真夏の外壁塗装・屋根塗装は不向き?適正時期やメリットとデメリット
季節は夏場、特に真夏となると気温が上昇しているのを肌で感じますよね。昨今では真夏ではない時期でも気温が異常に高い、といった気象庁からの発表も見るようになりました。例えば、2022年の梅雨明け後では、地域によって気温40度越えなど記録的な暑さを更新しました。こんな灼熱の暑さの中、外壁塗装工事や屋根塗装工事は本当に行えるのか、問題ないのかといったお問合せを頂く事は実は少なくありません。そこで今回は外壁塗装の適正時期、夏場の暑い時期は適当なのか、避けた方が良いのかについて等、所沢市、川越市、狭山市、東村山市を含む埼玉県・東京都の全18都市にて外壁や屋根の塗装を始めとし、雨樋、雨漏りの工事や屋根の葺き替えなどを行う株式会社CHIKAZAWAの代表取締役社長 近澤泰義さんに、そのメリットやデメリットなどをお伺いしました!
真夏は外壁塗装工事を行うのに適正時期なのか?
そもそも、なぜ外壁塗装を真夏に行うことが不向きだと思われているのでしょうか?それは、外壁塗装ができる気象条件に適さないのではないかと懸念されるからです。外壁塗装をするには、以下の条件があると言われています。
- 気温が5℃より高い
- 湿度が85%未満で、晴れている場合(雨が降っていると湿度が85%を上回るため塗装工事はできません)
- 強風、降雨、降雪など悪天候の時以外
- 結露が発生していない時
つまり外壁塗装工事をするには、雨や雪が降っていない日で気温が5℃以上の時に施工を行うことができます。真夏でも晴れていたら、湿度85%を超えることは基本的にはありません。また気温ももちろん、5℃以上になるでしょうし、台風を気にされる方もいらっしゃいますが、悪天候になるのはどの季節も変わらないため、真夏に外壁塗装が不向きとは限らないのです。
プロに聞いてみた!真夏に外壁塗装の工事はできる?
外壁塗装工事の専門業者であれば、天気や湿度を加味してスケジュールを立ててくれるので、真夏であろうと雨季であろうと、施工を行うことに問題はありません。しかし、どの季節にやるにしても、経験豊富な外壁塗装業者を選ぶことをおすすめします。外壁塗装のクオリティに関わることはもちろんのこと、例えば夏に施工する場合、業者によっては外壁塗装工事中にはクーラーを使わないで欲しい、という会社もあるからです。外壁塗装工事中は基本的に窓を開けることができないため、クーラーがないと家で過ごすことはとても難しくなります。そのため、真夏に外壁塗装工事を行う際には、クーラーを使うことができるかを塗装会社に事前に確認しておきましょう。
夏に外壁塗装工事を行うメリット
夏に外壁塗装工事を行うメリットを見ていきましょう。
1. 晴れる日が続きやすいので工事がスムーズ
夏は比較的晴れている日が多いシーズンです。晴れ間が続くと言うことは当然、工事がスムーズに行われることになります。台風が来て工事ができないなどもありますが、台風だと大体数日で通り過ぎるため、他のシーズンに比べても比較的スケジュール通りに塗装工事を行うことができるでしょう。
2. 塗料の乾燥が比較的早め
塗料が乾燥するのに必要な時間は、塗料によって最低限定められておりますが、夏場は晴れている日が多いため、比較的塗料が早く乾くでしょう。塗料が早く乾くことによって、その日の作業は早めに終わるため、工事時間の短縮にも繋がります。
3. (事業者によっては)閑散期なので値段の交渉ができるかも
外壁塗装工事を依頼する業者によって異なりますが、事業者によっては夏場が閑散期という会社もあります。そのため、もしその事業者のスケジュールに余裕がある場合は、値段の交渉をすることができるかもしれません。しかし、外壁塗装にかかる費用はどの事業者もほとんど変わらないと言われています。工事費用が10万円以上安くできるところは、人件費を削っていたり、塗料の質を下げてくる可能性もあるため、注意が必要でしょう。
夏に外壁塗装工事を行うデメリット
夏場に外壁塗装工事を行うデメリットを確認していきましょう。
1. 室内でエアコンが必須
夏は温度が高く、特に近年は30度以上になる地域も多く出てきています。そうするとエアコンは必須アイテムになりますよね。特に外壁塗装の工事中は基本的に、窓を開けることができないため、エアコンがないと室内で過ごすことが難しくなります。
2. 塗料の匂いが気になる
匂いは温度が上昇するほど強くなるため、塗料の匂いが気になりやすくなる可能性があります。また近所の方も窓を開ける可能性があるため、事前に外壁塗装工事を行うことを伝えておくと問題が起こりにくいでしょう。
もし匂いが気になる場合は、匂いの少ない塗料を選ぶことも可能です。塗料の匂いは、ホルムアルデヒトという物質の発散量によって等級が定められていません。 JIS(日本工業規格)、JAS(日本農林規格)などの表示記号では、発散量が一番濃いものを「F☆」、発散量が最も少ないものを「F☆☆☆☆」と定められています。そのため、「F☆☆☆☆」の塗料を選ぶことをお勧めします。
3.雨が降ると湿度が85%以上になる可能性がある
真夏だけではなく全ての季節に言えることですが、雨が降ると湿度が85%以上になる可能性があります。湿度が高い時に塗料を使用すると、下塗材の浸透を下地の水分が阻害してしまい、下塗材の付着力を低下させます。そうすると塗料の密着不良が起こってしまいます。また、下地の水分がその上の塗膜を押し上げて、塗膜の膨れが発生する恐れがあります。下塗りを塗り、その上から中塗り、その後に上塗りを行うため、合計で3回塗る作業が行われます。一般的な外壁塗料では、乾燥時間を4時間取ります。そうすると1つの場所につき、乾燥時間は合計で8時間以上必要なります。プロであれば、しっかりと塗料を塗った後は乾燥期間を取り、また必要であればコンクリートの含水率を測定いたします。
4. 気温が40度近いと塗料の性能が落ちる可能性も
暑い日が続く夏ですが、気温が40度近くまで上昇すると、塗膜に泡(ピンホール)が生じやすくなると言われています。そうすると塗料の性能が落ちる可能性があります。回避するためにプロですと、朝早い時間から作業を行い、40度近い時は避けるなどして工夫をしています。
真夏に外壁塗装工事を行うときの職人の対策
暑すぎるので職人が熱中症になるのでは、という優しい声をいただきます。プロの塗装業者であれば、職人の健康状態も考えて無理のないように水分補給、塩分補給をしながら行います。また、1時間ごとに休憩を取ったり、比較的涼しい午前中に作業をしたり、扇風機がジャケットについているファンジャンパーを着るなどの熱中症対策グッズを利用したりして、無理のないように心がけています。熱中症は現代において社会問題になっているため100%大丈夫とは誰しも言えない状態ですが、経験豊富な外壁塗装工事の業者であれば、熱中症対策もしっかりとおこなっています。
外壁塗装工事を行うベストなシーズンはいつ?
外壁塗装工事を行うベストシーズンは一般的に、天気が安定している春や秋と言われていますが、実際はシーズンはそこまで関係しません。なぜなら、どのシーズンでも雨は降る可能性があるからです。むしろ、春や秋は問い合わせが多く、工事の予約が取りにくい可能性もあります。もし時間に余裕がある場合は、事業者が空いているシーズンで工事を行いましょう。もしかしたら、工事費を少し安くしてくれるなど嬉しいことが起こる、かもしれませんよ!
経験豊富な外壁塗装業者はどんな季節でも対応可能
上記の通り外壁塗装工事を行うのに、実は季節はあまり関係がありません。もちろん雨天の際には工事を中止することもあり、当初よりスケジュールが伸びる可能性もありますが、それは春や秋などの比較的、天気が安定している季節でもどうなるかわからないことです。また、経験豊富な外壁塗装工事の事業者であればどの季節に行っても、安定した高いクオリティの外壁塗装工事を実現します。そのため、真夏でも真冬でも外壁塗装工事を行うことができるでしょう。失敗しない外壁塗装工事とはまさに業者選びの一言に尽きますので、必ず相見積りを取り、現地調査をさせて、そういった一連の流れで見極めてベストな業者選ぶ事が大切です。
当社は、熟練された職人集団による外壁塗装を始めとし、屋根塗装、外壁の張替え、雨樋交換、雨漏り修理など修繕工事をおこなっています。東村山市、狭山市、川越市に事務所を構えており、埼玉県・東京都の全18都市にて無料で現地調査を行います。業者の選定は非常に重要な過程ですので2社以上へ見積もり依頼をすることをおすすめ致します
施工例紹介|外壁塗装の施工例とお客様の声
当社が狭山市、川越市、所沢市で行った外壁塗装施工事例及びお客様の声をご紹介します。それぞれ家の作りが違いますのでその状況もまた異なり、その家に合った適切な施工を行います。外壁塗装工事は高所での作業が多いため、どの業者も同様に足場工事が必要となる場合があります。その場合は、この機会に合わせて屋根と外壁をセットにして、予算を圧縮した形でご依頼されるお客様もいらっしゃいます。
狭山市・所沢市・川越市・東村山市|外壁塗装の施工例
所沢市・川越市・狭山市|お客様の声・当社への評価
業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積もり依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。
自信があります。お任せください。2社以上からの相見積もりを取る事をお薦め致します。
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株式会社CHIKAZAWA
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