飯能市｜雨漏り原因の4つの前兆！ベランダ・屋上は防水工事の要

飯能市にお住まいで雨漏りや家の防水対策に興味のある方はぜひお読み下さい。新築であれ、中古物件であれ、住み始めてから気になるのが家のメンテナンス事情です。家を持つ事によって色々な内装、外装が他人事ではなくなる為、メンテナンスをどうすればいいか、外壁塗装や防水工事って何だろう、なんて事を少しずつ考え始める方も少なくありません。昨今では物件を購入し、他人に住ませて賃貸で副業というスタイルも珍しくありません。大切なのはしっかりと『外装の防水機能の担保』をしっかりと維持する事にあります。そしてそれが不動産価値を維持させる事へと繋がるわけです。もし一度でも雨漏りが起きてしまえば売買時には申告義務（物理的瑕疵の告知義務）があるため、売買価格への影響は避けられません。

本記事では埼玉県飯能市の皆様にむけて、雨漏りがよく起きやすい家の箇所、防水工事の必要性、メンテナンスの内容や費用相場、助成金の有無について取り上げます。

防水工事とはどんな施工？

見逃しがちな防水工事。実は住宅の寿命に多大な影響を与える

住まいを長持ちさせるために欠かせないのが防水工事です。では、その工事とはどんなものなのか、なぜ必要とされるのか。ここでは防水工事の基本と、その重要性についてご紹介します。

防水工事とは？

建物を雨や湿気から守るために行われるのが防水工事です。建物の弱点となる部分に防水材を塗布したり、防水層を設けることで、雨水の侵入を防ぎ、劣化を抑えます。

防水が必要な箇所とその理由

住宅の中でも特に水の影響を受けやすい場所には、防水工事が必須です。しっかり対策することで、住まいの劣化を防ぎ、快適な状態を長く保つことができます。代表的な箇所は以下の通りです。

• ベランダ：排水不良による水たまりが、防水層の劣化や雨漏りの原因になります。
• 屋上・バルコニー：風雨や紫外線にさらされることで劣化が進行しやすい部分です。
• 外壁：小さなひび割れから雨水が浸入し、内部を傷めることがあります。

外壁は塗装の際に防水処理を施すのが一般的ですが、屋上やベランダは定期的なメンテナンスが必要です。定期的な点検と適切な施工を行うことで、建物全体の耐久性を守ることができます。

施工内容：防水膜の塗布

防水工事の代表的な方法に、ベランダや屋上に施すグレーの防水膜「トップコート」を塗布する施工があります。これは雨水や紫外線の影響を防ぎ、床面を保護します。もし防水層がなければ、雨水がひびや隙間から建物内部に入り込み、壁や天井、基礎部分に悪影響を与える恐れがあります。

このトップコートは経年劣化するため、定期的な塗り替えが必要です。劣化が進むとひび割れや剥がれが発生し、そこから雨水が浸入するリスクが高まります。住まいの安全性を保つためにも、こまめな点検とメンテナンスを行い、劣化箇所を早めに補修することが大切です。

防水工事の重要性がわかったところで、次に具体的なメリットを確認してみましょう。

防水工事のメリット

防水工事を施すことで、住まいの機能性と安全性をしっかり守ることができます。ここでは、具体的に得られる4つのメリットをご紹介します。

• ①建物の劣化を抑える：雨水や湿気による構造部分への悪影響を防ぎ、建物自体の寿命を延ばします。
• ②雨漏りのリスクを軽減：防水層をしっかり整備することで、隙間からの雨水侵入を防ぎ、室内のダメージを回避します。
• ③住宅の価値を守る：定期的な防水工事を行うことで、建物の美観と性能が維持され、資産価値の低下を防ぐことができます。
• ④将来の修繕費用を節約：劣化の早期発見と修繕で、大掛かりな工事を避けられ、長期的に見るとメンテナンスコストを抑えられます。

防水工事は、目に見えない部分のトラブルを未然に防ぐ大切なメンテナンスです。劣化を放置せず、定期的な点検と適切な施工を行うことで、大切な住まいを長く快適に維持しましょう。

住宅に起こる5つのリスク。防水工事を怠るとどうなる？

防水工事のメンテナンスを怠ると、建物のあちこちで思わぬトラブルが発生することがあります。ここでは、実際に起こりうる代表的なリスクをまとめました。

• 雨漏りの発生：防水層が劣化すると、雨水が建物内へ侵入し、天井や壁にシミやカビを発生させ、室内環境も悪化します。
• 構造の劣化：雨水の侵入が続くと、コンクリート内の鉄筋が錆び、建物の強度が低下。放置すると安全性にも関わります。
• 修繕費の増加：小さな劣化を放置することで、被害が広がり、最終的には大規模な修繕工事が必要になってしまうケースがあります。
• 資産価値の減少：雨漏りの履歴が残ると、売却時に申告義務が生じ、買い手からの印象も悪くなり、価格交渉の材料にされることがあります。
• 健康被害：室内の湿気やカビの発生により、アレルギーや呼吸器疾患など健康への悪影響を引き起こす恐れがあります。

とくに住宅の売却を検討している方は要注意です。防水工事の未実施による雨漏りが発覚すると、売却価格の下落やトラブルの原因になることもあります。定期的な点検と防水対策を行うことで、大切な住まいを快適に保ち、資産価値を維持しましょう。

防水工事の費用相場

防水工事の費用は、場所や使用する材料、工法によって異なります。まずは、一般的な工事内容における費用の目安を紹介します。

ベランダ・バルコニーの防水工事

費用目安: 約10万円〜30万円（面積10㎡程度の場合）
ベランダやバルコニーは雨水の侵入が特に気になる場所です。ウレタン防水やFRP防水など、使用する材料によって価格が変わりますが、ウレタン防水は比較的安価で、施行が簡単です。

屋上の防水工事

費用目安: 約20万円〜50万円（面積20㎡程度の場合）
屋上の防水工事は建物の耐久性を大きく左右します。アスファルト防水や塗膜防水（ウレタン、シリコンなど）を選ぶことができ、それぞれに特徴があります。耐久性や施工方法をしっかりと確認しましょう。
続いて、工法によってどのくらい費用が異なるのかをご紹介します。

防水工事の3つの種類と特徴

屋上やベランダの防水には、環境や用途に応じた最適な工法を選ぶことが重要です。よく使われる防水工事には「FRP防水」「ウレタン防水」「シート防水」の3タイプがあり、それぞれ性能や施工法に特徴があります。ここでは各工法の特長を比較しながらご紹介します。

FRP防水：強度とデザイン性を両立

FRP防水は、繊維強化プラスチックを使用して硬化させる工法で、抜群の耐久性を誇ります。傷がつきにくく、人の出入りが多い場所でも安心して使えるため、住宅のバルコニーなどに人気があります。また、表面の仕上がりが美しく、メンテナンスを定期的に行うことで、耐用年数をさらに延ばすことが可能です。

ウレタン防水：どんな形状にも対応できる柔軟な工法

ウレタン防水は、液体状の材料を塗り重ねて防水層を作る方法で、複雑な構造物や入り組んだ場所にも施工しやすいのが特長です。「通気緩衝工法」は湿気が逃げやすく、長持ちしやすい構造になっており、「密着工法」は工期が短く仕上がりもスムーズですが、紫外線にはやや弱めです。どちらの工法も、定期的な保守を行えば、長く安心して使えます。

シート防水：広範囲への施工に最適

シート防水は、あらかじめ製造された防水シートを貼り付けて施工する方法です。施工期間が比較的短く、均一な仕上がりが得られるため、大面積の施工現場に向いています。代表的な工法には、固定方法に違いがある「機械固定式」と「密着式」があり、それぞれ耐久性や適応範囲に差があります。

いずれの防水工法も、施工後の定期的なメンテナンスが耐久性を左右します。長く快適な状態を保つためには、状態に応じた点検と補修を継続的に行うことが大切です。

工法別：防水工事の費用と期間

防水工事を選ぶ際は、予算や工期も大きな判断材料になります。それぞれの工法にはコストや施工日数の違いがあるため、特徴を把握したうえで現場に適した工法を選びましょう。

雨漏りになる前に発見したい防水工事の必要性！見逃しがちな4つの兆候

早めに気づけば、建物の寿命はグッと延びる。

普段あまり意識しないベランダや屋上の状態。しかし、些細な変化を見逃すと、後々大きなトラブルに繋がってしまうことも。防水工事を必要とするタイミングは、明らかな雨漏りだけではありません。早期発見・早期対処が大切です。以下に、見落とされやすい「防水の劣化サイン」を紹介します。

1. 色が変わった？表面の変化に注目

塗膜の色あせやツヤの消失は、防水層が紫外線や風雨によって劣化している証。特に白い粉が手に付く場合（チョーキング）は、表面保護の力が失われている状態です。

2. 表面がブカブカする、浮いている感じがする

歩いたときに足元が柔らかく感じたり、シートや塗膜が浮いているように見える状態は、防水層が剥離している証拠。内部に湿気がたまっている可能性もあるため、早めの調査が必要です。

3. 水たまりができやすくなった

いつの間にかベランダや屋上に水が溜まっていませんか？勾配のずれや排水不良は、防水層の機能低下が原因の場合があります。水はけが悪くなってきたと感じたら、工事のサインかもしれません。

4. 家の中に湿気やカビ臭が広がる

まだ雨漏りが目に見えなくても、湿度が高くカビ臭いと感じたら、すでに防水層が水分を通してしまっている可能性があります。天井や壁の裏側で静かに劣化が進行していることも。

これらの兆候を見逃さず、早めに対処することで、大掛かりな修繕を避けることができます。「まだ大丈夫」と思わず、気になった時点で専門業者に点検を依頼してみましょう。

埼玉県飯能市の特徴

埼玉県飯能市の地図

飯能市は、2025年4月時点で人口約7万7千人、世帯数約3万6千世帯を有する都市です。飯能市には、​​西武池袋線、西武秩父線、とJR八高線が通っています。​​西武池袋線は飯能駅と東飯能駅があり、池袋駅までは急行で約48分です。西武秩父線は、飯能駅、東飯能駅、吾野駅や東吾野駅があります。

飯能市の年間平均気温は約12.1℃です。年間降水量は約1,746mmです。飯能市で防水工事を行うことができる業者は10社以上あると言われています。また、株式会社CHIKAZAWAのように、近隣地域に事務所を構える会社が飯能市で防水工事を行う場合もあります。

防水工事でカギとなるのは、雨漏りの原因を的確に特定できる能力です。散水調査を実施できる業者を選ぶのが理想ですが、高度な技術が求められます。複数の業者から見積りを取り、価格だけでなく技術力や対応のていねいさも比較して、自分に最適な業者を選ぶことをおすすめします。

飯能市で防水工事の費用を抑える方法

防水工事を成功させるカギは、「賢い準備」と「ムダのない選択」にあります。ベランダや屋上の防水工事は決して安い買い物ではありませんが、だからこそ、やり方次第で費用を抑えつつ、しっかりとした品質を確保することができます。事前にポイントを押さえておくだけで、工事の満足度はぐんとアップします。

「相見積り」で費用やクオリティを比較

防水工事の費用を無理なく抑えるには、まず複数の業者に見積りを依頼するのが鉄則です。各社の提案内容を比較すれば、金額の違いだけでなく、工事の中身や使用される素材の質まで見えてきます。

見積書を読み比べるときは、価格の安さだけで判断しないように注意。施工内容の明確さ、アフターサービスの有無、保証の範囲などをしっかり確認しましょう。過去の施工事例や口コミも参考にすれば、安心して依頼できる業者を見つける手助けになります。

火災保険の対象になるかチェック

思わぬ自然災害で建物に被害が出た場合、防水工事の費用が火災保険で補償されることがあります。たとえば、台風や大雨による損傷などが該当します。

ただし、長年の使用による老朽化は保険の対象外になるケースがほとんど。契約内容を確認したうえで、対象となる可能性があれば、業者と連携して申請の手続きを進めることで、自己負担額を減らせる可能性があります。

補助金は時期と自治体の動向をチェック

2025年4月時点、飯能市には「飯能市住宅リフォーム事業補助制度」という補助金があります。この補助金は、飯能市内に住宅を持つ市民が、住宅の増築や改築など、リフォーム工事を行う場合に、市内の事業者を使うことを条件にもらえる補助金です。補助金の金額は、補助対象工事費（税抜）の5%の額とし、3万円が限度額となります。詳しくは飯能市のウェブサイトをご確認ください。

施工会社に直接依頼することでコストを最適化

工事の中間マージンを削減する一番の方法は、施工を自社で行っている業者に直接依頼することです。ハウスメーカーや仲介業者を通すと、その分コストが上乗せされてしまいます。

一方、直接施工の業者であれば、不要な中間費用をカットできるうえ、担当者とのやり取りもスムーズ。費用を抑えながら、安心して工事を任せたい方には最適な選択肢です。

防水工事完了後：長持ちさせる3つのルール

せっかく費用をかけて防水工事をしても、アフターケアを怠ると効果が短命に終わってしまうことも。防水性能をしっかり維持し、建物を長持ちさせるには、以下の習慣が大切です。

• ①ゴミや落ち葉はこまめに除去
  排水口の詰まりは水たまりの原因に。ベランダや屋上にゴミがたまっていないか、こまめにチェックしておきましょう。
• ②年に1回は「異常がないか」目視点検
  施工後数年は見た目に大きな変化が出ないこともあります。とはいえ年1回は、ひびや浮き、変色がないか確認しておくと安心です。
• ③トップコートの再塗装で保護力アップ
  特にウレタンやFRP防水は、表面を保護するトップコートが劣化のカギ。5年を目安に再塗装を行うことで、耐久性がグッと伸びます。

少しの手間が将来の大きな出費を防いでくれます。定期的なケアを習慣化して、安心できる住まいを維持しましょう。

知ってる・知らないで大違い！防水工事の費用相場と施工内容

『他社より料金が安いから』、『感じの良さそうな人だから』、『飛び込み営業の人に今やらないと危ないと言われたから』など表面的な内容で業者を選んでしまっていませんか？例えば技術や経験が豊富なプロであっても受注したい、売り上げをあげたい、と思うのは当然です。見て頂きたいポイントはあなたの家にとって必要で適切な施工内容なのか、そして且つ、それが高品質に行われるのか、が重要です。安かろう悪かろうは施工業界ではまさに当てはまる言葉ですのでまずは簡単でも構いませんのでこの防水工事の施工内容、ざっくりとした費用相場についてみていきましょう。

飯能市の防水工事・雨漏り調査は相見積りで

当社代表取締役社長の近澤泰義

最後に防水工事を実施したのはいつでしょうか？まずは以前の施工時の保証内容を確認してみましょう。保証期間内であれば、補修が無料で受けられるケースもあります。すでに保証が切れている場合でも、信頼できる防水工事業者であれば、現地調査を無料で行ってくれることが多いです。今の状態を正しく把握し、出された見積りが妥当かどうかを確認することが大切です。

もし雨漏りの症状が出ているなら、散水調査に対応している防水工事の業者を選ぶのがおすすめです。また、台風や大雨など自然災害が原因となっている場合は、火災保険が利用できる可能性もあります。事前に契約内容をチェックしておくことで、自己負担を軽くできるかもしれません。

業者選びは「価格の安さ」だけに目を向けるのではなく、施工提案のていねいさやアフターサービスの充実度も重要なポイントです。安さに飛びついてしまうと、後で追加料金が発生したり、仕上がりに不満が残るリスクもあります。私たちは、わかりやすく納得できるご提案を心がけています。

飯能市内の戸建てからマンションまで、当社は全て自社施工で対応しています。小さな補修から大規模な修繕まで対応可能です。現地調査や散水調査も無料で行い、他社の見積りと比較しながら、より良いプランを一緒に考えていきます。お住まいの安心を守るパートナーとして、ぜひお気軽にご相談ください。

当社で実施した防水工事や雨漏り工事の事例

当社で対応したお客様の声

業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。