清瀬市｜塗装が剥げた外壁は今すぐ直すべき？判断基準と塗装の費用比較

部分的な外壁のひび割れや塗装の剥がれなどがあっても、見て見ぬふりをしてしまう人は多いかもしれません。部分的だから、と次のメンテナンスまで放置しているお家が多く見られますが、本当に対応しなくても大丈夫なのでしょうか？外壁の部分的な劣化を放置することが、結果、大規模補修が必要になる致命的な損傷に繋がったり、最悪な場合だと家の寿命を縮めてしまったりする可能性があることをご存知ですか？

場合によっては塗装の剥がれから浸水し、外壁材が傷んでしまう可能性もありますが、かといって費用をかけてすぐに補修した方が良いのかどうか…。実際に部分塗装を行うのは果たして効果的なのでしょうか。それともやはり、次のメンテナンスの時期まで待って全面塗装をした方が良いのでしょうか？あるいは、DIYで自分で対応してしまったほうがいいのでしょうか？部分塗装と全体塗装にかかる塗装費用を比較しながら、部分塗装が必要なのか、その判断の仕方について見ていきましょう。

外壁の塗装が部分的に剥がれている！塗装し直すべき？

塗装の剥がれが一部分だけでも、塗装工事を施した方が良いこともあります

外壁塗装は、ただ見た目をきれいにするだけではありません。紫外線や雨風などの自然の影響から建物を守り、防水機能の低下を防ぐことで建物の健康を保つ重要な役割を果たしています。この定期的なメンテナンスにより、建物の寿命が延び、資産価値も維持されるため、7〜10年ごとの塗り替えが推奨されています。また、塗料には断熱効果もあるため、適切な塗装を行うことで光熱費の節約も期待できます。

建物を外からの影響から守る重要な役割を果たす外壁塗装ですが、全体的な塗装工事の時期が来る前に、小さなヒビや剥がれ、色あせなど、早期かつ部分的に異変が見られることもあります。これらのサインは建物の保護性能が低下している可能性を示しているため、早めの対応が求められる場合もあります。どのような外壁の部分的損傷に対して、早めに対応すべきなのか、事例を紹介していきます。

施工後のアフターケアで対処できる？

まず塗装の剥がれを確認して補修を検討されている場合にはまずは前回メンテナンスに当たった業者に保証期間内で保証内容が適用できるか確認してみましょう。その場合には費用は発生せずに塗料の種類を含め、再度仕上げてくれるので依頼しない手はありません。せいぜい5年～7年あたりの業者が多いでしょう。施工後1年しか経ってない、という場合なんかではすぐに電話しましょう。

部分塗装工事で対応すべき事例

1. 一面もしくは部分的な劣化の進行

一面、もしくは部分的な外壁のみ劣化が進んでいる場合は、外壁塗装が必要になる可能性があります。外壁の一部分のみ劣化が進行している原因は、例えば、西日の影響で西側の外壁のみ著しく劣化していたり、北側の壁だけが湿気やカビの影響で劣化していたりが挙げられます。

2. 塗膜の剥がれやひび割れが部分的に発生

外壁にひび割れや塗膜の剥がれが見つかった場合は、早急に部分的な塗装が必要かもしれません。このような損傷は、どれだけ小さくても水分が入り込む可能性があります。そうすると内部まで影響を及ぼし、建物全体の劣化を引き起こすかもしれません。早めに修繕することは、将来起こりうる大がかりな修理のリスクを抑え、大幅な出費を軽減できます。

3. 局地的な色あせや変色の発生

外壁の一部や一面だけが色あせや変色が発生した場合は、その箇所だけを再塗装すると外観を整えることができます。しかし、特定の範囲に劣化が集中している場合と防水機能が低下している恐れがあるため、外壁塗装業者による調査が必要です。

4. チョーキング現象

外壁に白い粉状のものが浮いていることを、チョーキング現象といいます。これは塗料が劣化しているサインなので、塗り替えのタイミングかもしれません。この症状が見られたら、早めにその部分を塗り直すことで、外壁を長持ちさせることができます。

5. 部分的な汚れやシミ

外壁に汚れやシミが目立ち、見た目が気になるようであれば、気になる部分だけを塗り直して外観をきれいに保つのも効果的です。

外壁に部分的な損傷、塗装の劣化が見られる場合、部分塗装で対処するのが最善であることもあります。しかし、必ずしも部分塗装が必要とは限らず、次回の全体塗装のタイミングで間に合う可能性もあります。どちらなのか判断するには、自己判断せずに外壁塗装業者に現地調査を依頼しましょう。しかしその前に、自分でも部分塗装のメリットとデメリットを確認しておくと安心です。

部分塗装のメリット・デメリット

家の一部に損傷を見つけて部分塗装を検討している方は、まずは部分塗装のメリットとデメリットを理解してから判断することをおすすめします。外壁の部分塗装はコストを抑えたり、効率よく補修できたりするメリットがあります。しかし一方で、長期的に見ると費用が嵩む部分があるためコスパが悪く、さらに美観にも影響が出る可能性があります。詳しく見ていきましょう。

• メリット
  – 局所的な劣化に対応できる
  – 支払金額が抑えられる
• デメリット
  – 施工日数の短縮にはならない
  – 色合わせの難しさ
  – 将来的なメンテナンス費用の増加

まずは部分塗装や一面塗装のメリットを見ていきましょう。部分塗装は劣化が進んでいる箇所だけに対処できるため、他の面がまだ良好な状態であれば必要な部分を補修するだけで済みます。また、部分塗装は全面塗装に比べて塗装範囲が狭まるため、材料費や施工費を抑えられ、費用が軽減されます。

一方で、部分塗装や一面塗装にはデメリットもあります。まずは施工日数。施工日数は大幅に短縮できるわけではなく、全面塗装で7〜10日ほど、部分塗装でも足場工事を含めると7日程度を要します。また、既存の塗料と新しい塗料の色や質感を完全に一致させることは難しく、仕上がりに違和感が生じる可能性があります。経年変化で色が馴染むこともありますが、他の面が色あせている場合、部分塗装だと他の面との色の差が目立ってしまうリスクが高まります。最後に費用面です。部分塗装は1回の支出は減りますが、長期的にみると全面塗装の方がコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。例えば、部分塗装でも足場工事が必要になることが多く、足場費用だけで10万円程度かかりますが、全面塗装でも15〜20万円と大きな差はありません。そう思うと、全面塗装をする方が、費用が圧縮できます。部分塗装を行っても、遅かれ早かれ全面塗装を行うタイミングが来るため、総合的にはメンテナンス費用が増加してしまうと考えられるでしょう。

このように部分塗装のメリットとデメリットがあります。最終的にどちらで補修を行うかは、外壁塗装業者の現地調査結果によって判断すると良いでしょう。現地調査は通常無料で対応してくれます。部分塗装を必要とする箇所のみならず、建物全体のコンディションをしっかりと把握してくれるため、プロのアドバイスをもとに適切な塗装プランを選びましょう。

部分塗装と全面塗装の費用相場を比較

外壁の部分塗装と全面塗装、それぞれの費用相場を比較してみましょう。

• 【部分塗装】費用相場
  外壁の部分塗装（約30坪/2階建住宅/一面）：約45〜60万円
  ひび割れ補修：約1,800〜2,500円/㎡
  穴・傷の補修：約1,000〜6,000円/1箇所
  カビ・コケの除去：約200〜250円/㎡
  チョーキングの補修：約2,000〜50,000円/㎡
• 【全面塗装】費用相場
  外壁塗装（約30坪/2階建住宅）：約90〜160万円

外壁の全面塗装と同時に屋根塗装も行うことで、さらに費用を抑えられます。外壁塗装と屋根塗装を両方まとめて施工すると、約100〜200万円で済むことが多く、それぞれ個別に行うよりも経済的です。特に、前回の外壁塗装から5〜6年が経過している場合、緊急性の低い修繕は控え、全面塗装を検討することでトータルのコストを抑えられるでしょう。

施工時期で部分塗装の工事費用は変化する？

外壁の部分塗装を検討中でも緊急性がない場合は、繁忙期を避けた時期に塗装工事を依頼するのがおすすめです。塗装工事は春や秋など気温が安定した時期に集中しやすく、冬場や梅雨時期は比較的予約が取りやすくなります。比較的予約がとりやすい時期だと、費用面での交渉が可能になることもあります。しかし混み具合はそれぞれの外壁塗装業者によっても異なるため、もし工事費の相談をしたい場合は、工事の時期を業者に調整してもらいながら、費用についても話し合うと良いでしょう。

清瀬市で外壁の部分塗装｜街の特徴と工事費を抑える方法

東京都清瀬市の地図

清瀬市は2024年10月現在、約7万4千人、世帯数は3万7千世帯が暮らす地域です。市内には西武池袋線が通っており、西武池袋線清瀬駅から池袋駅までは約30分で移動できるため人気のエリアで、人口が徐々に増加しています。武蔵野台地の平坦地に位置し、都市農業も盛んな水と緑豊かな地域です。年間平均気温は15.2℃、年間降水量は1,505mmです。

清瀬市に事業所を構える外壁修理業者は数件のみです。しかし、近隣の市で事務所を構えている場合、清瀬市の施工も対象にしている可能性があります。当社でも清瀬市は随時、現地調査を行っておりますので対応可能です。

東京都清瀬市で外壁塗装費用を減らす方法

外壁塗装の工事費は高額な出費になることがありますが、工夫次第で費用を抑えることも可能です。どのような節約手段があるかを見ていきましょう。注意事項としては、全ての方法が全ての施工に必ず使えるわけではありません。事前に情報をしっかり収集し、自分の希望や予算に合った方法を選ぶことで、無理なく費用を抑えながら、満足のいく仕上がりを目指せます。

①自社で職人を雇っている会社を選ぶ

外壁塗装業者には2つのタイプがあります。ひとつは自社で職人を抱える業者、もうひとつは施工を下請けに依頼する業者です。大手のハウスメーカーや営業専門の業者は、施工を下請け業者に任せているケースがほとんどです。また、その分中間手数料が発生して費用が高くなる傾向にあります。一方で、自社で職人を抱えている外壁塗装業者に依頼する場合、中間手数料が不要なため、コストを抑えられる可能性があります。また、自社職人が施工を担当することで責任感が強く、仕上がりの質も期待できるため、丁寧な施工や細かな要望に応えたい場合は、自社で職人を抱える外壁塗装業者を選ぶことをおすすめします。

②複数の業者から相見積りを取る

外壁塗装を業者に依頼する場合は、一社だけではなく複数の業者から見積りを取りましょう。少なくとも2〜3社に依頼して、価格のみならず、サービス内容や過去の施工実績、対応の良さ、口コミ評価なども検討してください。信頼性のある外壁塗装業者を選ぶことが重要です。また、部分塗装で本当に済むのか、全面塗装を行った方が将来的に良いのではないかについても相談し、無駄な出費を避けるようにしましょう。

③清瀬市で活用できる外壁塗装工事の補助金制度

清瀬市では2024年10月現在、外壁塗装工事に使用できる補助金はありません。清瀬市で住宅に使用できるものですと、「清瀬市木造住宅耐震改修等助成」があります。これは、耐震改修工事向けの助成金です。工事費用の1/2以内で100万円が上限とされています。外壁塗装工事とともに耐震改修工事をご検討の方は、ぜひご利用ください。また、清瀬市では子育てに関する補助金も充実しておりますので、外壁塗装工事以外の面で費用を圧縮させましょう。

④火災保険（自然災害による補修のみ）

外壁塗装工事の費用に、火災保険が利用できるケースがあります。それは主に自然災害によって外壁が損傷し、補修しなければならない場合です。残念ながら、経年劣化や通常のメンテナンスには適用されません。自然災害の外壁損傷でも、加入されている保険の内容によっては補償が受けられないこともあるため、まずは現在契約中の火災保険の内容を確認しましょう。外壁塗装業者に相談すれば、保険適用の可否についてアドバイスをもらえる場合もあります。自然災害が原因で修理が必要な場合は、火災保険を賢く活用することで、費用負担を軽減できるかもしれません。また、外壁塗装業者によっては保険申請のサポートを行ってくれることもあるので、事前に確認しておくと安心です。

DIYで部分塗装をしても大丈夫？

外壁の部分塗装くらいであれば、DIYでも良いのでは？と思う人もいると思います。部分塗装をDIYで対応することは可能です。ただし、DIYにはメリットだけでなくデメリットもあるため、ご自身の家屋にDIYが向いているかを慎重に判断する必要があります。しっかり見極めないと、DIYをした後に失敗してしまい、外壁塗装業者に工事を依頼しなければならないこともあります。また、道具や塗料の選定から施工の手間まで、意外に手間がかかることも多いため、時間や仕上がりの面も考慮しつつ最適な方法を検討してみましょう。

DIYのメリットとデメリット

外壁の部分塗装や一面のみの塗装をDIYで行う際には、メリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。特に注意頂くのは同じ色で塗布しても前回の塗装から時間が経っている為、新しく同じ色で塗った範囲とそれ以外の壁の色とでは多少の違いが生じる可能性もあります。また面積が狭ければ狭いほど、自分でできる範囲になりやすいでしょう。

DIY：外壁部分塗装のメリット

• 好みに合わせた仕上がり：自分の好きな色を選び、自分自身で塗装工事することで、理想的な仕上がりに仕上げることができます。
• スケジュールの柔軟性：自分に合わせたスケジュールで施工を進められるため、仕事や家庭の都合に合わせて塗装作業を行うことができます。

DIY：外壁部分塗装のデメリット

• 技術と時間が不可欠：
  塗装作業は一見シンプルに見えるかもしれませんが、実際には高い技術が必要とされます。特に塗布面積が広い場合は、均一で美しい仕上がりにすることは思った以上に難しいです。また、塗装は通常、重ね塗りを行うため、仕様書に従った乾燥時間を確保する必要となり、時間がかかります。外壁塗装業者でも、部分塗装工事に1週間は要します。さらに、補修を行いながらの塗装作業であれば、さらなる技術が求められます。手のひらサイズの小さな面積であれば別ですが、家を長持ちさせたいのであれば、DIYよりも外壁塗装業者に現地調査を依頼し、適切な判断を仰ぐことが望ましいでしょう。
• 高所作業のリスク：
  高所での作業は危険が伴うため、地面から手が届く範囲のみのDIY作業で止めておくようにしてください。足場が必要な場所は、外壁塗装業者に依頼するのが安全です。足場から落ちて大怪我、最悪の場合命を落とす危険性もあるため、安全を第一に考えて行動しましょう。

DIYで外壁を塗装することには、コストを削減できたり、作業スケジュールを柔軟に調整できたりするといったメリットがあります。しかし、技術的な難しさや安全面のリスク、作業にかかる時間の負担もあるため、誰でも簡単に行えるわけではありません。さらに、仕上がりを重視する方は、外壁塗装業者に依頼する方が安心かつ確実な選択肢です。自分のスキルや状況を考慮し、最も適した方法を選びましょう。

部分塗装や一面塗装に外壁塗装業者は対応できる？

多くの外壁塗装業者では、部分塗装や一面塗装にも対応しています。しかし、依頼する前に確認しておくべき、いくつかの重要なポイントがあります。円滑に依頼を進め、期待通りの仕上がりを実現するために、以下の事項をしっかりと理解しておきましょう。

• 工期期間
• 塗料の色合い

部分塗装や一面塗装は、全面塗装と比較しても工期はほとんど変わりません。足場の設置や塗料の乾燥時間、重ね塗りなどの工程は、全面塗装と変わらないからです。部分塗装でも作業完了までに約1週間が必要になり、全面塗装だと10日間〜長くても2週間ほどなので、余裕を持ったスケジュールを計画することが重要です。

部分塗装や一面塗装を行う際は、他の面との色合わせに十分注意が必要です。既存の塗装と新しい塗装の色を完全に一致させるのは難しい場合が多いです。前回の塗装から時間が経っていると、経年劣化によって色が褪せており、同じ塗料を使っても仕上がりに違いが出ることがありますし、塗料が廃盤になっていることもあります。色合いの不一致が気になる方には、全面塗装がより安心な選択肢といえるでしょう。

部分的な外壁塗装を依頼する際は、十分デメリットも考慮しましょう。外壁塗装業者と打ち合わせを行い、工事の具体的な内容や仕上がりのイメージをしっかりと共有するしてください。「思っていたのと違う」という事態を避けられるように、こうなるであろうと予想はせず、しっかりと希望を伝えることが重要です。

清瀬市で部分塗装なら、当社で相見積りを

当社代表取締役社長の近澤泰義

万が一、前回の外壁塗装工事から時間があまり経っていない中で外壁の部分破損が見られるようになった場合は、施工対応の問題である可能性もあります。まずは前回に施工を依頼した外壁塗装業者の保証期間を確認しましょう。アフターケア期間が残っている場合、万が一の損傷に対する修理が保証される可能性があります。

当社では無料の現地調査を通じて、天候による劣化や小規模な補修にも柔軟に対応しています。全体のメンテナンスに備えて、複数の業者から見積りを取得し、比較検討することも重要です。あなたの大切な家の外壁について、ぜひお知らせください。

当社で実施した外壁塗装工事の事例

当社で対応したお客様の声

業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。