日高市｜一面・部分塗装はDIYで安く？相見積りで業者を選ぶ？

外壁塗装はDIYでできるのでしょうか？全体的な外壁塗装をDIYでやるのはなかなか難しいかもしれませんが、部分補修としての外壁塗装ならDIYでもできるかも、と思う人もいるのではないでしょうか？しかし、外壁塗装をDIYですることは本当に大丈夫なのでしょうか？

外壁は通常、7〜10年に一度の周期で塗装を行います。新築で建てる時に塗装を施した家になぜ、また塗り直しをしなきゃいけないのでしょうか？それは、紫外線や風、雨、雪などの自然の影響で外壁の塗装による家を守る効果が薄れていってしまうからです。塗料の種類にもよりますが、メジャーな塗料の耐用年数が7〜10年であるため、塗り直しの周期がその時期だと言われています。外壁塗装のメンテナンスは決して安いとは言えません。全体を塗り直すと100〜200万円はかかります。しかし、塗装が経年劣化すると外壁の一部にひび割れやカビ・コケの発生する可能性も高まり、それらを修復することもできるため、必ず外壁塗装は必要になるのです。では、一部分や一面だけを外壁塗装する必要がある場合は、どうすれば良いのでしょうか。

今回は、部分的な外壁塗装をDIYで行う場合のメリットやデメリット、外壁塗装業者に頼む際の注意事項や確認事項、埼玉県日高市にお住まいの方々が塗装工事費用を抑えるための方法を解説して行きます。例えば塗装がはげているだけで、塗り直すだけで良さそうな場所も、見えない場所で建材が腐食していて、DIYでは到底手に負えない補修だった、という可能性もありますので、部分塗装であろうと全体塗装であろうと、DIYを検討しているであろうと外壁塗装業者に現地調査をお願いしましょう。現地調査は通常無料で行ってくれます。当社も、日高市において現地調査を無料で行います。DIYで部分塗装をできるレベルなのか、全体塗装や補修が必要なのかなど、現地調査で確認しましょう。

埼玉県日高市の特徴と外壁塗装業者の事情

埼玉県日高市の地図

埼玉県日高市は、当社の大切な施工エリアとなります。2024年5月時点で人口約5.4万人、世帯数は約2万5千世帯です。塗装に不適な条件は、気温5℃以下と湿度85%以上ですが、日高市では最も暑くなる月は8月で、平均気温は25℃、最低気温は22.1℃、降水量は194mm、湿度は83%です。また、最も寒い月は1月で、平均気温は1.6℃、最高気温は6.8℃、最低気温は-2.4℃、湿度は68%です。夏場や冬場の塗装は熟練した職人を選ぶことが重要になります。

西武池袋線を利用すれば、池袋駅から急行で約60分で日高市内の高麗駅や武蔵横手駅に到着します。また、JR八高線を利用すると、八王子駅から高麗川駅まで約40分です。日高市の西側には奥武蔵自然公園があり、東部地域には雑木林や杉並木が広がり、豊かな自然を楽しむことができます。さらに、日高市は災害にも強いと言われ、多くの人が住んでいます。

日高市内の保育所では待機児童数が0人で、子育てがしやすい環境が整っています。また、第3子以降の出生率も県内でトップクラスです。日高市には外壁塗装事業者が約40社あるといわれており、さらに市外の業者も日高市内で工事を行うことができます。周辺の市にある外壁修理事業者も含めて、確認してみましょう。

埼玉県日高市で外壁塗装を行う際に必要な費用を減らす方法は？

日高市で外壁の一部を塗装する場合、予算を削減する方法は多岐にわたります。信頼できる外壁塗装業者にアドバイスをしてもらいましょう。状況や修理内容によって最適な手段が異なるため、どの方法が可能か確認し、しっかりとした情報収集と確認を行いましょう。納得のいく修理を進めることで、予算管理に役立てましょう。また、DIYで部分塗装をする場合は、以下に記載する予算削減方法は適応外な可能性もありますので、注意してください。

①埼玉県日高市の補助金：外壁塗装工事に適応

2024年5月現在、日高市では外壁塗装工事、外壁の部分塗装に利用できる補助金はありませんでした。そのほかに家屋に対しての補助金も今のところ特にありません。新たに日高市内で新築及び中古の家屋購入を検討している家族に対して「子育てファミリーウエルカム事業補助金」という補助金がありますので、興味のある方はぜひご覧ください。最大60万円の補助金を得ることができます。

②2〜3社の外壁塗装業者から相見積りを取る

外壁の部分塗装工事を外壁塗装業者に依頼する際、いくつかの外壁塗装業者から見積りを取りましょう。おすすめは2〜3社から相見積りをとることです。相見積りをとることで、外壁の塗装が必要な箇所の部分塗装で済むのか、それとも全体の塗装工事が必要か、他に修理すべき箇所はないかを専門家にみてもらい、アドバイスしてもらうことができます。現地調査は基本、無料です。また、1社だけではその外壁塗装業者の実績や信頼性、価格の適正性を判断しにくいため、複数の見積りを比較することが重要です。

見積りや現地調査の様子を比較することで、価格だけでなく提供されるサービスや材料の違いも把握できます。また、業者の信頼性や実績も工事費用と同様に重要なチェックポイントです。過去の施工事例や口コミを確認し、信頼できる業者を選びましょう。さらに、コミュニケーションがスムーズな業者は、相性の良いパートナーとなる可能性が高いです。

③職人を自社で抱える業者に依頼

外壁塗装工事の費用を抑えるためには、適切な業者選びが重要です。業者を選ぶ際は、自社で職人を抱えているかどうかを確認しましょう。一般的に、外壁塗装業者は自社で作業を行うか、下請け業者に依頼するかのどちらかです。多くの人は、全ての業者が自社で職人を抱えていると考えがちですが、実際には営業のみを専門とする業者も多数存在します。代表的な例として、大手ハウスメーカーがあります。大手ハウスメーカーは通常、塗装工事を下請け業者に委託しています。この場合、手数料が発生し、その分が工事費用に加算される可能性があります。一方、自社で職人を抱えている外壁塗装業者に直接依頼すれば、手数料がかからないため、費用をより適切に調整することができます。外壁塗装業者を選ぶ際には、慎重に検討し、予算やニーズに合った信頼性の高い業者を見つけることが大切です。

④火災保険で外壁塗装工事をカバーする

火災保険が外壁塗装工事の費用をカバーしてくれるかどうかは、外壁塗装工事を行わなければならない理由が、自然災害による損害であるかどうかによるでしょう。基本、火災保険は自然災害の影響により強いられる工事ではないといけず、経年劣化による外壁塗装は保険の適用対象外です。 また、自然災害の影響で外壁塗装工事が必要になった場合でも、保険契約の内容や条件によって保障内容が異なるため、必ず適用されるとは限りません。まずは以下の要点を確認し、火災保険の適用可能性を確認しましょう。 火災保険の適用条件は非常に厳格で、条件を満たしていなければ補償を受けることができません。契約している火災保険の内容を十分に把握した上で、外壁塗装業者に相談しましょう。

外壁塗装の定期メンテナンスはなぜ必須なのか

外壁塗装工事がなぜ必要なのか、考えたことがありますか？外壁塗装は単に見た目を美しくするだけではなく、家屋全体の劣化を防ぐ重要な役割を担っています。外壁塗装が適切に施されていない、または劣化したまま放置されている家屋は、一般的な寿命である30年よりも早く朽ちてしまう可能性があります。そのため、定期的な外壁塗装のメンテナンスが必要です。

• 1. 家屋の保護
  外壁塗装は家屋を自然のあらゆる影響から守ります。例えば雨水の浸入を防ぎ、建物内部の湿気やカビの発生を抑えるため、防水性の向上に役立ちます。また、塗料は紫外線から外壁を守り、素材の劣化を遅らせます。さらに、特定の塗料は汚れが付きにくくなる効果もあります。
• 2. 美観の維持
  新しい塗装は建物をきれいに見せるだけでなく、地域全体の美観を向上させます。美観を維持することで、家屋の市場価値を保ち、また向上させることも可能です。
• 3. 経済的メリット
  定期的な外壁塗装のメンテナンスを行うことで、大規模な修理が必要になる前に問題を早期発見・対処できます。そのため、大規模な修繕費を節約できます。また、断熱性のある塗料を使用することで冷暖房効率が向上し、光熱費の削減にもつながります。

外壁塗装の定期メンテナンスは、家屋を保護し、美観を維持し、経済的メリットをもたらします。このように、外壁塗装は家屋にも、そして住む人々にも大きなメリットがあるのです。

部分塗装や一面塗装をするべき場合はどんな時？

外壁塗装は一般的に7〜10年に一度行う全体的な塗装工事が推奨されていますが、場合によっては部分塗装や一面塗装が必要になることがあります。以下の原因により外壁の一部が劣化している場合、部分塗装や一面塗装を検討しましょう。

• 1. 紫外線や雨風など自然の影響
  外壁は常に風雨や紫外線といった環境要因にさらされています。特に日当たりが良く風雨にさらされやすい側面は、他の部分よりも早く劣化する傾向があります。このため、部分塗装や一面塗装が必要になることがあります。自然による劣化は、ひび割れや剥がれ、色あせを引き起こすことがあり、これらを修復することで、建物の外観を美しく保つとともに、長期的な修繕費用を節約できます。
• 2. チョーキング現象
  外壁に触れると白い粉が付く現象を「チョーキング」といいます。チョーキングは塗膜が劣化していることを示しており、放置するとさらに悪化し、する可能性があるため、早めの対応が求められます。もしこの現象が発生している場合は、塗装が必要です。外壁の一部や一面のみで発生している場合、その部分を塗装しましょう。
• 3. 部分的な外壁の劣化や傷み
  外壁の一部や一面に劣化や傷みが見られる場合は、外壁全体の耐久性に大きな影響を及ぼす可能性があります。ひび割れや塗膜の剥がれ、色あせといった劣化症状が現れることが多く、これらを放置すると劣化が進行し、建物全体の構造的な問題や美観の低下を引き起こす危険性があります。
• 4. 部分的な汚れやカビの発生
  汚れやカビが外壁に部分的または一面に発生している場合、清掃や塗装が必要です。特に汚れが目立つ場所や湿気の多い場所では、放置すると美観を損ねるだけでなく、建物全体の耐久性にも影響を与える可能性があります。
• 5. 部分的な改修やリノベーション時の外壁塗装
  建物の一部を改修やリノベーションする際、外壁も塗装しなければなりません。新しい部屋を追加するなど建物の一部分にのみ影響がある場合は、部分的な外壁塗装が必要になります。全体的な家屋の外観の統一感を保つために、既存の部分と同じ色や仕上げで塗装するのが一般的です。
• 6. 周辺の環境の変化による外壁塗装の必要性
  隣接する建物が取り壊されたり、外観の外壁塗装が施された場合、見た目の不一致が生じることがあります。この場合、部分的な外壁塗装を施すことで建物の美観を統一し、周囲との調和を図ることができ、建物全体の価値を維持することができる可能性もあります。

以上のようなケースでは、一部や一面の外壁塗装がおすすめです。これらの対応を行うことで、建物の外観や耐久性を維持することができます。そのためにも、定期的な外壁の点検やメンテナンスを行いましょう。

外壁の部分、一面塗装のメリット

全面塗装ではなく、部分または一面塗装を行うことのメリットは何でしょうか？まずは費用が削減できることです。外壁の全体を塗装し直すよりも、一部分や一面のみを塗装した方が、その際に支払う費用は縮小されます。特に、修復や補修を必要とする場所だけを部分塗装した場合は、大幅にコストを抑えられるでしょう。目立つ汚れや傷を修復するには、一部や一面の外壁を塗装するだけでカバーできる可能性があります。建物の全体の外観が、部分塗装や一面塗装を施すことによって改善される場合にも、とても効果的です。一部分とはいえど、傷や汚れがある場合は、そこから劣化が広がっていく可能性がありますが、部分塗装や一面塗装をすることで、耐久性を向上させることができます。雨風や紫外線を受けやすい面は特に劣化しやすいので、建物の寿命を延ばすためにも一面を塗装する方が効果的な可能性もあります。

外壁の部分、一面塗装のデメリット

外壁の部分的および一面塗装にはデメリットもあります。

まず費用面です。費用面にメリットがあるとお話ししましたが、総合的に考えるとデメリットになります。部分塗装や一面塗装は、一度で払う金額は全面塗装よりは少ないものの、長期的に考えると割高になります。外壁塗装は約10年に一度必要なメンテナンスなので、部分塗装や一面塗装をしたとしても、また全面塗装をする必要があるタイミングが訪れます。部分塗装にも足場工事が必要で、その設置費用が約10万円かかることが多いため、足場の費用分を圧縮することができません。また、部分塗装や一面塗装をすることで、全体の外観が不均一になる可能性があります。どの面も日に日に劣化しており、色も徐々にあせておりますが、部分塗装や一面塗装をしてしまうと、その部分だけ新しく、他の部分は色あせているという現象が起こりえます。さらに部分的な塗装で使用する塗料が、元の塗装の色と一致しない可能性もあります。色が廃盤になったり欠品で手に入れられず、壁の色が面によって異なる可能性もあります。一部や一面の塗装を行うと他の面との塗装タイミングがずれるため、全体塗装の工事がすぐに訪れる可能性もあります。

これらのデメリットを避けるためには、外壁塗装業者による現地調査を行い、見た目で判断できない部分を含めて全面的な塗装工事が必要かどうか確認することが重要です。

部分塗装で対処した方が良いケース

外壁の部分塗装をおすすめするケースは、大きく3つあります。
まず、外壁の張り替えを近い将来に計画している場合は、部分塗装を選択することがおすすめです。張り替えの予定がある場合は、劣化の激しい部分のみに塗装工事をすることで、経費を最低限に抑えることができます。次に、外壁建材の一部にのみ塗装が必要な場合が考えられます。たとえば、レンガやタイルなどの外壁素材で一部分だけ塗装が必要な場合は、全体を塗装する必要はなく、部分塗装を行うことが適切です。そして、築年数が浅いのに一部が極端に劣化してしまった場合も、部分塗装が適しています。築年数5年以内や前回の塗装から5年以下の場合は、部分塗装を行うことで修繕費用を抑えることができます。特に大きなひび割れや雨水の浸入が内部を腐食させるおそれがある場合は、放置せずに部分的な補修や塗装工事を行うことが重要です。

DIYで外壁の部分塗装をやってみよう！必要な道具はこちら

塗料は3種類！必要な道具は事前に集めよう

DIYで外壁の部分塗装、一面塗装を行う場合に必要な道具をご紹介します。ほとんどの道具がホームセンターなどで手に入るので、準備はある程度しやすいでしょう。

• （家庭用）高圧洗浄機
• バケツ
• コーキング材
• 中性洗剤
• ブラシ
• シート（養生テープ）
• サンドペーパー
• ローラー
• ハケ
• 下塗り用の塗料
• 中塗り用の塗料
• 上塗り用の塗料

外壁塗装に必要な塗料は、一種類ではありません。下塗り用、中塗り用、上塗り用の塗料があり、それぞれ外壁塗装において重要な役割を果たします。これらの塗料が組み合わさって初めて、外壁塗装は美しく耐久性のある仕上がりとなります。それぞれの塗料が持つ役割を理解し、適切に使い分けることが外壁塗装の成功の鍵です。

下塗り用の塗料

外壁塗装の下塗りには、シーラーとフィラーの2種類があります。シーラーは、なめらかで扱いやすく、DIYに向いた下塗り材です。これは、塗料の密着性を高めて、塗料の吸収を防ぐ役割を果たします。水性と油性の2種類があり、使用するかどうかは外壁の状態に応じて決定されます。水性シーラーは外壁にヒビがない場合に適していますが、油性シーラーは外壁の劣化が進んでいる箇所に使用されます。油性シーラーは30〜60分で乾燥し、強い匂いがありますが、水性シーラーは数時間で乾燥しますが、匂いはそれほど強くありません。一方、フィラーはデコボコした傷を平らにするための下地材ですが、扱いにくいためDIYには向いていません。特にモルタル外壁に使用される塗料なので、外壁がモルタルの場合は、外壁塗装業者に依頼することをおすすめします。

中塗り用の塗料

中塗り用の塗料は、下塗りと上塗りの間に塗る塗料です。この塗料は、塗料の付着性と耐久性を向上させる役割があります。しかし、現代の塗装技術では、上塗り用の塗料が中塗りの役割も果たすことが一般的です。そのため、上塗り用の塗料を選ぶ際には、仕様書をよく読んで中塗りの役割も果たせるかどうか確認しましょう。

上塗り用の塗料

塗料について考えると、一般的には上塗り用のものが思い浮かびます。これは、下塗りや中塗りが完全に乾いた後に塗布されるもので、通常は2回塗る必要があります。上塗り用の塗料には大きく分けて4種類ありますが、耐用年数が長いものほど価格が高くなる傾向があります。部分塗装を行う場合は、他の外壁面で使用されている塗料との色や種類の合わせ方にも注意が必要です。

• 1. アクリル
  – 特徴: カラーバリエーションが豊富で塗装しやすい
  – 単価: 1平方メートルあたり1,000～1,800円
  – 耐用年数: 3～8年
• 2. ウレタン
  – 特徴: 弾性や伸縮性があるのが特徴
  – 単価: 1平方メートルあたり1,700～2,500円
  – 耐用年数: 5～10年
• 3. シリコン
  – 特徴: 耐熱性や耐水性があり、汚れにくい
  – 単価: 1平方メートルあたり2,300～3,500円
  – 耐用年数: 7～15年
• 4. フッ素
  – 特徴: 高い耐久性とカビ発生防止の性質がある。塗料の中で一番長持ち
  – 単価: 1平方メートルあたり3,500～4,800円
  – 耐用年数: 12～20年

DIYで部分塗装を行うやり方

外壁の部分塗装に必要な道具を用意しましたか？それでは、DIYの手順を確認してみましょう。まず、部分塗装を行う前に必ず確認していただきたいことは、高所の作業にならないかどうかです。高所の作業は非常に危険です。DIYで外壁塗装を行う場合は、必ず低い場所での作業にとどめましょう。2階以上の作業は外壁塗装業者に依頼しましょう。また、塗料が塗装予定の場所や周囲の家、そして体に付着しないように注意しましょう。

• 1. 清掃と準備
  まず、修復が必要な外壁を清掃しましょう。ブラシや水圧洗浄機を用いて、古い塗料や汚れをしっかりと取り除き、表面をきれいに仕上げます。この工程を怠ると仕上がりにかなり影響しますので、注意が必要です。
• 2. 補修材料の選定
  次に、修復部分の状態に応じて適切な補修材料を選びます。ひび割れにはシーリング材やパテ、壁面修復用のモルタルなどが適しています。
• 3. ひび割れや凹みの修復
  選んだ補修材料を使ってひび割れや凹みを修復します。ヘラやスパチュラを使って、補修材料を平らに塗り付け、表面を整えます。
• 4. 下地処理
  補修部分が完全に乾燥したら、プライマー（下塗り剤）を塗布して下地処理を行います。これにより、塗料の密着性が高まり、補修部分がより耐久性を持つようになります。
• 5. 塗装
  下地処理が完了したら、補修部分を塗装します。外壁用の適切な塗料を選び、均一に塗布します。全体の外壁と調和させるために、色の違いが目立たないように注意します。
• 6. 仕上げ
  最後に、仕上げ作業を行います。他の外壁部分との色や質感の違いを均一にするために、丁寧に仕上げて全体の調和を図ります。

外壁塗装の方法：ローラー工法と吹き付け工法

外壁塗装の方法には主にローラー工法と吹き付け工法の2つがあります。

ローラー工法

ローラー工法は、ローラーを使って塗料を均一に塗る方法で、仕上がりがきれいで塗料の飛散が少ないのが特徴です。一方、手作業で時間がかかる点や凹凸のある部分には塗りにくいというデメリットもあります。

吹き付け工法

吹き付け工法は、スプレーガンを使って短時間で広い面積を塗装できるため、効率的ですが、塗料の飛散が多く、養生や技術が必要です。DIYの場合、吹き付け工法は手軽に行えますが、養生や技術の面では難しさがあります。一方、ローラー工法は時間がかかりますが、仕上がりの良さや初心者でも扱いやすい点で適しています。

どちらの方法を選ぶにしても、メリットとデメリットをよく理解し、適切な準備をしてから作業を始めることが大切です。

DIYで外壁の部分塗装を成功させるコツ

外壁塗装のDIYを成功させるためには、必ず抑えてほしいコツがあります。以下に記載してあるポイントを気にしながらていねいに作業を行いましょう。

• 洗浄を徹底する：外壁塗装において欠かせない作業は、表面の洗浄です。汚れや古い塗料が残っていると、塗料の密着が損なわれ、耐久性が低下します。高圧洗浄機や洗浄剤を使って表面をきれいにしましょう。
• 周囲の養生を行う：塗装作業中には、周囲の保護が重要です。塗料が周囲の壁や窓ガラスに飛散すると、後片付けが大変になり、美観が損なわれることもあります。テープや新聞紙などを使って、塗装しない部分をしっかり覆い、周囲を保護しましょう。
• 高所作業には注意を：高所での作業は事故の危険性が高いため、DIYでの作業は避けるべきです。足場工事が必要な場合は、適切な安全具を着用しましょう。それでも怪我のリスクが高まるため、2階以上の高所での作業は、外壁塗装業者に依頼することをおすすめします。

高所での作業は、安全を確保するために欠かせない足場工事が必要不可欠です。足場工事には費用がかかりますが、安全性を保つためには欠かせないものです。高所での作業は事故の危険性が高く、安全対策には特に細心の注意が必要です。高所での作業はプロの外壁塗装業者に作業を依頼することを検討しましょう。また、塗装作業を適切に行わないと、仕上がりに違いが出たり、塗膜の劣化や剥離が起こる可能性があります。したがって、作業を丁寧かつ均等に行いましょう。

外壁塗装業者に外壁の部分塗装、一面塗装の依頼は可能なのか？

外壁塗装業者には必ず事前に点検をお願いしよう

外壁塗装業者に外壁の一部や一面の塗装を依頼することは可能ですが、注意点がいくつかあります。

塗料の種類が一致するかどうか

元々外壁に塗られていた塗料と新しい塗料が一致するかどうかは、塗料の在庫や業者の取り扱う塗料の種類によります。色が異なると見た目が不均一になるため、美観が損なわれる可能性があります。さらに、経年劣化によって同じ色でも、色があせていて異なる色に見えることがあります。

一部塗装でも下地処理は必須

表面をきれいに洗浄し、古い塗装や汚れを取り除き、平らにするため、一部の外壁塗装でも費用がかかります。最後に、工事期間についてです。部分的な塗装工事は全面塗装よりも期間が短縮されますが、それでも1週間程度の期間が必要となることが一般的です。

工事費用・期間は部分塗装にどのくらいかかる？

30万円〜40万円程度

一部や一面の外壁塗装を外壁塗装業者に依頼した場合、足場工事費用を含めて30万円〜40万円ほどかかります。一方、約40坪の建物で全体塗装を行う場合、足場工事費用を含めて90万円〜160万円です。この差は一見大きく感じますが、実は一部塗装は割高です。次の全面塗装工事のタイミングはいつかを確認して、本当に今の時点で部分塗装が必要かどうかは、外壁塗装業者に点検をお願いして相談しましょう。

部分塗装が割高になる理由は主に、人件費と足場工事の費用です。塗料の量は減るものの、工事期間がそれほど短縮されないため、人件費は大幅には下がりません。また、部分塗装でも足場工事は必要な可能性は高いです。全体塗装と比較して足場の設置箇所が減るものの、部分的な足場設置は効率が悪く、結果的にコスト削減にはあまり繋がりません。

約7～10日間の工期

工事期間についても、全体塗装工事は通常7〜10日間かかりますが、一部や一面の塗装でも1週間ほどかかります。工事期間の短縮は2〜3日程度にとどまり、大幅な時間節約にはなりません。このように、工事費用と期間を考慮すると、一部塗装は必ずしも経済的な選択とは言えない場合が多いです。

全面塗装が実は最善の選択！

これまでに外壁の部分や一面の塗装方法やメリット、デメリットについてお話ししましたが、全体的に考えるとやはり、全面の塗装を一気に行うことが最善の選択です。その理由は、費用面、美観、保護、そして工期を総合的に考えた場合に全面塗装の方が良いと考えられるからです。

部分塗装は一回の工事費用が安くなるため、経済的に見えるかもしれませんが、数年後にまた全体塗装を行う必要があります。そのため、部分塗装をするタイミングであれば、最終的には全面塗装工事を行った方が経済的です。

また、塗装工事は家屋を保護する重要な役割を果たします。将来的な破損や劣化のリスクを軽減し、高額な修理費用を回避することにつながります。外壁は常に自然の影響を受けているため、劣化は避けられません。一部だけを修繕しても、全面的な塗装が必要になる可能性があります。定期的な全面塗装工事は、経済的にも保護面でも良い選択です。

上記の部分塗装をおすすめするケース以外は、なるべく全面塗装を外壁塗装業者に依頼する方が、最終的には良いでしょう。

外壁塗装を格安で行える？悪徳業者による塗装工事がもたらす危険性

手抜き工事から派生する二次被害

安いからと言って安心して契約するのは危険です！外壁塗装業者の中には悪徳業者が潜んでおり、格安で提供することで安心感を装い、実際には低品質な材料や不適切な工事を行う場合があります。外壁塗装工事は素材費や人件費がかかるため、相場より極端に安い見積りは注意が必要です。安さの裏には質の低い材料や不十分な下地処理、違法な労働条件などが潜んでいるかもしれません。また、契約後には追加費用を求めたり、契約内容から逸脱したりする悪質な業者も存在します。その結果、本来の予算を超えて費用がかかってしまうこともあります。

信頼できる外壁塗装業者を選ぶためには、口コミや評判、実績、信頼性などを十分に調査することが重要です。安い価格は確かに魅力的ですが、極端な安さを売りにしている場合は、悪徳業者である可能性があります。信頼できる外壁塗装業者を選ぶことがまず大事です。契約前には契約内容や保証期間、支払い条件などを十分に確認し、トラブルが生じないように注意しましょう。安い費用で済ませることよりも、品質と信頼性を優先して、安心して工事を任せられる業者を選んでください。

理想の外壁塗装業者を選ぶためのポイント

外壁塗装業者を選ぶ際に失敗しないように、ポイントをしっかりと確認しましょう。以下の7つのポイントを抑えることで、より理想の外壁塗装業者に出会えることでしょう。

• ①10年以上の実績があるか
• ②2〜3社から相見積りをとる
• ③契約書内容を確認
• ④施工後の保証があるかどうか、その内容を確認
• ⑤実績とレビューをチェック
• ⑥ライセンスと保険があるか確認
• ⑦石綿含有建材調査者が現地調査を行っているかどうか

①10年以上の実績があるか

業者を選ぶ際の簡単な方法として、外壁塗装業者が10年以上の実績を持つかどうかを確認しましょう。なぜなら、10年以上の実績を持つ業者は、その間に多くのプロジェクトを手掛け、一定の評価を得ている可能性が高いからです。ただし、注意が必要なのは、単に会社が10年以上存在しているだけでなく、外壁塗装事業を10年間継続しているかどうかを確認することです。

②2〜3社から相見積りをとる

外壁塗装業者に仕事を依頼する際は、2〜3社の業者から見積りを取りましょう。価格だけでなく、品質や信頼性も比較して検討することが重要です。

③契約書内容を確認

外壁塗装業者との契約書の確認は欠かせません。契約条件や料金について理解するために、契約書をじっくりと読みましょう。疑問点や不明な点があれば、遠慮せずに業者に質問しましょう。契約内容を明確に理解し、トラブルを未然に防ぐことが肝心です。

④施工後の保証があるかどうか、その内容を確認

外壁塗装業者を選ぶ際には、塗装後の保証があるか、その内容もしっかりと把握してください。信頼できる業者は、施工後の保証期間や内容を明確に説明し、適切な対応を行います。保証内容を確認して、安心して業者を選ぶようにしましょう。

⑤実績とレビューをチェック

外壁塗装業者を選ぶ際には、過去の実績やレビューを確認しましょう。オンラインで口コミやレビューを検索し、具体的な口コミも含めて注意深く見てみましょう。しかし、口コミ情報は判断材料の一つです。それだけを鵜呑みにせず、複数の情報源を総合的に考慮することが大切です。

⑥ライセンスと保険があるか確認

必要なライセンスや保険を、外壁塗装業者が持っているかを確認しましょう。外壁塗装工事には直接的なライセンスは不要ですが、関連する作業には特定のライセンスが必要な場合があります。例えば、「足場の組立て等作業主任者」や「有機溶剤作業主任者」などがあげられます。また、万が一の事故やトラブルに備えて、適切な保険に加入しているかも確認しましょう。

⑦石綿含有建材調査者が現地調査を行っているかどうか

アスベスト事前調査が2022年4月から住宅の修理や改修工事において義務化されました。また、2023年10月からは石綿含有建材調査者の資格が必要となっています。これにより、外壁塗装業者は現地調査を慎重に行う必要があります。信頼できる業者を選ぶためには、行政の指針に則った手続きを確認しましょう。

日高市での一部・一面塗装は当社で相見積りを

当社代表取締役社長の近澤泰義

外壁の塗装をDIYで行うことに関して、決して否定するものではありません。しかし、その際にはいくつかの注意点を押さえておきましょう。

まず、DIYであっても適切な材料を用意し、施工中の安全に配慮する必要があります。また、隣近所とのコミュニケーションや、塗料の取り扱い方、産業廃棄物の処理など、さまざまな危険を理解し、対処することが必要です。特に近隣とのコミュニケーションは、怠りやすいので注意が必要です。塗料は匂いがきついものもありますし、塗料が隣の敷地に入ってしまう可能性もあります。そのようなことがないように準備をするものも、プロが行うわけではないので、何が起こるかわかりません。面倒でも必ず挨拶をしましょう。さらに、DIYが原因で雨漏りが発生する可能性もあるため、慎重に作業する必要があります。最後に、塗料の品質も重要であり、塗装後の耐久性や美観を確保するためには、メーカーの基準に従った選定が必要です。

また、DIYを検討する際には、前回の外壁塗装業者によるアフターケア期間を確認することも重要です。アフターケア期間内であれば、部分塗装工事を依頼することも可能です。弊社では天候による破損などに対応して部分塗装を行うケースもあります。まずは無料の現地調査を受けて、適切な対応を検討してみてください。さらに、外壁塗装業者からの見積りを取ることもおすすめします。当社では、2社以上からの相見積りを推奨しています。信頼性の高い業者を選定するために、慎重に選定することが大切です。

当社がで行われた外壁塗装工事の事例

当社で対応したお客様の声

業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。