屋根塗装で遮熱塗装を行う効果やデメリット|狭山市・東久留米市・ふじみ野市
観測史上最短で梅雨が明けて夏が到来、地域によっては40度以上になるなど夏の暑さ対策は深刻になってきました。熱中症にならないようにクーラーを入れても、暑すぎてなかなか効かない、電力制限が出て温度を下げづらい!なんてことも発生しています。灼熱の暑さを乗り越えるために、少しでも家自体の気温を下げるような仕組みがあります。それは遮熱塗装です。次回の屋根塗装を検討する為にもぜひこのページで遮熱塗装について知っておきましょう。所沢市を含む埼玉県・東京都の全18都市にて外壁や屋根の塗装を始めとし、雨樋、雨漏りの工事や屋根の葺き替えなどを行う株式会社CHIKAZAWAの代表取締役社長 近澤泰義さんに、遮熱塗装のメリットやデメリット、おすすめの遮熱塗料をお伺いしました!
遮熱塗装とは?普通の塗装とどう違うの?
塗装業者から屋根塗装で遮熱塗料を勧められたが、遮熱塗料がどんなものなのか、普通の塗料との違いもわからず、判断に困った事、ありませんか?遮熱塗装とは熱を遮るという漢字のごとく、太陽光を反射し、建材の温度上昇を抑える塗料のことを指します。通常の塗料は熱がそのまま屋内に入り、室内の温度が上昇しやすい傾向にありますが、遮熱塗装は熱を反射するため、室内の温度が上昇しにくいと言われています。遮熱塗装には屋根用と外壁用があり、より効果を高めるには両方使用することをおすすめします。
屋根の塗装を遮熱塗装にすると得られる効果とは
遮熱塗装の効果とはずばり、太陽の熱を遮ることです。熱を遮ることで屋根や外壁の表面の温度を下げて、室内の温度も低下すると言われています。塗料のメーカーによりますが遮熱塗装を行った場合、効果としては屋根の温度が最大10度、室内の温度が最大3度下がると言われています。
遮熱塗装の効果が出やすい環境・出にくい環境
遮熱塗装をすぐにでもやりたい!と言う人もいるかもしれませんが、実は効果が出やすい環境と出にくい環境があるため、自分の家は効果が出やすい環境なのかどうか事前に見極めましょう。
吹き抜け、金属屋根、3階建ての家などは効果が出やすい
吹き抜けがあったり、3階建てだったりすると、より太陽光で室内の温度が高くなる傾向にあります。また金属の屋根は表面温度が高くなりやすい傾向にあるため、効果が期待できるでしょう。
日当たりが悪い家や寒冷地域は、効果が出にくい
遮断塗装はただ単に室内の温度を下げるのではありません。太陽光を遮ることで、室内に光が行くのを妨げた結果、室内の温度が下がる傾向にあると言う仕組みです。そのため日当たりが悪い家や寒冷地域は、遮熱塗装の効果が出にくい傾向にあります。
屋根に遮熱塗装を施すことで、より効果を高めるコツ
早速、屋根に遮熱塗装を施していきたいと思います!遮熱塗装の効果をより高めるコツが4つありため、遮熱塗装工事を行う前にしっかりと把握しましょう。
反射しやすい色を選ぶこと
遮熱塗料の色をなるべく白に近い色を選ぶことで、より遮熱塗料が太陽光を反射し、室内に光を通しにくくします。
遮熱塗料の種類は効果が高いものを選ぶ
通常、シリコンを選ぶのが一般的ですが、遮熱塗料の効果を高めるにはフッ素を選ぶと良いでしょう。価格は上がりますが効果も期待できます。
浸水性の高い塗料を選ぶこと
屋根や壁の表面に汚れがあると、遮熱塗装の効果はあまり発揮できません。撥水性が高い塗料であれば雨が降った際に表面の汚れが落ちやすくなるため、撥水性が高い遮熱塗料を選びましょう。
屋根にも壁にも遮熱塗料を塗ること
太陽光が室内の気温を上げる原因であると思うと、遮熱塗装を行うのは屋根だけでいいのではと思いがちですが、外壁も太陽光の影響を大きく受けます。そのため、外壁及び屋根、どちらも遮熱塗装を行うとより効果的です。ただし、屋根は問題ないのですが、外壁に遮熱塗料を塗ると断熱効果が薄れるため、冬が寒い地域は屋根塗装のみにしましょう。
遮熱塗料を屋根・外壁に塗装するメリット
遮熱塗装のメリットは室内の温度を低下させるだけではありません。家自体にも良い影響をもたらします。結果、家屋の寿命を延ばす効果にも繋がるため、特に屋根は遮熱塗装を施すことをおすすめします。
1. 室内の温度が下がる可能性がある
遮熱塗装の最大のメリットであり、多くの方が期待している効果、それが室内の温度を下げてくれることです。屋根や外壁の表面温度を下げることにより、暑さが軽減される傾向にあります。また、遮熱塗装をする際には屋根のみならず、外壁にも施すとより効果が高まります。しかし前述した通り、冬には保温効果が薄まる可能性があるため、ご自身の体調などを考慮して、両方行うのか、屋根または外壁どちらかを行うのかを決めましょう。
2. 冷房にかかる費用が下がる可能性がある
屋根や外壁に入る太陽からの熱を遮ることにより暑さを抑える傾向にあります。そうすると、部屋の温度と設定温度の差が縮められる傾向にあるため、冷房にかかる費用が下がる可能性があります。費用を大幅に変えるのは難しいかもしれませんが、省エネに繋がるでしょう。
3. 熱による劣化を妨げ、屋根材や外壁の寿命が長持ちする
屋根材や外壁は太陽光により劣化しますが、遮熱塗装を施すとその劣化速度を遅くする傾向にあります。普通の屋根のシリコン塗料ですと9年ほどでメンテナンスのタイミングがきますが、遮熱シリコン塗料でしたら10〜12年ほどでメンテナンスのタイミングがきます。遮熱フッ素塗料だと15〜20年ほどでメンテナンスのタイミングとなります。また、塗膜が劣化しにくいと、結果、建材の防水性も長持ちするため、長い目で見た時にメンテナンス費用を抑えるのにも効果的です。
遮熱塗料を屋根・外壁に塗装するデメリット
メリットが多い遮熱塗装ですが、デメリットになる点もあります。それはズバリ、費用です。普通の屋根のシリコン塗料と遮熱シリコン塗料を比較した場合、20〜25坪数で1〜2万円ほどの差があります。遮熱フッ素塗料の場合は、遮熱シリコン塗料から20〜25坪数で、さらに2〜3万円ほど高額になります。また、遮熱塗料も経年劣化すると遮熱性能は落ちます。そのため通常の塗装と同じように塗り直しが必要になる時期がきます。さらに、塗料のカラーバリエーションも通常のものに比べて少ないため、遮熱塗料だと希望の色がない場合があります。
遮熱塗装を屋根や外壁に塗ることで、冬は寒くなる?
熱を遮ってしまうのであれば、冬は逆効果ではないだろうかと考える人もいるかもしれません。全く影響がないわけではありませんが、トータルで見てみると、屋根に遮熱塗装をした方が電気代は浮きます。
ただし、外壁塗装は冬の寒さに影響する場合があります。冬は日射角度が夏よりも低いため外壁に多く照らされます。そのため、外壁に遮熱塗装を施していると寒く感じる可能性があります。また、冬は乾燥しており大気に水蒸気が少ないため、光が拡散しにくくなる傾向にあります。冬は寒さが気になる地域にお住まいなのであれば、遮熱塗装は屋根のみに施すと容易でしょう。
また、もし遮熱効果も保温効果も欲しいという方は、断熱塗料を使用すると良いでしょう。遮熱塗料よりも高額にはなりますが、断熱は冬は室内の温度を外に逃さない効果を発揮し、夏は夏の伝達をおそめてくれるため、どのシーズンでも役立ちます。
プロが教える、おすすめの遮熱塗料
遮熱塗料はいくつか種類があるため、株式会社CHIKAZAWAの代表取締役社長の近澤さんにおすすめの塗料をお伺いしました!
クールタイトSiとクールタイトF
エスケー化研株式会社が販売するクールタイトSiとクールタイトFは、株式会社CHIKAZAWAでも使用する遮熱塗料です。クールタイトSiはシリコンでクールタイトFはフッ素なので、耐久年数が異なります。その他にも安心・安全に使用できる塗料はたくさんありますが、このシリーズは遮熱性能に優れており、汚れがつきにくく、耐久性に優れています。価格も他のものに比べるとリーズナブルであるため、おすすめです。
遮熱塗装で重要なのは業者選び
屋根塗装、外壁塗装でも共通して言えるのは、塗装工事は使用する塗料の仕様を熟知し、現場環境にうまく適応させながら、塗装の効果を発揮させる技術を持った熟練の職人が担当できるかどうかにその成功がかかっています。遮熱塗装もその種類の塗料をただ塗ればいい、というものではありません。塗装は相当の費用がかかるだけでなく10~15年という長い期間、家を保護する役目を果たす観点からも正確性が求められます為、将来的なビジョンをしっかりもって取り組める業者を必ず選んで下さい。
当社は、熟練された職人集団による外壁塗装・屋根塗装を始めとし、外壁の張替え、雨樋交換、雨漏り修理など各種外装修繕工事を中心に承っております。狭山市に本社、そして東村山市、川越市に事業所を構え、所沢市はもちろん埼玉県・東京都の全18都市にて無料で現地調査を行います。業者の選定は非常に重要な過程ですので2社以上へ相見積りをすることを当社ではおすすめしております。
【施工例】遮熱塗装の施工例とお客様の声
当社が狭山市、東久留米市、ふじみ野市で行った屋根塗装施工例、及びお客様の声の紹介となります。それぞれ家の作りが異なるためその状況もまた違い、その家に合った適切な施工を行います。外壁塗装工事は高所での作業が多いため、どの業者も同様に足場工事が必要となる場合があります。その場合は、この機会に合わせて屋根と外壁をセットにして、予算を圧縮した形でご依頼されるお客様もいらっしゃいます。
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業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積もり依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。
埼玉県狭山市生まれ・狭山市育ち。屋根工事業をメインに建築塗料・塗装業にも携わり20年以上。6000件以上の施工実績。現在は、株式会社CHIKAZAWA代表取締役社長として、現地調査に必ず出向き・自身で家の診断を行い、お客様に高い満足と安心を提供し続けられるよう、塗装工事のサービスだけでなく建物全体の改修工事を重点に品質の向上に取り組んでいる。この記事を監修した人
近澤 泰義株式会社CHIKAZAWA
代表取締役社長
自信があります。お任せください。2社以上からの相見積もりを取る事をお薦め致します。
屋根工事・雨樋工事
防水工事・外構工事・足場工事・シーリング工事・白蟻駆除
株式会社CHIKAZAWA
建設業許可(般-27)第69007号
本社:埼玉県狭山市南入曽409-4
川越支店:埼玉県川越市川鶴2-13-8 矢野ビル1階
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