁建材だけ、塗装が必要な場合
レンガやタイルなどの一部の外壁建材にだけ塗装が必要な場合、全体を塗り替えるのはもったいないでしょう。部分的な塗装工事で済ませることで、時間もお金も節約できます。例えば、外壁の一部に汚れが目立つ箇所があるなら、その部分だけをさっと塗り替えることで、家全体の美観を保つことができます。ただし、状態によっては、見た目は部分的な塗装工事で済むように見えても、見えない部分が破損している可能性もあるので、必ず外壁塗装業者の点検を受けましょう。
3. 築年数が浅いが、極端に一部が劣化してしまった場合
築年数が浅い建物にもかかわらず、一部だけがなぜか急速に劣化している場合、部分塗装が最適です。築5年以内や前回の塗装から5年経っていない場合、特定の箇所だけの塗装で済ませましょう。たとえば、大きなひび割れが発生している部分や、雨水が内部に浸入している部分があるなら、早めに部分塗装で対処しましょう。放置すると修繕費用がかさむ可能性がありますので、早めの補修が重要です。
部分塗装は、全体のコストを抑えつつ、劣化を防ぎ、家の美観を維持するための効果的な方法です。これらのケースに当てはまる場合、部分塗装を積極的に検討してみてください。
外壁の部分塗装にかかる工事費用・期間
外壁の部分・一面塗装と全面塗装の工事費用や工事期間は、どのくらい差があるのでしょうか。部分塗装や一面塗装を外壁塗装業者に頼むと、足場工事費用込みで30万円から40万円ほどかかります。一方で全面塗装(40坪の家屋の場合)は90万円から160万円ほどが費用相場です。一見、大きな差があるように見えますが、実は一部塗装が割高なこともあるんです。なぜならば、人件費と足場工事のコストは全面塗装でも部分塗装でも同じようにかかってくるからです。塗料の量は減りますが、工事期間がそれほど変わらないため、人件費は大幅には下がりません。足場工事も、部分塗装でも必要になることが多いです。全面と比べて足場は少し減りますが、その部分だけの足場設置ってのは効率が悪く、結局コスト削減にはつながらないケースが多いと言えるでしょう。
工事期間は、全面塗装だと7〜10日かかり、部分塗装や一面塗装でも1週間くらいはかかります。全面塗装と比べて2〜3日しか短縮されず、大幅な時間節約には残念ながらなりません。そのため、費用と工期を考えると、部分塗装は経済的な選択とは限りません。つまり、外壁塗装の部分塗装が一番得なのか、全面塗装がいいのか、しっかり検討する必要があります。費用と工期をしっかり把握して、最適な選択をしましょう。
部分塗装と比べた時の、全面塗装のメリット
外壁塗装において、部分塗装や一面塗装をおすすめしてきましたが、全体的に考えると、やはり全面塗装がおすすめされる可能性が高いです。全面塗装の方がおすすめの理由は以下です。
総合的なコスト面でのメリット
全面塗装工事は初期の費用が高く感じるかもしれませんが、長期的に見れば経済的です。部分塗装は一回の工事費用が安く済む場合がありますが、数年後に再度部分塗装を行う必要が生じることがあります。そのため、部分的な修繕を重ねるよりも最初から全体を一気に塗り替える方が経済的です。
美観の維持
全体的に塗装することで、家の外観を均一で美しく保つことができます。特定の部分だけが新しく塗装されると、他の部分との色調の違いや劣化が目立つことがあります。
家屋の保護と耐久性の確保
塗装は家屋を外部の自然から保護する重要な役割を果たします。定期的な全面塗装によって、劣化や破損のリスクを軽減し、将来の高額な修理費用がかからないようにできます。外壁は常に風雨や紫外線の影響を受けているため、継続的な保護が必要です。
工期の短縮と作業の効率化
一度に全体を塗装することで、全体的な作業期間が短縮されます。部分塗装を一度行うと、またすぐに全面塗装を行うタイミングがきてしまう、もしくは部分塗装を何度も繰り返し行なわなければならない、全体塗装に比べると作業の効率が落ちることがあります。家の外観が長期間にわたって工事中の状態が続かないのも、全面塗装の利点です。
外壁塗装を検討する際には、部分塗装をおすすめするケースもありますが、長期的な視点で考えると全面塗装が最良の選択です。特に、美観の維持や家屋の保護、経済的な観点から全面塗装を検討することをおすすめします。部分塗装を選ぶ場合でも、将来的には全体塗装の必要性を考慮し、適切なタイミングで計画することが大切です。
埼玉県坂戸市の特徴と外壁塗装業者の事情
埼玉県坂戸市の地図
埼玉県坂戸市は、当社の大切な施工エリアです。これまでたくさんの方からご連絡を頂き、調査はもちろんの事、お住まいの屋根や外壁に係る全体修繕から部分的な補修まで幅広く対応させて頂いております。2024年6月現在で人口約9万9千人、世帯数は約4万8千世帯が住んでいますのでたくさんの施工業者も存在しています。この坂戸市には、東武東上線の坂戸駅、北坂戸駅、若葉駅、そして東武鉄道越生線の西大塚駅があります。池袋駅まで約40分で行けるので、都心へのアクセスも抜群。ベッドタウンとしても人気が高いです。自然も豊かで、秩父山から流れる高麗川や越辺川が市内を流れており、緑も豊かです。一方で大型スーパーがたくさんあり、日常の買い物にも困りません。こんな住みやすい環境が揃っているからこそ、坂戸市は「住みやすい街」として多くの人に愛されています。
坂戸市で屋根や外壁塗装をお願いしたい場合、50件以上の事業者が対応可能ですので周辺の市にある外壁修理事業者も視野に入れて、じっくり時間をかけて探してみましょう。お客にとって業者選びは工事の成功を左右させる非常に重要なプロセスです。
埼玉県坂戸市で外壁塗装を行う際に必要な費用を減らす方法
坂戸市で外壁の一部を塗装する際、予算を削減する方法はいろいろあります。ただし、最適な方法は状況や修理内容によって異なるため、信頼できる外壁塗装業者に相談することが重要です。しっかりと情報を集め、確認を行うことで、納得のいく修理を行い、予算管理に役立てましょう。また、DIYで部分塗装をする場合は、以下に紹介する予算削減方法が適用されない可能性がありますので、注意が必要です。
①職人を自社で抱える業者に依頼
まず、外壁塗装業者選びで費用を抑えられる可能性があります。ポイントは、自社で職人を抱えている業者を選ぶこと。外壁塗装業者には、自社で抱えている職人が作業する会社と、下請け業者に頼むところの二通りがあります。意外かもしれませんが、営業だけを専門とする業者も多いです。例えば、大手ハウスメーカーは、塗装工事を下請けに任せるのが一般的。これだと、手数料が上乗せされて工事費が高くなることもあります。しかし、自社に職人を抱えている業者に直接依頼すれば、その手数料がカットされるので費用が節約できます。そのため、外壁塗装業者を選ぶときは、しっかりと情報を集め、自分の予算やニーズにピッタリの信頼できる業者を見つけましょう!
②相見積りを取る
続いてコスト削減に繋がる方法としては、複数の外壁塗装業者から見積りを取ることです。おすすめは2〜3社からの相見積りです。1社だけの見積りでは、その業者の実績や信頼性、価格の妥当性が見えにくくなります。2〜3社から見積りを取れば、価格はもちろん、サービス内容や使用する材料の違いまでしっかり比較できます。さらに、部分塗装がベストか、思い切って全体塗装にするべきかをプロに相談できます。
業者の信頼性や実績も、工事費用と同じくらい重要なポイントです。過去の施工事例や口コミをチェックして、信頼できる業者を選びましょう。また、スムーズにコミュニケーションが取れる業者なら、相性が合っているかもしれません。最終的には、自分に合った頼りになる塗装業者を見つけて、理想の外壁に仕上げましょう!
③埼玉県坂戸市で外壁塗装工事に適応される補助金
坂戸市では2024年6月現在、坂戸市商工会より、住宅や事業用建物のリフォーム工事の一部補助が出ています。坂戸市内の住宅または店舗の改修工事を行った市民に対して、3万円を限度に、改修工事に要した費用の100分の5に相当する額を補助してくれます。2024年6月10日から受付が開始され、補助金額が予算枠を超えた場合は受付終了となるため、早めに確認しましょう。
④外壁の部分塗装工事に適応される火災保険
火災保険で外壁の部分塗装工事に対して費用が出る場合はありますが、前提として、自然災害による損害で外壁塗装が必要になったときにのみ適用されます。つまり、経年劣化での塗装は保険外です。さらに、自然災害が原因で外壁塗装が必要でも、保険契約の内容や条件によっては保障されないことも。ここで、大切なポイントを確認してみましょう。
まず、火災保険の適用条件はとても厳しいです。契約内容をしっかりと読み込んで、条件を満たしているか確認することが必要です。これを怠ると、期待していた補償が受けられないことも。最後に、外壁塗装業者に相談する際には、保険が適用されるかどうかも含めて話してみましょう。何が適用されるか、どんな条件があるか、プロの意見を聞くのが一番です。さあ、知識を武器に、外壁塗装の道を進みましょう!
悪徳業者には気をつけて!外壁塗装工事にもたらす危険性
外壁塗装工事を格安で提供する業者には、注意が必要です。相場よりも大幅に安い見積りが出てきた場合、悪徳業者の可能性が高いです。通常、相場費用よりも10万円以上、工事費用がかかることはまずありません。外壁塗装は素材や人件費などがコストに含まれるため、大幅な値引きは、品質や法令遵守に問題がある場合もあるので注意してください。
悪徳業者の手口として、低品質な塗料や不適切な下地処理を行うことがあります。また、違法な労働条件で作業員を使ったり、契約後に追加費用を要求したりすることもあります。結果として、最初に見積りよりも高額になってしまうケースも考えられるので、大きく損をしてしまう可能性があります。信頼できる業者を選ぶためには、口コミや評判、実績をしっかりと調べましょう。契約前には、契約内容や保証、アフターサービスについても確認しましょう。問題が生じた際に適切な対応がなされるかどうかも事前に確認することが大切です。安価な見積もりに誘われても、最終的には品質と信頼性を重視することが、長期的には良い結果に繋がります。
理想の外壁塗装業者を選ぶための7つのコツ
外壁塗装業者選びに失敗しないための7つのコツをしっかりと抑えていきましょう。
- ①契約書内容を確認
- ②施工後の保証内容を確認
- ③現地調査を石綿含有建材調査者が行っているかどうか
- ④2〜3社から相見積りをとる
- ⑤ライセンスと保険の有無を確認
- ⑥実績とレビューをチェック
- ⑦外壁塗装業者として、10年以上の実績があるか
①契約書内容を確認
外壁塗装業者との契約書の確認は欠かせません。契約条件や料金について十分に理解するために、契約書をじっくりと読みましょう。また、疑問点や不明な点があれば、遠慮なく外壁塗装業者に質問してください。契約内容を明確に理解し、トラブルを未然に防ぎましょう。
②施工後の保証内容を確認
外壁塗装業者を選ぶ際には、施工後の保証についてもしっかりと確認してください。信頼性のある外壁塗装業者は、施工後の保証期間や内容を明確に説明し、適切に対応してくれるはずです。保証内容を確認し、安心して業者を選びましょう。
③現地調査を石綿含有建材調査者が行っているかどうか
住宅の修理や改修工事において、アスベスト事前調査が2022年4月から義務化され、2023年10月からは石綿含有建材調査者の資格が必要となっています。外壁塗装業者はこの調査を慎重に行う必要があります。信頼性の高い業者を選ぶためには、行政の指針に基づいた手続きを確認してください。
④2〜3社から相見積りをとる
外壁塗装業者に依頼する際は、2〜3社の業者から相見積りを取ることが重要です。ただし、工事費用だけでなく、品質や信頼性も比較検討した上で、自分に合う事業者を選びましょう。
⑤ライセンスと保険の有無を確認
外壁塗装業者が必要なライセンスや保険を持っているかを確認してください。外壁塗装工事には直接的なライセンスは必要ありませんが、関連する作業には特定のライセンスが必要な場合があります。適切な保険に加入していることを確認することも、万が一の事故やトラブルを考えるととても重要です。
⑥実績とレビューをチェック
外壁塗装業者を選ぶ際には、過去の実績や顧客のレビューを確認してください。オンラインで口コミやレビューを検索し、星の数だけでなく、口コミの内容もしっかりと確認しましょう。口コミ情報は一つの判断材料になりますが、それを鵜呑みにするだけではなく、複数の情報源を総合的に考慮することが必要です。
⑦外壁塗装業者として、10年以上の実績があるか
外壁塗装業者として、10年以上の実績があるかどうかを確認しましょう。10年以上の実績を持つ業者は、その間に多くのプロジェクトを手掛け、一定の評価を得ている可能性が高いです。ただし、会社の存続期間だけでなく、実際に外壁塗装事業を長期間継続しているかを確認することも重要です。
坂戸市での部分塗装や一面塗装は当社で相見積りを
当社代表取締役社長の近澤泰義
外壁のDIYを行う場合は、必ず要点を押さえておきましょう。まず、DIYでも適切な材料を用意し、施工中は安全第一で取り組むことが肝心です。隣近所とのコミュニケーションも忘れずにし、塗料の扱いや産業廃棄物の処理にも気を配る必要があります。そうすれば、さまざまな危険に対処できるでしょう。また、DIYが原因で雨漏りが発生するリスクもあります。工事が塗料の指示書通りに進まず結局業者を呼ぶ場合には、ご自身で行った作業が返って回収費用として別途かさんでしまう事にもなりうります。そのため、作業を慎重に行うことが求められます。最後に、塗料の品質にもこだわりましょう。耐久性や美観を確保するためには、メーカーの基準に沿った選定が必要不可欠です。
DIYを検討する場合には、前回の外壁塗装業者によるアフターケア期間を確認してください。アフターケア期間中であれば、必要に応じて部分塗装を依頼することも可能です。当社では天候によるダメージなどに迅速に対応し、部分塗装を提案することもあります。まずは無料の現地調査を受けて、最適な対策を検討してみてください。さらに、複数の外壁塗装業者から見積りを取りましょう。当社では、2社以上からの相見積りをおすすめしています。信頼性の高い業者を選ぶために、慎重に検討することがポイントです。
当社で実施した外壁塗装工事の事例
当社で対応したお客様の声
業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。
埼玉県狭山市生まれ・狭山市育ち。屋根工事業をメインに建築塗料・塗装業にも携わり20年以上。6000件以上の施工実績。現在は、株式会社CHIKAZAWA代表取締役社長として、現地調査に必ず出向き・自身で家の診断を行い、お客様に高い満足と安心を提供し続けられるよう、塗装工事のサービスだけでなく建物全体の改修工事を重点に品質の向上に取り組んでいる。この記事を監修した人
近澤 泰義株式会社CHIKAZAWA
代表取締役社長
自信があります。お任せください。2社以上からの相見積もりを取る事をお薦め致します。
屋根工事・雨樋工事
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