実際にあった雨樋修理で悪徳業者が起こした被害トラブル・雨漏り

悪徳業者や屋根の飛び込み営業について色々当社でもお客様に対し注意喚起をしています。重複となり大変恐縮ではありますが、飛び込み営業の方には絶対に屋根に上らせてはいけません。場合によってはソーラーパネル設置や別件を装い、そこから不安を煽る事もあります。もちろん、すべて業務内容だとは思いますが、アンテナ設置などあらゆる方法で屋根に上ろうとしますが、一見良い話、少なくとも悪い話ではないと思ってもすぐ機転を効かせて屋根には上らせないようお願い致します。

さて、今回は雨樋に係る悪徳業者についての紹介をさせて下さい。屋根とうまく組み合わせて契約となるケースも多いだけに、様々な理由を述べて高額請求のボッタくりが発生、あるいは実際に工事は行ったが、中途半端で終わってしまい、工事費用がまた必要になる被害に遭うといった声もやはりよく聞きます。そこで悪徳業者や技術のない業者によって雨樋工事が行われると家がどういう事になるのかについての簡単な事例、そして、どうすれば大切な家のメンテナンスでまともな業者を選ぶことができるのかの2点を中心に説明します。何事もそうですが、姿・形は時代とともに変わっていきますがその本質はいつの時代も変わりません。

ちょっとした雨樋工事が激しい劣化の始まりに

稀ではないにしても当社のお客様の事例でしばしば見かけるのが「過去の業者の施工方法によって家が劣化しやすい環境になっている」という実態です。家のメンテナンスで一番気を付けるべき点は家全体の防水性です。放置しても問題がなければ別に工事をしなくてもいいのです。ですが、防水性に係るのが屋根、塗装、雨樋、外壁、この4点。どの項目も正確に、適切なプロセス・配置によってしっかりと全体の高い防水性が実現されます。つまり経験のない業者や、自社の売上の都合ばかり考える悪徳業者を選んでしまうと、防水性がうまく担保されていたのに家のフォーメーションを崩して余計な施工をされてしまい、逆に経年劣化を早めてしまう事態を作ってしまうという事が起きてしまうわけです。

悪徳業者で実際に起きた雨樋工事の事例｜雨樋の経路を考えずに落とし口を作らないで完工

屋根と雨樋のセットで施工する業者側がコストを抑えながら完工したいと思っている場合、例えばその施工プランが板金屋根から別の屋根材へと変更する際には、その仕様の都合だけを優先してしまい、屋根の雨押えから軒先or軒天への距離が短すぎるあまり、雨の逃げ道の経路である落とし口を作らない、あるいはわざわざ集水マスを外して、そのまま完工されてしまうケースが実際にあります。完工と聞くと聞こえは良いですが、業者によっては「まぁこんな感じ」といった中途半端で終わる事が実際にあるわけです。もしそんな事が起こってしまえば当然、集水マスが外された訳ですからそのまま都度水が落ちる事となり、その周辺の箇所は当然激しい劣化状態へと変化します。短い距離で横に曲げられる集水マスへの変更を行い、工事によって生じた新たな経路の必要な提案をお客様にするのが、まともな業者が行う事で、とにかくまずこういった放置の問題は起きません。

悪徳業者で実際に起きた雨樋工事の事例｜雨樋の適した留め具を設置せず排水経路の微調整ができない状態で完工

お客様の多くはあまりこの点についてもご存知ない方が少なくありませんが、雨樋の金具・留め具の名称や設置する方法などの基本的な内容を知る事も家の防水性への被害を守る大きな手立てになるという事を覚えておいて下さい。雨樋に関する基礎知識を付けることで、屋根を正しく守っていきましょう。

雨樋の細かい詳細については別途記事でも取り上げますが、屋根の縁に沿うように横向きに設置されている「軒樋」には、雨樋を支えるための鼻隠しがあります。
軒樋を支えるための金具の種類や付け方は、屋根や外壁の状況によって異なります。異なるという事は状況に合わせて、雨樋の金具を設置する際の注意点があるという事です。雨樋の金具を設置する際の注意点は、主に以下の3つです。

• すでに空いている穴にコーキングを施す
• 軒樋金具は適した勾配をつける
• 縦樋金具の固定位置に注意する

雨樋の金具を設置する前に注意点を確認しておくことで、施工の失敗を防ぎやすくなります。

悪徳業者で実際に起きた瓦屋根修理の事例｜屋根にコーキングを使用して逆に雨漏りが発生

これも稀ですが、実際にあった話で雨漏りに困ってるお客様の屋根に上らせて頂いた時に、雨漏りを止めるということで、現地調査を行うと瓦屋根の一枚一枚の裏側にコーキングを打って固定したり、その瓦の下地部分にもコーキングを打ったりして「水が抜けないような状態」を作ってしまい逆に雨漏りが酷くなってしまっている状況があります。雨漏り工事で雨漏りの知識がない業者に頼むと、逆に無駄な費用とそれに対応する時間を捻出してしまう事になり、お金を払ったのに直らないということが起こり、さらにはその業者にまだ直ってませんよと言ったとしても、「もう私たちには手が及びません」という業者が確かにいるという事です。そういった悲惨な状況には、まともなプロに連絡する必要がありますが今一度立ち返り、なぜ起きたのか、業者が悪い、だけで果たして解決となるのでしょうか。その選定のプロセスについて具体的に考える必要があると言えるでしょう。

すべては屋根や補修する対象に興味がないところから問題がおきます。

定期的なメンテナンスを行う事が長期的にみてもっとも安く、家へのダメージも少ない最善の方法です。雨樋工事に関しては劣化状況にもより相談内容も異なりますが、梅雨時期に雨樋の相談は増えます。冬の間には落ち葉・枯れ葉が飛んだりしてやがて積み重なり、雨樋の清掃が必要となります為、多くなると感じています。雨樋についての仕組みを知る事でコストも安く抑える知識を業者と共有でき、その共有過程においても技術や実績のある業者かどうか、判断する事ができるようになるという事です。

実際に業者に見積りを依頼する際にも金額しか見えていないと「工事金額が高いけど、長期的に見て早く施工したほうがいい」という業者の発言だけを聞いて、それに従うしか方法がなくなってしまうのです。また、インターネットを使い見積もりを出すことも避けた方が良いでしょう。つまり見積り書の書類だけでは決してわからない事がある為、例えば悪徳業者の場合、現地調査は5分～10分だけでざっと目視で判断、そして金額を決める、写真すら撮らないという業者もいる為、悪徳業者に遭わない為にも立ち合いは必須と言わざるを得ません。

雨樋工事で悪徳業者に遭わない為の現地調査を行う業者のテストポイント

• 時間通り現場にきたか
• 家の間取りの測量にスケールを当てて測っているか
• 目視できない雨樋や雨樋に付帯する屋根や外壁などの部分をしっかりと把握しているか
• 現地調査全体で時間はどれくらいかけているか
• 家の付帯部の数を数えているのか
• 質問にしっかりと向き合ってくれるのか

職人気質という言葉を聞いた事があるかと思います。その中でも寡黙で不愛想で淡々とプロとして仕事を進める感じの印象があるかもしれませんが、お任せしては大切な家を危険に晒してしまう事があります。目視しただけであなたの家を判断する業者は注意をしてください。常に横に付き添って、一緒に家の問題を発見する感覚で参加する事が大切です。

雨樋修理で起きる詐欺の手口

すでに類似する記事を同業他社等のブログでお読みになっているかもしれませんが、雨樋修理に関するその手の手口は主に2つです。飛び込みや訪問販売で不安を煽って契約を押してきたり、火災保険で修理が無料になると言って契約を勧めてきたりしたら、詐欺の恐れがあるため注意しましょう。

そもそも悪徳業者を避ける事の意味

上記、いくつかの項目に亘って述べてきましたが、この「悪徳業者かどうか、詐欺かどうか」を細分化すると要は「高額請求や手抜き工事」に遭わないようにする為に知識をつけたり、相見積りでセカンドオピニオンを取ったり、現地調査に立ち会ったりと様々な観点で判断材料を得る行為が大切です。適正価格で高品質のサービスを提供できる業者を選ぶことがよりあなたの納得できる正解に近づく事と確信しています。それは何よりも大切なあなたの家の将来の為になります。住む家はご自身の身体といっても良いほど大切なものですから、将来を見据えてメンテナンスの為にも知識を得ておき、しっかりと業者と対話できるようにすることでいい加減な業者もすぐに識別でき失敗しない工事の確率があがります。

雨樋工事で悪徳業者を避ける為にも相見積りを

当社代表取締役社長の近澤泰義

安さ・割引・不安というものにどの時代も人は左右されてしまいますが、雨樋修理・交換等における施工おいて大切な事は「お客様の家の問題を解決する」というシンプルな見地に立って誠実に対処する事が何よりも重要です。そこについてくる費用こそが私達の言う「適正価格」になるわけです。必要な施工、必要ではない施工、この見分け方が一番重要です。悪徳業者は不要な工事を発注させて費用とまた技術が不十分の場合には再度施工するハメにもなる為、現地調査の立ち合いは必ず時間を割く事をお勧め致します。なぜその業者はその工事が必要と思ったのか。ぜひ質問して下さい。当社は、外壁塗装・屋根塗装工事を始めとし、瓦屋根やスレート屋根などの補修や外壁の張替え、雨漏りの対応なども行っていますので雨樋工事においても家全体への配慮をしながら遂行致します。狭山市、川越市、東村山市に事業所を構え、埼玉県・東京都の全20都市にて対応可能です。無料にて現地調査を行います。また当社では2社以上へ見積もり依頼をすることをおすすめ致します。『営業から雨樋工事をすすめられた』『火災保険で無料だから今のうちにやっておいたほうがいいといわれた』等、些細な事でも構いません。是非ご相談・ご連絡下さい。診断だけでも大歓迎です。

【当社の施工例】雨樋工事の施工例と、そしてお客様の声

当社が行った雨樋工事の例やお客様の声をご紹介します。どの家も家の作りが違いますのでその状況もまた異なります。その家に合った適切な施工を行います。作業場が高所の場合、どの業者も同様に足場工事が必要となる場合があります。その場合は、この機会に合わせて屋根と外壁をセットにして、予算を圧縮した形でご依頼されるお客様もいらっしゃいます。

雨樋工事の事例

当社で雨樋工事を実際に依頼されたお客様の声

業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積もり依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。