
日高市|雨漏りを防ぐベランダ・屋上の防水工事!費用・工期・補助金
雨漏りが発生すると住宅の価値を下げてしまうことをご存じでしょうか?もし一度でも雨漏りが発生した住宅は、例え修繕済みであったとしても売買する際に申告義務(物理的瑕疵の告知義務に該当)があり、通常の価値よりも下がってしまう可能性があります。防水工事を怠ると、雨漏りの原因になりやすいため、住宅の状態や価値を保つには防水工事は必須です。
住宅の定期メンテナンスは、塗料の種類にもよりますが、一般的には10年に一度施す必要があると言われています。この定期メンテナンスとは一般的に、外壁塗装と屋根塗装を指し、約30坪の住宅では90~160万円が費用相場です。外壁塗装と屋根塗装を施すタイミングで防水工事を行うと、足場工事設置の二度手間を省く事を加味すると工事費用が実質圧縮となります。
ここでは、防水工事の必要性と工事を施さなかった場合の危険性、防水工事の種類、工事方法別の耐用年数、さらに埼玉県日高市で使える助成金の有無や工事費用の圧縮方法などをご紹介します。住宅の定期メンテナンスは安い金額ではなく、負担が多く感じる方もいると思います。しかし定期メンテナンスを施すことで、今の家屋に長く住み続けることができたり、売買する際も良い価格で取引が行える可能性が高くなります。特に、外壁塗装と屋根塗装を行う予定がある方は、防水工事も一緒に行えば、住宅の価値を高めることができるでしょう。
なぜ防水工事をする必要があるのか
防水小路は想像以上に住宅の寿命を左右する
住宅に防水工事がなぜ必要なのでしょうか。そもそも防水工事とは何でしょうか?ここでは防水工事とは何か、そしてなぜ必要なのかを解いていきましょう。
防水工事とは何?
防水工事とは、建物に雨水や湿気が浸入するのを防ぐために行われる工事のことです。住宅の水が浸入しやすい部分に対して、防水層を設けたり、防水材を塗布したりする作業を指します。
なぜ防水工事の主な箇所がベランダや屋上なの?
当然のことですが、ベランダや屋上にはある種の「外壁」がありません。つまり「直接」雨にさらされるわけです。防水工事というのはそういった雨に直接さらされる箇所に防水処理を施すことで、建物内への雨水の侵入を遮断し雨漏りを防ぐ工事のことをいいます。したがって、戸建て住宅における防水工事というのは自ずとベランダ、屋上という事になっていくわけです。建築の仕様や環境によってはバルコニー、玄関、テラスにも防水工事は必要です。ぜひ、お住まいの家で直接雨にさらされる箇所を探ってみて下さい。
ベランダや屋上を守るトップコート
ベランダや屋上の床を覆うグレーの層、それは建物を守る大切な防水膜です。雨風や紫外線から建物を保護し、劣化を防ぐ役割を担っています。この「トップコート」という防水膜がしっかり機能していることで、建物の耐久性が維持されるのです。
しかし、防水膜は時間の経過とともにひび割れや剥がれが生じることがあります。これを放置すると、雨水が内部に浸入し、建物の構造を傷める恐れがあります。そのため、定期的な点検と補修が不可欠です。
それでは、防水工事が必要となる具体的な箇所やそのサインはどんなものでしょうか。
防水工事が必要な箇所と、工事が必要な理由
家屋の中でも、特に雨水の影響を受けやすい部分に、定期的な防水対策を施します。以下は特に注意すべき箇所です。
- ベランダ:排水不良で水が溜まると、防水層が傷み、雨漏りの原因となることがあります。
- 屋上・バルコニー:直接雨水が当たり、ひび割れや防水層の劣化が進みやすい場所です。
- 外壁:小さなひび割れから雨水が浸入し、建物の構造を損なうリスクがあります。
なお、外壁は外壁塗装の際に防水処理が施されることが多いため、防水工事として重点的に取り組むべきは、主に屋上、バルコニー、ベランダとなります。これらの箇所に適切な防水対策を施すことで、建物の耐久性を高め、快適な生活環境を長く保つことが可能です。定期的な点検と早めの対応を心がけることが大切です。
なぜ定期的に防水工事を行うべきなのか
防水工事は一度行えば永久に効果が続くものではなく、時間とともにその機能は徐々に低下していきます。劣化を放置すると、建物に深刻なダメージを与えるリスクが高まり、結果として修繕費用が増大する可能性があります。定期的な点検とメンテナンスを習慣化することで、これらの問題を未然に防ぎ、住まいを長持ちさせることができます。
定期的な防水工事によるメリットは4つ
- ①雨漏りの防止:
防水層が水の侵入をブロックし、建物内部をしっかりと保護します。 - ②建物の耐久性向上:
劣化の進行を遅らせ、安全で快適な住環境を長期間維持できます。 - ③メンテナンスコストの削減:
早期に対策することで大規模な修繕の必要性を減らし、経済的負担を軽減します。 - ④資産価値の維持:
適切に管理された建物は、将来の売却時に高い評価を得やすくなります。
防水工事は住宅の寿命を伸ばし、価値を高めます。「まだ大丈夫だろう」と放置していると、目に見えない部分で劣化が進んでいる場合があります。定期的な防水チェックを怠らず、住まいの健康を保つことが、長期的なコスト削減と快適な生活につながります。
防水工事を施さなかった住宅の末路
新築時に施された防水機能は、年月とともに劣化します。その結果、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。定期的に防水工事を行わなかった住宅には、どのようなトラベルが起こるのか確認しましょう。
- 雨漏りの発生:
防水層が劣化すると、雨水が建物内に侵入し、天井や壁にシミを作ったり、カビを発生させたりします。 - 建物の耐久性低下:
コンクリートに水が浸透し、内部の鉄筋が錆びることで、建物の強度が低下します。 - 修繕費用の増大:
早期の補修で済む場合も、放置すると大規模な工事が必要になり、費用が大幅に増えることがあります。 - 資産価値の低下:
雨漏りの履歴がある場合、売却時に告知義務が生じ、買い手からの評価が下がるリスクがあります。 - 健康リスク:
湿気によるカビが、アレルギーや呼吸器疾患の原因となる可能性があります。
特に住宅の売買を将来的に検討している人は、防水工事を怠ってはいけません。住宅売買の際、一度でも住宅に雨漏りが発生したことがある場合は、その旨を申告する義務があるからです。つまり、資産価値が下がってしまうので、不利益になってしまいます。さらに、防水機能を維持することは、単に建物の寿命を延ばすだけでなく、修繕コストの削減や資産価値の維持にもつながります。定期的な点検と適切な防水工事を行うことで、住宅の価値を守り、快適な生活を長く続けることが可能です。
防水工事が必要なタイミングを見極める4つのサイン
防水機能の低下は放置せず、早めの対策が肝心
防水機能が低下している状態を放置すると、ベランダや屋上の劣化が進み、修繕費用が高額になったり、住環境が悪化したりするリスクがあります。そのため、防水工事が求められるサインを早めに察知することが重要です。以下に、その4つのサインを詳しく紹介します。
1. ひび割れやはがれが見られる
ベランダや屋上、テラスなどの防水層にひび割れやはがれが生じると、水が建物内部に侵入しやすくなり、腐食の原因となります。特に0.3mm以上のひび割れは危険信号です。早めに補修することで、大規模な修繕を回避できます。
2. 色褪せやチョーキング現象が発生
防水塗装が色褪せたり、手で触ると白い粉が付くことをチョーキング現象と言いますが、これは防水機能が弱まっている証拠です。トップコートの塗り替えは5年ごとが目安とされており、早めのメンテナンスが推奨されます。
3. 水たまりができやすくなった
ベランダや屋上に水たまりが頻繁にできる場合、防水層が劣化している可能性があります。排水口を掃除しても状況が改善しないときは、防水機能が低下しているサインと考えられ、早急な対策が必要です。
4. 壁や天井に雨染みができた
室内の壁や天井に雨染みが見つかった場合、防水層の劣化が進んでいる可能性が高いです。このまま放置すると構造部分にまでダメージが及び、修繕が大掛かりになるため、すぐに点検を行いましょう。
これらのサインを見逃さず、定期的な点検と適切なタイミングでの防水工事を行うことで、建物の耐久性を保ち、修繕費用を抑えることができます。大切な住まいを守るため、早めの対策を心がけましょう。
3つの主要な防水工事の種類と特徴
防水工事にはいくつかの種類があり、それぞれ耐久性や適用場所に特徴があります。防水工事の防水方法は主に3つ、FRP防水、シート防水、ウレタン防水があります。それぞれの特性をもとにした選び方のポイントはこちらです。
FRP防水:高い強度と美しい仕上がり
FRP防水は、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水で硬化後に優れた強度と耐久性を発揮します。歩行が多い場所や衝撃に強い防水が求められる場合に最適です。耐用年数は10~15年程度ですが、6~7年ごとにトップコートを再塗装することで、さらに長持ちします。見た目も美しく、景観を保ちたい場合にも適しています。
シート防水:均一性と施工スピードが強み
シート防水は、ゴムや塩化ビニルのシートを、接着剤などで貼り付ける工法で施工期間が短く、効率的に進められる為、マンションの大規模修繕で工期やコストを削減したい場合にも用いられます。また主に「塩ビシート防水機械固定法」と「塩ビシート防水密着工法」の2種類があり、機械固定法ではビスで固定するため下地の動きに強く、耐用年数は15~20年で、密着工法は接着剤を使用し防水性が高いものの、耐用年数は10~15年程度です。
ウレタン防水:柔軟性で複雑な形状にも対応
ウレタン防水は、弾力性のある液体状のウレタン樹脂の塗料を重ねて塗る工法で、継ぎ目のない防水層を形成します。複雑な形状のベランダや屋上にも対応できる柔軟性が特徴です。「ウレタン防水通気緩衝工法」と「ウレタン防水密着工法」の2種類があります。通気緩衝工法は湿気を逃がす構造で耐用年数は13~15年、密着工法は施工が簡単ですが紫外線に弱く、耐用年数は5~10年です。定期的な再塗装で長持ちさせることが可能です。
どの防水工事も定期的なメンテナンスが重要です。建物の状態や使用環境に応じて最適な方法を選び、点検と補修を怠らないことで、耐久性を最大限に引き出しましょう。
防水工法別|防水工事の費用と期間
防水工事を行う際には、工事方法によってそれぞれ異なるため、費用や施工期間をしっかりと把握しましょう。
防水工法 | 費用の目安(1㎡あたり) | 工期の目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
FRP防水 | 4,000〜8,000円 | 1~2日 | 強度が高く、歩行頻度の高いベランダに最適 |
シート防水 | 2,500〜8,000円 | 1~4日 | 施工が迅速で、大規模な屋上に適している |
ウレタン防水 | 3,000〜8,000円 | 3~7日 | 液体塗布で複雑な形状にも対応可能 |
具体的な工事費用例
例えば、10㎡のベランダでウレタン防水を行う場合、費用は10〜20万円程度が目安です。一方、100㎡の屋上にシート防水を施す場合は、120〜140万円程度かかることもあります。工事内容や追加作業によって費用が変動するため、詳細な見積りを事前に確認することが欠かせません。
防水工事後に行うべき点検とメンテナンス
防水工事を実施した後も、その効果を維持するには定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。適切なタイミングでチェックと補修を行うことで、雨漏りや建物の劣化を防ぎ、長期間にわたり安心して暮らせます。ここでは、5〜7年ごとに行うべきメンテナンスのポイントを紹介します。
- ①5年ごとの点検
防水層にひび割れや剥がれがないかを確認し、異常が見られた場合は早急に補修することで、問題の拡大を防ぎます。 - ②排水口の清掃
排水口が詰まると水が溜まりやすくなり、防水層に負担がかかります。定期的に汚れを除去し、スムーズな排水を確保しましょう。 - ③トップコートの塗り直し
ウレタン防水やFRP防水の場合、5〜7年ごとにトップコートを再塗装することで、防水性能を強化し、耐久性を高められます。
これらの点検やメンテナンスを怠ると、防水工事が必要な箇所の変化に気づくことができなかったり、必要以上に早く劣化を進めてしまう恐れがあります。定期的に点検やメンテナンスを行うことは、防水効果を長持ちさせ、住宅の寿命を延ばすことが可能にします。
埼玉県日高市の特徴
埼玉県日高市の地図
日高市は、2025年3月時点で人口約5万4千人、世帯数約2万5千世帯を有する都市です。日高市には、西武池袋線の高麗駅と武蔵横手駅、JR川越線およびJR八高線の高麗川駅、JR川越線の武蔵高萩駅があります。
日高市付近の年間平均気温は約15.0℃、年間降水量は約1,245.9mmです。日高市で防水工事を行うことができる業者は約10社あると言われており、さらに株式会社CHIKAZAWAのように近隣に事務所を置いている会社が日高市で防水工事を行うことも可能です。
防水工事では、雨漏りの原因を正確に突き止めることが重要です。そのため、信頼できる散水調査を実施できる防水工事業者を選ぶことが大切です。複数の業者から見積りを取得し、費用だけでなく、技術力や対応の丁寧さも考慮して、最適な業者を見極めましょう。
日高市で防水工事の費用を賢く抑えるコツ
ベランダや屋上の防水工事を計画する際、高品質な仕上がりを維持しつつコストを削減するには、いくつかの工夫が必要です。事前の準備と適切な選択を行うことで、無駄な費用をかけず、効率よく工事を進めることが可能です。
相見積りで最適な業者を選定
一番簡単にできる、工事費用を抑えるコツは相見積りを取ることです。防水工事の費用は防水工事業者ごとに差があるため、少なくとも2~3社からの見積りを取ることをおすすめします。単に価格を比較するだけでなく、施工内容の違いや工事保証の充実度もチェックし、信頼できる業者を選びましょう。過去の実績や口コミを参考にすると、より安心して依頼できる業者を見つけやすくなります。
火災保険を活用して費用を軽減
台風や豪雨などの自然災害による被害が原因の場合、火災保険を利用して防水工事の費用をカバーできる可能性があります。ただし、経年劣化による損傷は適用外となるため、保険契約の内容を事前に確認することが大切です。適用可能であれば、防水工事業者と連携してスムーズに申請手続きを進めましょう。
自社施工の業者でコストダウン
工事費用を抑えるには、下請けを介さず自社で施工を行う防水工事業者を選ぶのが効果的です。自社施工であれば中間マージンが発生しないため、適正な価格で工事が受けられます。ハウスメーカーや工務店を通すと余分な費用がかかることがあるため、防水工事専門の業者に直接依頼することで、コストを効率的に削減できます。
補助金制度の活用
2025年3月現在、日高市には防水工事に適用される補助金制度がありませんでした。しかし令和6年度には市内の特定エリアで住宅を取得する子育て世代に対し、費用の一部を補助する「子育てファミリーウエルカム事業補助金」が出ていました。上限を達成したため受付は終了しておりますが、2025年4月以降に補助金に関する情報が更新されることが予想されます。その他にも、子育てや住宅に関する補助金で費用を圧縮することができる可能性があるため、日高市役所のホームページより最新情報をご確認ください。
日高市の防水工事・雨漏り調査は相見積りで
当社代表取締役社長の近澤泰義
防水工事を行う際は、まず保証の確認をおすすめします。以前の防水工事や住宅建築時の保証が残っていれば、無料で修理を受けられる場合があります。保証期間が過ぎていても、無料の現地調査を活用することで、劣化状況を把握し、適切な対策を立てることが可能です。
また現在、雨漏りでお困りの方におかれましては、防水工事業者による散水調査をお勧めします。実際に水を30分~60分程度、噴射し、侵入経路を図る手法です。ベランダや屋上をまず疑ってください。もし自然災害による損傷であれば火災保険が適用される可能性もあるため、保険契約の内容を事前にチェックしておくと安心です。これにより、費用を抑えた対応が実現できる場合があります。
業者選びでは、価格だけでなく提案力やアフターケアの充実度を重視することが大切です。安さだけを基準に選ぶと、後で追加費用が発生したり、施工品質に問題が生じたりするリスクがあります。当社では、丁寧な診断とわかりやすい見積りで、納得のいくプランをご提案します。
当社は日高市を中心に、小規模補修から大規模な防水工事まで幅広く対応しています。無料の現地調査や散水調査を通じて問題を明確にし、他社との相見積りを踏まえた最適なプランをご案内します。住まいの安全を第一に考えるなら、ぜひ当社にご相談ください。
当社で実施した防水工事や雨漏り工事の事例
当社で対応した所沢市のお客様の声
業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。
埼玉県狭山市生まれ・狭山市育ち。屋根工事業をメインに建築塗料・塗装業にも携わり20年以上。6000件以上の施工実績。現在は、株式会社CHIKAZAWA代表取締役社長として、現地調査に必ず出向き・自身で家の診断を行い、お客様に高い満足と安心を提供し続けられるよう、塗装工事のサービスだけでなく建物全体の改修工事を重点に品質の向上に取り組んでいる。この記事を監修した人
近澤 泰義株式会社CHIKAZAWA
代表取締役社長
自信があります。お任せください。2社以上からの相見積もりを取る事をお薦め致します。
屋根工事・雨樋工事
防水工事・外構工事・足場工事・シーリング工事・白蟻駆除
株式会社CHIKAZAWA
建設業許可(般-27)第69007号
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