
川越市|屋上・ベランダの防水工事はすべき?見分け方と雨漏り調査や補助金
一軒家を購入したら、定期メンテナンスを行う必要があります。外壁塗装や屋根塗装はそのうちの一つで、多くの人が知る定期メンテナンスの一つですが、実は防水工事も行う必要があるのをご存知でしょうか?防水工事は主にベランダや屋上に行われる工事ですが、この定期メンテナンスを行わないと、雨漏りの原因になり家屋の寿命を縮めてしまう可能性もあります。そのため、定期的に防水工事を行うことが必須です。
定期メンテナンスはそれなりに費用がかかるため、工事費用を圧縮したい場合は、屋根塗装や外壁塗装を行うタイミングで一緒に防水工事を行うのが良いでしょう。こちらでは、工事費用を抑えるためのヒントや埼玉県川越市で利用できる助成金の有無、防水工事の種類、防水工事方法別の耐用年数、防水工事を行わなかった場合に起こる劣化症状についてご紹介します。定期メンテナンスを効率よく行うことで、全体的な費用を抑えながら、長く家屋に住めるようにしていきましょう。
雨漏りのリスクを左右する防水工事とは?
雨にさらされやすい屋上や屋根、ベランダやバルコニーに行う防水工事は、雨水を建物に侵入することから守るために行われます。また、上記の箇所以外でも、コンクリート住宅の場合は、雨水侵入による劣化の進みが早いため、建物全体的に防水工事が行われます。
建物の防水は、新築時に施工されますが、年月とともに劣化し、効果が薄れてしまいます。そのため、定期的なメンテナンスが不可欠です。防水機能が低下すると、屋根やベランダに水がたまりやすくなり、最悪の場合、雨漏りを引き起こします。雨漏りが発生してから対策を講じると、修繕費が高額になるだけでなく、建物全体に影響を及ぼす可能性があるため、早めの点検とメンテナンスが重要です。
防水工事にはさまざまな方法があり、建物の状況や立地条件、施工スケジュールを考慮して適切な工法を選ぶことが求められます。特に改修工事では、現在の防水状態を正確に把握し、最適な施工方法を採用することで、建物の耐久性を高めることができます。計画的なメンテナンスを行い、快適な住環境を維持しましょう。
住宅の寿命を左右する可能性がある防水工事
普段何気なく歩くベランダや屋上の床。その表面にあるグレーの層には、建物を守る大切な役割があります。「トップコート」と呼ばれるこの塗膜は、防水層や建物の下地を紫外線や雨風から保護し、防水機能を維持するために欠かせません。
しかし、トップコートは経年とともに劣化し、ひび割れや剥がれが生じることがあります。耐用年数が5年程度と最も早く劣化する部分な為、これを放置すると、防水層が傷み、最終的には雨水が建物内部に浸入する原因に。屋根や外壁で採用した塗料とは異なった耐用年数かどうかについてもしっかりと把握するとより良いでしょう。そんなトラブルを防ぐためにも、サイクルを把握し、定期的な点検やメンテナンスが大切です。
あなたのベランダや屋上の床、ひび割れや剥がれはありませんか?今こそチェックしてみましょう。
防水工事をしないと…どうなっていく?
ベランダや屋上の防水が劣化すると、建物全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。見た目には問題がなくても、ひび割れや剥がれが進行すると、雨水が建物内部へ浸入し、さまざまなトラブルを引き起こします。どのようなトラブルが起こりうるか、確認してみましょう。
防水の劣化により起こりうるダメージ
- 雨漏りの発生
防水層の劣化により雨水が侵入し、室内の天井や壁にシミを作るだけでなく、カビや腐食の原因に。 - 建物の耐久性低下
コンクリート内部に水が染み込み、鉄筋が錆びることで建物の強度が低下。 - 健康リスク
湿気がこもることでカビが発生し、アレルギーや呼吸器疾患を引き起こす可能性。 - 修繕費用の増大
軽度のひび割れなら簡単な補修で済むものの、放置すると大規模な工事が必要になり、コストがかさむ。 - 資産価値の低下
雨漏りの履歴があると、売却時に告知義務が発生し、買い手に敬遠される要因に。
防水チェックのタイミングは?
防水の劣化は目に見えにくいため、定期的な点検が重要です。以下のようなサインがベランダや屋上など防水工事が必要な箇所に見られたら、早めのメンテナンスを検討しましょう。
- 表面にひび割れや剥がれがある
- 水たまりができやすくなった
- 床を踏むと柔らかく感じる部分がある
防水工事は決して大掛かりなものばかりではなく、定期的なトップコートの塗り替えで劣化を防ぐことができます。気になる箇所があれば、防水工事の事業者に相談し、適切な対策を講じることで、大切な住まいを長持ちさせましょう。
防水工事で住まいが変わる!長持ちする家づくりのポイント
住まいを守るために、防水工事がどのような役割を果たすのかご存じですか?
雨風にさらされる屋根やベランダ、外壁。これらの防水対策を怠ると、建物内部に水が浸入し、劣化が進んでしまいます。防水工事は、そんな水の脅威から建物を守るために欠かせない施工です。適切なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持することができます。
防水工事が必要な場所とは?
特に雨水の影響を受けやすい以下の場所では、定期的な防水工事が重要です。
- 屋上・バルコニー: 雨水が直接当たり、ひび割れや劣化が進みやすい
- ベランダ: 排水が悪いと水がたまり、防水層が傷みやすい
- 外壁: 小さなヒビからも雨水が浸入し、建物の構造を脆くする可能性がある
防水工事で得られるメリット
防水工事を適切に施すことで、さまざまなメリットが得られます。
- 雨漏りの防止: 建物内部への水の侵入を防ぎ、快適な住環境をキープ
- 建物の耐久性アップ: 劣化を防ぎ、長く安心して住める家を実現
- メンテナンスコストの削減: 早めの対策で大規模な修繕を回避し、余計な出費を抑える
- 資産価値の維持: 将来的に売却を考えた際にも、メンテナンスの行き届いた家は評価が高くなる
定期的な防水メンテナンスが重要
防水対策は「一度施工すれば安心」ではありません。年月とともに劣化が進むため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。劣化が進む前に早めの対策をすることで、大規模な修繕工事を回避し、住まいをより長持ちさせることができます。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、知らぬ間にダメージが広がっていることも。長く快適に暮らせる家づくりのために、定期的な防水チェックを習慣にしましょう。
防水工事が必要なサイン!これらの症状に要注意
防水のメンテナンスを先延ばしにすると、大きなリスクが待っている可能性も
家の防水機能は、日々の雨風から建物を守るために欠かせない役割を果たしています。しかし、長期間の使用でその機能が低下すると、さまざまな問題が発生します。防水層の劣化に気づかず放置してしまうと、修繕費が高額になり、住環境にも深刻な影響を与える可能性があります。では、どんな症状が現れたら、防水工事のサインなのでしょうか?
1. 雨水が溜まりやすい場所が増えた
ベランダや屋上に水たまりができている場合、防水層の劣化が進んでいる可能性があります。特に排水口を掃除しても改善しない場合、勾配の不具合や防水層自体の問題が考えられます。放置すると水の侵入が進み、建物内部にダメージを与えることがあります。
2. 床や壁にひび割れ・剥がれが見られる
防水層にひび割れや剥がれがあると、そこから水が浸入し、建物内部を腐食させる原因となります。特に0.3mm以上のひび割れは深刻です。早急に補修を行うことで、さらなる劣化を防ぎ、修繕コストを抑えられます。
3. 色褪せやチョーキング現象が見られる
防水塗装の色褪せや、手で触った時に白い粉が付く(チョーキング現象)ことは、防水機能が弱まっている証拠です。特にトップコートは5年ごとに塗り替えを行うことが推奨されており、早期の対応が重要です。
4. 雨漏りや湿気によるシミが壁に現れる
天井や壁に雨染みができている場合、防水層の劣化が進行し、すでに水分が内部に浸透しているサインです。このまま放置すると、構造部分に深刻な損傷を与え、修繕が大掛かりになってしまいます。早めの対応が肝心です。
防水の不具合を放置すると、建物全体の構造に悪影響を及ぼし、修繕費用が膨らむ可能性があります。定期的な点検と早期の対策が、長期的に住まいを守るための最も重要なポイントです。早めの手入れで、大切な住環境を守りましょう。
最適な選び方とは?防水工事の種類と耐久性
建物を長持ちさせるためには、適切な防水工事が欠かせません。防水工事にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や耐久性の違いがあります。ここでは、代表的な3つの防水工法を紹介し、用途に応じた選び方を解説します。
シート防水|広範囲の施工に適した安定性の高い工法
防水シートを施工面に貼り付けることで、防水層を形成する工法です。均一な厚みが確保できるため、仕上がりが安定しやすく、比較的短い工期で施工できます。
シート防水には「塩ビシート防水機械固定法」と「塩ビシート防水密着工法」の2種類があります。機械固定法はシートをビスで固定するため、下地の動きに強く、耐用年数は約15~20年と長めです。一方、密着工法は接着剤で固定するため、防水性が高いものの、耐用年数は10~15年程度となります。
ウレタン防水|複雑な形状にも対応できる柔軟な工法
液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を作る工法です。継ぎ目がないため、水の侵入を防ぎやすく、ベランダや屋上など、形状が複雑な場所にも適しています。
主な施工方法として「ウレタン防水通気緩衝工法」と「ウレタン防水密着工法」があります。通気緩衝工法は下地の湿気を逃がす機能があり、耐用年数は約13~15年。密着工法は直接ウレタンを塗布するため施工が簡単ですが、紫外線の影響を受けやすく、耐用年数は約5~10年と短めです。どちらも5年ごとの点検や再塗装を行うことで、長持ちさせることができます。
FRP防水|高い強度と耐久性を備えた防水工法
繊維強化プラスチック(FRP)を使用した防水工法で、硬化後は非常に高い耐久性を発揮します。衝撃や摩耗に強いため、歩行の多いベランダや屋上に最適です。
FRP防水の耐用年数は約10~15年ですが、6~7年を目安にトップコートを再塗装することで、さらに長持ちさせることができます。また、表面の仕上がりが美しく、景観を損なわない点も魅力の一つです。
防水工事は、適切なメンテナンスを行うことで耐用年数を延ばすことができます。定期的な点検や補修を実施し、建物の状態に合わせた最適な防水方法を選びましょう。
防水工事の費用・期間・維持管理のポイント
防水工事は、建物を雨や湿気から守るために重要な工事ですが、その費用や施工期間、維持管理の方法を理解しておくことが大切です。適切なメンテナンスを怠ると、防水層が劣化し、雨漏りの原因になることもあります。
防水工事の費用や施工期間は、工法や建物の状態によって異なります。以下に、それぞれの特徴をまとめました。
- シート防水
費用の目安(1㎡あたり):2,500〜8,000円
工期の目安:1~4日
特徴:施工が比較的早く、大規模な屋上などに適している - ウレタン防水
費用の目安(1㎡あたり):3,000~8,000円
工期の目安:3~7日
特徴:液体塗布のため複雑な形状にも対応しやすい - FRP防水
費用の目安(1㎡あたり):4,000~8,000円
工期の目安:1~2日
特徴:強度が高く、ベランダなど歩行の多い場所に最適
例えば、10㎡程度のベランダにウレタン防水を施工すると、費用は10~20万円ほどになることが一般的です。一方、100㎡規模の屋上にシート防水を施す場合、120~140万円程度の費用がかかることがあります。工事の内容や追加作業の有無によっても費用は変動するため、事前に見積りをしっかり確認することが重要です。
防水工事後の定期点検が重要!住宅の寿命に影響も
防水工事を長持ちさせるためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。特に、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- 5年ごとの定期点検
ひび割れや剥がれのチェックを行い、必要に応じて補修を実施。 - トップコートの再施工
ウレタン防水やFRP防水は、5~7年を目安にトップコートを塗り直すことで耐久性が向上。 - 排水口の清掃
水の流れを妨げるゴミや汚れを定期的に除去し、排水機能を維持。
防水性能の低下を放置すると、雨漏りによる建物の損傷や修繕費の増加につながる可能性があります。定期的なメンテナンスを行うことで、工事の効果を長持ちさせ、建物全体の寿命を延ばすことができます。
埼玉県川越市の特徴
埼玉県川越市の地図
川越市は、2025年2月時点で人口約35.2万人、世帯数約16.9万世帯を有する都市です。
川越市にはJR川越線、東武東上線、西武新宿線が通っています。大宮駅から川越駅までは約20分、池袋駅から川越駅までは急行で約30分、西武新宿駅から本川越駅までは特急で約45分で到着します。川越市には、ルミネ川越やU_PLACE、ウニクス 川越など、ショッピングエリアも充実しています。
川越の気候は年間を通じて比較的穏やかで、年間の平均気温は約14.7℃、年間降水量は約116.6mmです。川越市で防水工事を行うことができる業者は60社以上あると言われています。しかし、雨漏りの原因を正確に特定するには、適切な散水調査を行える業者を選ぶことが重要です。そのため、複数の会社から見積りを取り、費用面だけでなく、技術力や対応の質も比較しながら、最適な業者を選びましょう。
川越市で防水工事のコストを抑えるポイント
川越市でベランダや屋上の防水工事を行う際、費用をできるだけ抑えつつ、品質の高い施工を実現するためのポイントをご紹介します。適切な計画を立てることで、無駄な出費を減らし、コストパフォーマンスの良い工事を進めることが可能です。
川越市で防水工事に利用できる補助金制度
川越市では現在、防水工事に特化した補助金は設けておりませんが、2024年の11月に受付が終了した「令和6年度 川越市住宅改修補助金制度」は、ベランダや屋上の修繕が補助範囲となっていました。来年度も制度が設けられる可能性があるため、防水工事を検討している方は2025年4月頃に川越市の公式ウェブサイトをご確認ください。
火災保険の適用を確認する
台風や豪雨などの自然災害によってベランダや屋上が顕著に被害を受け、防水工事が必要になった場合、火災保険が適用されるケースがあります。ただし、経年劣化や通常の使用による損傷は対象外となるため、保険の契約内容を事前に確認しておくことが大切です。適用される場合は、スムーズに申請できるように業者と相談しながら進めましょう。
複数の業者から相見積りを取る
防水工事を依頼する際は、2~3社以上の業者に見積りを依頼し、費用や施工内容を比較しましょう。価格だけでなく、工事の提案内容やアフターサービスの有無もチェックすることで、より良い選択が可能になります。また、過去の施工実績や口コミも確認すると、信頼できる業者を見極めやすくなります。
自社施工の防水工事業者を選ぶ
施工費を抑えるためには、下請けを使わずに直接工事を行う「自社施工」の業者を選ぶのが効果的です。中間マージンが発生しないため、より適正な価格で施工を依頼できます。ハウスメーカーや工務店に依頼すると、中間マージンが発生する可能性があります。防水工事を専門とする業者を選ぶことで、余分な費用をかけずに高品質な仕上がりを期待できます。
これらの方法を活用することで、川越市での防水工事を無駄なく、経済的に進めることができます。
川越市の防水工事や雨漏り調査なら当社で相見積りを
当社代表取締役社長の近澤泰義
建物の保護には、屋根や外壁以外にも屋上やベランダの防水対策は欠かせません。実際に雨漏りが起きるからです。まず最初に確認すべきことは、前回の防水工事における保証内容です。もし保証が有効であれば、費用をかけずに修理を受けられる場合もあります。住宅を建てたハウスメーカーや工務店の保証内容も確認してみてください。万が一、保証期間が過ぎていた場合でも、業者による無料調査を活用することで、問題箇所を特定、今やるべきか後でもいいか判断できます。
また業者選びも重要です。単に費用だけに着目するのではなく、お客とのレスポンス、提案内容、アフターサービス、人柄、保証内容も検討材料にしましょう。価格だけで業者を選ぶと、追加料金の発生や施工不良、予期せぬトラブル等に繋がることも。信頼できる業者を選ぶことが適正価格で高品質の施工につながり、次回のメンテナンスも長期的となり、結果的にコスト減となりえます。
当社では、現地調査、散水調査を実施、建物診断による見積り提案、完全自社施工により軽微な修理から大規模な防水工事まで対応可能です。2社以上から相見積りを推奨しておりますのでぜひ相見積りの1社としてご検討下さい。
当社で実施した防水工事や雨漏り工事の事例
当社で対応した川越市、もしくは雨漏り修理をしたお客様の声
業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。
埼玉県狭山市生まれ・狭山市育ち。屋根工事業をメインに建築塗料・塗装業にも携わり20年以上。6000件以上の施工実績。現在は、株式会社CHIKAZAWA代表取締役社長として、現地調査に必ず出向き・自身で家の診断を行い、お客様に高い満足と安心を提供し続けられるよう、塗装工事のサービスだけでなく建物全体の改修工事を重点に品質の向上に取り組んでいる。この記事を監修した人
近澤 泰義株式会社CHIKAZAWA
代表取締役社長
自信があります。お任せください。2社以上からの相見積もりを取る事をお薦め致します。
屋根工事・雨樋工事
防水工事・外構工事・足場工事・シーリング工事・白蟻駆除
株式会社CHIKAZAWA
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