
急な雨漏り!プロの職人が伝授する家の応急処置と、失敗しない雨漏り修理業者の選び方
急な雨漏りが発生し困っている方が、このページにたどり着いたのではないでしょうか。何をすればいいのか、どんな業者に頼めばいいのかわからないことだらけかもしれません。そこで、雨漏り修理を行っている株式会社CHIKAZAWAの代表取締役社長であり職人でもある近澤泰義さんに、プロの職人が教えるベストな応急処置方法と、雨漏り修理業者の選び方を教えてもらいました!正しい手順を踏んで、被害を最小限にしていきましょう。
雨漏り発生!自分でできる応急処置はこの3つ
インターネットで雨漏り対策を検索すると、「自分でできる雨漏り対策」が色々書いてあるかと思います。しかし実は自分でやってしまうと、業者にいざお願いする時に余分な作業を増やしてしまい、通常以上にお金がかさむことが多いそう。では、雨漏りが発生したら実際どうすればよいのでしょうか。
雨漏りする原因となる箇所はさまざまですが、その中でもトップ3は屋根、ベランダ、窓まわりです。例えば、屋根から雨漏りが発生しているように見えても、原因は別の場所ということも起こりうるので注意が必要です。そのため過剰な応急処置をせず、下記3つの処置方法でしっかり行いましょう。
応急処置1:ベランダや屋根など上からの雨漏りには、バケツで対応
近澤「誰もが想像つく方法ではありますが、雨漏りしている場所にバケツを置いてまず対応しましょう」
真っ先に思いつくバケツが一番の正解だという近澤さん。また、ベランダや天井からの雨漏りであれば、レジャーシートやブルーシートを床にひき、バケツをその上におきましょう。そうすれば水がはねても床には広がらず、被害が最小限に済みます。バケツの中に雑巾を入れれば、さらに水はねが防げるので効果的です。
応急処置2:窓枠やサッシからの雨漏りには、雑巾で対応
近澤「窓枠やサッシから雨が漏れてきてしまう場合は、雑巾で水を吸い込みましょう」
水が部屋の中に侵入することを阻止することが大事だという近澤さん。さらに、濡れている窓枠の下にブルーシートやレジャーシートを敷けば、雨水の広がりが抑えられます。
応急処置3:上記2つで間に合わない時はブルーシートを被す。手の届く場所のみ対応しよう!
近澤「ブルーシートをかけないと対処できないレベルの雨漏りには、手が届く場所のみ対応しましょう。しかし、業者が対応するときに簡単にどかせるようにしてください」
台風など災害時に屋根の上に登ってブルーシートをかける映像を、観たことがあるかもしれません。しかしたった1mのような高さの場所でも、登って落ちてしまうというケースが多発しています。ブルーシートなどで養生する場合は、手が届く範囲のみを対応し、手の届かない場合は速やかに業者に依頼し対応してもらうことが重要だそうです。
修理費用を抑えたいなら、上記応急処置以外は何もしないこと
インターネット上で、雨漏り修理はDIYで対応できるという記事がありますが、最終的に業者に頼む場合は、上に記載した応急処置以外は行わないことをおすすめします。
近澤「DIYをすることによって、再度張替えが必要になったり、仕上がりが汚くなってしまったり、雨漏りの原因を追求するための散水調査が難航する可能性があったりします。そうすると、修理費用が高くなっていってしまうのです」
下手に自分で上記以外の対処をしてしまったことで、業者によっては保険適用の期間を短くする場合もあるので要注意です。
雨漏りになってしまったのは仕方ありません。そのため、応急処置が済んで今からできることは、親身に、そしてていねいに対応してくれる良い業者探しです。
プロの職人も依頼したい雨漏り修理業者は、こんな業者!
今、この記事を読んでいる皆さんは天にもすがる思いかもしれません。早く、なんとか雨漏りを止めたい!そんな方も読まれているのではないでしょうか。しかし、そういうSOSを発信している時こそ大事なのは、業者選びです。雨漏り修理を長年行っている株式会社CHIKAZAWAには、どんな業者に頼んでも直らなかった!というお客さんもいるそうです。そこで近澤さんに、どんな業者を選ぶべきなのか訪ねてみました。
①散水調査をする業者に依頼しよう!
近澤「問い合わせをする際は、散水調査をしているかどうか確認してください。経験値でどこから漏れているのか分かる場合もありますが、予想していなかったところから雨漏りしているケースも少なくありません」
散水調査とは、水をかけて雨漏りしてしまったところの適正適所を突き止められる調査のことです。これを行うことで、本当はどこから雨漏りしているか判断することができます。
②外壁、屋根、防水、内装など一括して対応できる業者を選ぼう!
前述した通り、雨漏りはどこから発生しているかは調査をしてみないとわかりません。窓が原因かと思ったら屋根だった、サッシだと思ったらベランダだったというケースは多々あります。
近澤「どこから漏れているのかがわからないため、外壁専門や屋根専門の業者だと対応できない可能性もあります。一括して対応できる、経験値の高い業者を選びましょう」
さまざまな建築をしっているからこそ、最終的にどこが原因なのか突き止めることができます。業者が対応できず、たらい回しに合うこともあるため、最初から一括で対応できる業者を選びましょう。また経験値の高い業者の選び方は難しいですが、目安として、創立して10年以上経っている会社を探すと良いでしょう。
③親身になってくれる、親切な業者を選ぼう!
近澤「気持ちの問題でもあるので判断が難しいですが、親身だと思える業者を選びましょう。例えば混み合っていてすぐに来れない時は、ブルーシートをかけにきてくれるなど、とりあえずその場で最大限に対応してくれる業者が良いと思います」
どんなに良い業者も、災害時などですぐの対応が難しいケースがあります。例えば、修理してくれるまでに依頼してから数日かかる場合でも、それまでに何をしておいたらいいか、その間をどうしのげばいいかアドバイスをくれる業者だと、とても心強いですよね。雨漏り修理の業者を選ぶ場合、まずは①と②に当てはまってるか確認し、最後は親身になってくれる業者を選ぶといいとのことです。
雨漏り対策で一番重要なことは、5年に一度の定期メンテナンスだった!
ここまで読んでくださり、雨漏りの応急処置及び業者への依頼が終わった方は、次回から雨漏りがしないように定期メンテナンスをするようにしてください。家のメンテナンスは10年に一度と言われていますが、実はそれは、建築会社や工務店の保証が受けられる期間がだいたい10年のため、そう言われているそうです。
近澤「ベランダ防水の耐用年数は6~8年、外壁が今どきの家だと8~10年です。雨漏りの原因の一つにはベランダも入るため、そう思うと5年に一度、家のメンテナンスを行うことが最適です。メンテナンスにはもちろんお金がかかります。しかし修理代よりは遥かにお手頃です。修理代を出さなければならない状態になる前に、定期メンテナンスを行って、長持ちする家づくりをしましょう」
家は見た目だけでは判断できない部分がたくさんあります。ましてや近年、風や雨、雪など天災が増えており、家に過剰なストレスが与えています。定期的にメンテナンスを行い、そして何かあったらメンテナンスに対応してくれている業者に頼む、ということが決めておけば、いざ雨漏りなどのトラブルが起こっても焦らず対応でるでしょう。
株式会社CHIKAZAWAは、主に狭山市、川越市、東村山市、所沢市周辺の雨漏り修繕工事に対応できます!
埼玉県狭山市、川越市そして東京都東村山市に事務所を構える株式会社CHIKAZAWAは、創業17年の会社です。一つ一つ職人がしっかりと、どのような補修が必要なのか現地調査にて確認します。業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積もり依頼をすることをおすすめしておりますが、雨漏りなどのトラブル対応にもすぐ対応できるようにしています。また、混み合っていてすぐにできない場合でも、何かしらのアドバイスや応急処置ができるように努めております。検討中の方はぜひ、当ウェブサイトよりご連絡ください。
埼玉県狭山市生まれ・狭山市育ち。屋根工事業をメインに建築塗料・塗装業にも携わり20年以上。6000件以上の施工実績。現在は、株式会社CHIKAZAWA代表取締役社長として、現地調査に必ず出向き・自身で家の診断を行い、お客様に高い満足と安心を提供し続けられるよう、塗装工事のサービスだけでなく建物全体の改修工事を重点に品質の向上に取り組んでいる。この記事を監修した人
近澤 泰義株式会社CHIKAZAWA
代表取締役社長
自信があります。お任せください。2社以上からの相見積もりを取る事をお薦め致します。
屋根工事・雨樋工事
防水工事・外構工事・足場工事・シーリング工事・白蟻駆除
株式会社CHIKAZAWA
建設業許可(般-27)第69007号
本社:埼玉県狭山市南入曽409-4
川越支店:埼玉県川越市川鶴2-13-8 矢野ビル1階
東京支店:東京都東村山市秋津町5-24-7-105