雨漏り防水工事の安い！すぐ直ります！の嘘と手抜き工事の精神性

軒天井をみて、一部が変色しているのを見たことはありませんか？実は築年数がだいたい20年頃になる頃から雨漏りに悩まされる人が少なくありません。そしてさらに最悪なのが雨漏り修理におけるずさんな施工、手抜き工事もまた然り、たしかに存在しています。雨漏り修理で手抜きをしてしまうとまたすぐに雨漏りが発生する為、また費用が発生、100万、200万円と費用が無駄になってしまうのです。そこで今回は家に雨漏りが発生してしまった時に、あなたの家でいま起きている/これから起きるかもしれない雨漏りを解決するためにどういう業者を選ぶべきか、まっとうな業者側の判断基準を紹介しながらお伝えいたします。

一時だけ止まる雨漏り修理の例

以前にベランダの防水工事をされていたケースであった一例が床のコンクリートブロック（PCブロック）にウレタンの防水を施し、施工を「やった感」で済ます業者です。ウレタン防水とは、ウレタンゴム系塗膜防水（ウレタン防水）とも呼ばれ、液体状のウレタン樹脂を塗り付けて、塗布した材料が化学反応して固まる（硬化する）と、ゴム状で弾性のある一体性のある防水膜が出来上がります。液体状の材料を使って現場で仕上げる工法の一つになります。しかし、ずさんな業者は床のブロックを外さないまま、その上からやるため、効果が期待できません。本来はしっかりとブロックを剥がしたその下にしっかりと防水工事を行います。特に建物の接合部、裏側等、問題とされる穴が潜んでいます。さらにブロックに直接ウレタン防水をしてしまうと、後々雨漏りの調査をする必要がでてきた場合には剥がす際にブロック自体が壊れるという自体が発生しまいお客に費用がさらに負担される事になります。

特に下請け職人がずさんな手抜き工事をするプロセスとは

雨漏りの原因を特定し、お客の悩みを解決するのがこの防水工事ですが、そういったお客との全体的な経緯、直って欲しいという願いとは裏腹に、悪徳業者や下請け業者はその責任感を持ち合わせていないケースがあります。何度も申し上げますが、雨漏りが「穴があるから家に水が浸入する」訳です。その作業には実に神経質な工程が求められるわけです。それがなくてはお客の悩みを解決することは到底できません。単純作業に見えても、その過程でいつ自分がする作業において少しでも穴が空かないようにするか、そういった意識が求められるのです。ビスを打つにも、材料とそれを打つビスとの間に隙間が出来てしまわないか、水が侵入してしまうのか、そういう意識を持っている業者に依頼しましょう。防水専門、塗装専門、雨漏り専門、というのは聞こえの良い宣伝文句にすぎません。

ベランダの笠木を剥がしたら見えてくる過去の業者の手抜きのずさんさ

当社でも施工をさせて頂く際に、実際の雨漏りの防水工事の現場で見たひどい例としては、ベランダの手すりの土台部の笠木を剥がすと、中はきれっぱしや残りカスとかを入れてあり、水が入っていて、ビショビショ、腐っていてカビが生えてる、なんてことがありました。防水工事というのは防水ですから、本来はいくつか層のレイヤーでもって、万が一水が第一層の防水を潜り抜けた場合でも第二層目でそれを受け止めて中に侵入させないような工夫が必要です。しかし、それをただ急いで、表面だけ綺麗に仕上がる事だけに集中して済ませる業者も少なくないのが現状です。やる気のない大工、適当にまねごとで板金工事を行っている職人はその仕事ぶりから見受けられますのです。

笠木とは

建築で『笠木』とは、「バルコニー・ベランダ・パラペット」などの水平になっている上部に取り付ける仕上げ材料のことを言います。現在、築20年くらいかそれ以上の戸建てでは、木造住宅の手すりに上から脳天釘打ち（真上から垂直に釘を打つこと）している造りが多く、そういった箇所から雨漏りに繋がるケースが多発していますので、工事をされない前提でも調査する価値があります。

営業に来ていた近所の工務店に雨漏り防水工事を依頼したが…

お客のケースには、雨漏りで非常に困っている時に、タイミングよく営業にきていた近所の工務店に藁をもすがる思いでお願いし、大規模なリフォーム（約300万円）として全体的に修繕工事をやったが、3年後にまた同じ場所でシミが出来始めて困っている、ベランダの手すりもグラグラし、雨が降るたびに憂鬱…というケースもあります。当社でもブログを通じて注意喚起をしている点と重なりますが「業者は手抜きをする」と疑いながら、相見積もりを必ず取り、たくさんの質問ややりとりを経て工事に進んでください。雨漏りで精神的に、すぐに解決したい！という気持ちも十分理解できますが、業者はそれに付け込みうまく誘導するのです。

雨漏り修理・防水工事の一番は原因箇所の特定

防水工事で一番重要な点は起きている雨漏りの原因が「本当に特定できているか、否か」にあります。ここを見誤ってしまうとその施工費用がすべて無駄になります。この原因をどのように特定しているか、そのプロセスはしっかりと依頼する側も参加する必要があります。なぜなら職人によっては経験や勘だけで状況を判断し、施工プランまで話が進んでしまうからです。状況を見て判断、は聞こえは良いのですが、もしかするとその箇所はその職人が想像する以上に多いかもしれません。どんなに熟練されたプロでも思い込んでしまう、という事はあり得ます。しっかりと事実を調査を基に確認し、その事実に基づいて適切な判断できる業者に依頼しましょう。事前調査ですぐに散水調査する事もありますし、有料でしっかりと散水調査を行い、複数の雨漏り防水工事の業者の観点、特定箇所を探るのも、その後の施工費用が無駄になる可能性を考えれば十分慎重にするべきプロセスなのです。散水調査を依頼したからといってその施工を依頼する必要はありません。例えば、病院にいって、多少の問診と触診だけで、検査もしないまま判断する医師の勘で、もしかすると不要な手術までされて手術費用を請求されてしまうようなものなのです。

雨漏りの初期症状

雨漏りは実際に水がこぼれる前からのいろんな症状がボツボツとみられるようになるのが特徴です。箇所や材料によっては識別しにくいケースもありますが、雨漏りの初期症状というものに少し着目してみましょう。

• 天井のクロスの剥がれ
• 天井のクロスにカビ発生
• 天井から水
• 天井の照明器具に水
• 壁の中から水が落ちる音
• 壁の中からカビのにおい
• 外壁にシミ
• 窓辺付近が水で濡れている
• 屋根にサビやコケ
• 屋根にひび割れ
• 屋根の漆喰剥がれ
• 窓のサッシにサビ
• 外壁のコーキングが劣化
• サッシの木枠部分にシミ

上記を見てお判りでしょうか？すべてに共通して言えるのが、「水が浸入したサイン」、「これから水が侵入するぞ」、というサインなのです。上記のケースのように本当に困ってしまった時には冷静さを欠いてしまいやすいので、把握する必要があります。焦って直そうとすぐに目先の施工業者を選んでしまい、焦りを利用してつけこむのがまた悪徳業者になります。大丈夫です、任せて下さい、だけで200万円、300万円が無駄になってしまうケースが実際にあるということを留めておいてください。早々に対応しておく事で工事の規模も費用も非常に小さく済む可能性（数万円～30万円程度）が高い為、頻繁に事前調査に来てもらうのも一つの手と言えるでしょう。まともな業者であれば概ね調査は無料で対応してくれます。家のメンテナンスは防水性の担保にあります。ちょっとした・・・が、シーリングの剥がれから、木が腐り、中に侵入、家全体を蝕んでいく・・・その防御対策がメンテナンスなのです。

仕上がりは良い！でも施工不良は3年後から発覚

お客の中には仕上がりが良いという事で満足する方もおられますが、実際に施工被害に遭う方の多くは施工後、約3年後に手抜き工事による二次被害が現れてくることに悩まされています。200万、300万円が散財、という結果にならない為にも契約期間中、一切雨漏りが生じない、そういった結果を追求してくれる業者を選ぶようにして下さい。

• 見積書の明瞭さ
• 工事保証があるか否か。期間は？
• 現地調査、散水調査ではどのように取り組んでいたのか
• あなたの不安や質問に向き合ってくれたか
• 家の状況を把握する為に業者が十分な質問をしたか
• 職人チームに板金専門従事者がいるか（原因・施工プランによる）

手抜き工事の基本は見積書から始まり、お金をかけない努力をします。つまり見積書が明瞭でないと「その内容を行いました」と弁明できるからです。責任逃れの対策にもなっているのです。誠実な見積書を提示する業者を選ぶようにして下さい。また、特に散水調査での調査結果、原因判明とその経緯をしっかりと共有してくれる丁寧な業者は、その施工においても丁寧なプロセスで施工を行う為、隙間を空けてしまうような施工が起こる可能性が低いと言えるでしょう。業者によっては施工で使用する板金を家のサイズ（例えば手すり部分など）にうまく合わせて入念な準備を行ったり、シーリング材とうまく組み合わせて二層にして水の侵入を防ぐ防水工事を行う優良業者も存在します。ちょっとしたひと手間の工夫によってあなたの家の防水性が10年、20年になるのです。

「すぐ直します、安く直します」に要注意

• 直す気も能力もないのをわかった上で「直す」という業者
• 一生懸命頑張って技術が至らない業者

不良施工が起こる原因は主にこの2パターンといっていいでしょう。人柄はとても良く、熱心に頑張ってくれるが、技術や経験が至らないそういう業者もいます。どこからが不良施工で、どこから故意、過失なのかは非常に曖昧で不明瞭です。直す気もなく、直す能力もないのを自分でわかってて、施工後、お客に引き渡しをして雨漏りが止まらない、という事が起きます。場合によっては懇意にしている弁護士がいれば、別の業者で現地調査を行い相談して施工費用を取り戻して再施工、というケースあるようです。雨漏り防水工事は非常に慎重な作業の為、すぐ直します、安くやります、というのはウソなのです。

防水工事・雨漏り修理の業者なら当社で相見積りを

当社代表取締役社長の近澤泰義

雨漏りの原因箇所を勘や発生している事態から予想できる傾向ではなく、しっかりとした散水調査を基にファクトを重ね、検出する業者をしっかりと選んで下さい。どんな小さな隙間も水の侵入経路です。ビスを打つ箇所の正確さ、シーリングの適切な使い方で防水性が非常に高くなります。そういったお客の未来を想定した配慮ができる施工こそ信頼に足る業者であるといえるでしょう。

また業者選びで大切な事はお客の思いを誠実に受け取り、未来を見据えた必要な工事の誠実な見積書を提示する業者を選ぶことが大切です。そこについてくる費用こそが私達の言う「適正価格」になるわけです。必要な施工、必要ではない施工、この見分け方が一番重要です。悪徳業者は不要な工事を発注させて費用とまた技術が不十分の場合には再度施工するハメにもなる為、現地調査の立ち合いは必ず時間を割く事をお勧め致します。なぜその業者はその工事が必要と思ったのか。ぜひ質問して下さい。当社は、外壁塗装・屋根塗装工事を始めとし、瓦屋根やスレート屋根などの補修や外壁の張替え、雨漏りの対応なども行っていますのでシーリング工事においても家全体への配慮をしながら遂行致します。狭山市、川越市、東村山市に事業所を構え、埼玉県・東京都の全20都市にて対応可能です。無料にて現地調査を行います。また当社では2社以上へ見積もり依頼をすることをおすすめ致します。『営業から雨樋工事をすすめられた』『火災保険で無料だから今のうちにやっておいたほうがいいといわれた』等、些細な事でも構いません。是非ご相談・ご連絡下さい。診断だけでも大歓迎です。

【当社の施工例】雨樋工事・雨漏り工事の施工例とお客様の声

当社が狭山市、川越市、所沢市などで行った雨樋工事や雨漏り工事例及びお客様の声をご紹介します。それぞれ家の作りが違いますのでその状況もまた異なり、その家に合った適切な施工を行います。雨樋工事や雨漏り工事は高所での作業が多いため、どの業者も同様に足場工事が必要となる場合があります。

雨樋工事や雨漏り工事の事例

当社で工事を行われたお客様の声

業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ相見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。