
所沢市|費用を安く一部を外壁塗装(部分塗装)は有益?DIYの危険性
外壁の塗装は、塗料や建材にもよりますが、主に雨や太陽からの紫外線による経年劣化によってそのメンテナンスの時期が決まっていきます。目安としては7~10年、塗料のグレードによっては15年程度に塗り替えが必要ですが、日当たりの良い南側や西側の外壁は、日が当たる時間が長く紫外線の影響を受けやすい為ひび割れの可能性、また日陰の時間が多い箇所ではカビ・コケ、塗膜の劣化といった経年劣化の症状が起きていきます。そしてその程度は総じて風通しや家の造りに大きく左右されます。どちらにしても専門的な現地調査は必要でしょう。無料で行えます。モルタル外壁の場合、最悪のケースとして塗装を通り越して、侵入した水が建材に浸ってしまい、腐食しまっている場合には当然ですが、建材を変更することになりますので、メンテナンスは肝となる訳です。
しかしながら、外壁塗装の費用は決して安くはありません。そこまで築年数が経過していないなら、一部だけ気になる部分を業者に依頼したい、あるいはDIYで自分たちだけで解決したい、といった方もいるのではないでしょうか?
本記事では、外壁の一部分だけをDIYで塗装することのメリットやデメリット、また埼玉県所沢市にお住まいの方々が、外壁の一部分塗装にかかる塗装工事費用や工事費用を抑える方法などをご紹介します。外壁塗装の一部分が劣化してしまったという方は、ぜひ事前にチェックしましょう!当社の大切な施工エリアでもありますので実際に依頼せずとも、些細な質問だけでも大歓迎です。
そもそもなぜ外壁塗装が必要なの?
外壁の塗装が、部分的に必要になった時、本当に塗装工事は必要なのでしょうか?そして、そもそも外壁塗装がなぜ必要なのか、ご存じでしょうか?外壁の塗装は、見た目の美しさを保つ美観のためだけではありません。外壁塗装は、家屋を外からの影響から守るという保護の役割や家屋自体の劣化の防止という目的をになっています。外壁塗装を定期的に行うことは経済的なメリットもあるので、必ず外壁塗装工事は定期的に行う必要があります。
このように美観や保護、経済的なメリットを受けるためには、外壁塗装のクオリティが保たれていなければなりません。外壁塗装工事とは、塗装を塗るだけではこの目的を果たすことができないのです。残念ながら外壁塗装事業者の中には悪徳業者もおり、材料のクオリティを下げて価格を安く出すような会社や、塗装工事を行う職人の技術力が低い会社などもあります。そうすると、美観や保護、さらにそれらを行えたがゆえに受ける経済的メリットを得ることができない可能性が出てきます。外壁塗装は家屋を所有されている人は必ず必要な、定期的に行う工事です。そのため、適切な材料、適切な技術で行われる外壁塗装工事を行える優良業者を選ぶことが比喩等となります。
DIYは可能?外壁塗装の部分補修
外壁の部分塗装はDIYでもできる?
一部や一面の外壁塗装はDIYでも可能でしょうか?DIYで部分塗装を行うことは可能ではあります。DIYで外壁塗装の部分補修を行う方法をお伝えします。
DIYで外壁の部分塗装に使う道具
DIYで外壁の部分塗装を行うのであれば、まず必要なのは道具です。以下の道具を集めましょう。ホームセンターなどで集めることができると思います。
- (家庭用)高圧洗浄機
- バケツ
- ブラシ
- 中性洗剤
- シート(養生テープ)
- サンドペーパー
- コーキング材
- ローラー
- ハケ
- 下塗り用の塗料
- 中塗り用の塗料
- 上塗り用の塗料
下塗り用、中塗り用、そして上塗り用の塗料は、馴染みがない人が多いかもしれません。外壁塗装では必ずこの3つの塗料を使用します。
下塗り用の塗料とは
下塗り用の塗料とは下処理が終わった後に塗る塗料のことです。下塗り用の塗料には2種類、シーラーとフィラーがあります。DIYにはシーラーがおすすめですが、それぞれの特徴を見ていきましょう。
シーラーは、塗装面と塗料の密着性を高め、また塗料の吸収を防ぐための下塗り材のことを指します。水のように滑らかで取り扱いやすく、DIYに最適なのが特徴です。水性と油性の2つのタイプがあります。水性にするか油性にするかは、今回の部分塗装にはどちらが適切かを考えながら選びます。
ヒビなどのない外壁に使用場合は水性シーラーを選びましょう。水性シーラーは外壁に吸収されやすい性質を持っています。そのため、劣化の進んだ箇所への塗装では、傷に深く浸透してしまう恐れがあります。劣化の進行が激しい箇所への塗装には油性シーラーを使用しましょう。油性シーラーは傷のある外壁に塗っても吸収されにくい性質があります。
水性シーラーは乾燥に数時間を要しますが、油性シーラーは30~60分ほどで乾きます。ただし、油性シーラーの欠点として、強いにおいがあります。
一方でフィラーは、粘性があり、デコボコとした傷などがある外壁の表面を平らにするための下地材です。特にヒビ割れを起こしやすいモルタル外壁の下地に使用されますが、その粘性が高く、扱いにくいため、DIYでの使用はおすすめしていません。
中塗り用の塗料
塗料を塗り重ねるときの、中塗りに用いる塗料となり、下塗り塗膜と上塗り塗膜との中間にあります。この両者に対する付着性をもち、塗料の持つ耐久性を向上させるために用います。ですが、上塗り用の塗料が兼ねるケースが多いです。
上塗り用の塗料とは
皆さんが塗料として聞いたことがあるのは、こちらの上塗り用の塗料ではないでしょうか。上塗り用の塗料は、下塗り用の塗料を塗り終わり、乾いた段階で塗ります。上塗り用は2回塗る必要があるため、購入する際は分量を確認しましょう。上塗り用の塗料は、主に以下の4つの種類があります。
- 1. アクリル
– 特徴: カラーバリエーションが豊富で、塗装しやすい
– 単価: 1平方メートルあたり1,000~1,800円
– 耐用年数: 3~8年 - 2. ウレタン
– 特徴: 弾性や伸縮性に優れている
– 単価: 1平方メートルあたり1,700~2,500円
– 耐用年数: 5~10年 - 3. シリコン
– 特徴: 耐熱性や耐水性に優れ、汚れにくい
– 単価: 1平方メートルあたり2,300~3,500円
– 耐用年数: 7~15年 - 4. フッ素
– 特徴: 高い耐久性とカビ発生防止の性質を持つ
– 単価: 1平方メートルあたり3,500~4,800円
– 耐用年数: 12~20年
耐用年数が高くなるにつれ、単価も高くなる傾向にあります。また、部分塗装で使う場合は、他の面に使用されていた上塗り用の塗料の種類やカラーに合わせる必要がありますので、どんな塗料が他の外壁に使用されているのか事前に確認しましょう。
DIYで外壁の部分塗装を行う手順
道具を集めたら、実際にDIYで外壁の部分塗装を行なっていきましょう。以下は手順となります。DIYでやる場合は、必ず低い場所の作業のみにしてください。足場などがない中で高所を行うのは非常に危険です。また、塗装が体や塗装予定の場所につかないように気をつけましょう。
- 1. 清掃と準備:まず、補修する部分の外壁を清掃し、古い塗料や汚れを取り除きます。表面がきれいになるように、ブラシや水圧洗浄機を使用してください。
- 2. 補修材料の選定:補修する部分の状態に応じて、適切な補修材料を選定します。例えば、ひび割れにはシーリング材やパテ、壁面修復用のモルタルなどが使われます。
- 3. ひび割れや凹みの修復:ひび割れや凹みがある場合は、補修材料を使って修復します。表面を平らにならすために、ヘラやスパッチュラを使用し、補修材料を適切に塗り付けます。
- 4. 下地処理:修復した部分が完全に乾燥したら、下地処理を行います。下地処理には、プライマー(下塗り剤)を塗布することが一般的です。これにより、塗料の密着性が向上し、補修部分がより耐久性を持つようになります。
- 5. 塗装:下地処理が完了したら、補修した部分を塗装します。塗装には、外壁用の適切な塗料を選び、塗布することが重要です。塗料を均一に塗り、外壁全体との色の違いがないように注意してください。
- 6. 仕上げ:塗装が完了したら、必要に応じて仕上げ作業を行います。外壁の他の部分との色や質感の差を均一にするために、仕上げ工程が重要です。
塗装方法は大きく分けて2つ!ローラー工法と吹き付け工法
塗装方法は大きく分けて2つ、ローラー工法と吹き付け工法があります。DIYだと吹き付け工法の方が簡単ですが、デメリットもありますので、そちらを踏まえてどちらの方が良いか決めましょう。
ローラー工法
ローラー工法とは、ローラーと呼ばれるローラーブラシを使って塗料を塗り広げる方法です。ローラーは一般的なペンキ塗りに使われるローラーブラシよりも大きく、塗料を均一に広げるのに適しています。この方法は、広い面積を効率的に塗装するのに適しており、比較的短時間で作業を進めることができます。
メリットは原液に近い状態で手塗りをするため、環境問題や施行中の騒音問題が出にくいこと。また、分厚く塗れるため、吹き付け工法より耐久性が高くなります。デメリットは、乾くのに時間を要すること。また吹き付け工法のように、豊富な仕上げ模様はありません。
吹き付け工法
吹き付け工法は特殊な機械を使って塗料を圧縮空気やポンプなどで吹き付けることで、広い面積を効率的に塗装することができる方法です。具体的には、塗料を液状の状態で機械に投入し、その機械が圧縮空気やポンプなどで塗料を霧状にし、建築物の壁や天井などに吹き付けます。この方法は、ローラー工法よりも迅速で効率的な塗装が可能であり、平らな面や凹凸のある面など、様々な形状の部位にも対応できます。
吹き付け工法のメリットは、素早く大きな面積を塗装できることや、均一な仕上がりを得ることができることが挙げられます。デメリットとしては、ローラー工法に比べ耐久性が劣ります。また塗料が飛び散るため、養生が大変なことと、騒音や環境問題に影響がある可能性があります。
外壁の部分塗装をDIYでやる際に、失敗しないようにする方法
外壁塗装のDIYを成功させるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 洗浄をしっかりとすること:外壁塗装を行う際には、塗装する部分を徹底的に洗浄し、表面を清潔に保ちましょう。汚れや古い塗料が残っていると、新しい塗料がうまく密着せず、耐久性が低下します。高圧洗浄機や専用の洗浄剤を使用して、表面を清潔にしましょう。
- 養生の手を抜かないこと:塗装作業の際に周囲を保護するために、養生が欠かせません。塗料が周囲の壁や窓ガラスに飛散してしまうと、後片付けが大変になったり、周囲の美観が損なわれたりします。テープや新聞紙などを使って、塗装しない部分をしっかりと養生しましょう。
- 高所での作業は安全第一で行う:高所での作業は事故の危険性が高いため、安全に配慮することが重要です。足場を適切に設置し、安定させましょう。また、高所での作業では安全ベルトやヘルメットなどの安全具を着用し、転落や怪我を予防しましょう。2階以上の高所や屋根などは、専門業者に依頼することを検討し、安全を確保しましょう。
高所でやる場合は、足場工事が必要となり、その場合は+10万円ほどかかります。また、正しく塗装ができていないと、塗装面での仕上がりや光沢に差が出てしまったり、塗膜が白濁(白い点々がつく)たり、塗膜が剥離したりする可能性があるので、丁寧に均等に塗ることを心がけましょう。
DIYで部分塗装を行う場合のメリットとデメリット
- メリット
– コスト削減
– 自分好みに補修 - デメリット
– 塗装業者よりも長い工期・手間
– 業者よりも仕上がりの品質が劣る
DIYで部分塗装を行えば、外壁塗装業者に依頼する際にかかる人件費等をまるまるカットできるため、道具の費用と塗料の費用のみで行うことができ、かなりの費用削減になります。ここがDIYの大きなメリットでしょう。
しかし、DIYにはデメリットもあるので注意が必要です。端的に言えば、もし低い品質で仕上がってしまった場合、塗料の機能が十分に発揮されない為、再施工の必要が出てくる、という事です。さらに塗料の成分は殆どが引火性または可熱性の物質でできていますので、安全性や管理・品質維持を考えるとDIYは得策ではありません。外壁塗装工事は、壁を塗るだけではありません。塗装工事が完了するまでには多くの過程があり、さらに高所を塗装する場合は足場工事も必要です。外壁塗装業者が一部分や一面の外壁塗装工事を行う場合も、1週間はかかるので、工程が多いことは明白でしょう。部分塗装の工事に必要な工程は以下となります。
多くの工程に合わせてその危険性も伴うのが外壁塗装。部分塗装であることや、外壁塗装業者へ塗装工事を依頼することに比べて激安で対応できるため、どうしてもDIYでやりたくなる人もいると思います。しかし、品質の担保、少しでも安心して家屋に住めるようにするためには、外壁塗装業者への依頼を、現地調査だけでも検討することはお勧めといえます。激安だから、格安だからということにつられて、DIYでやってみたが失敗してしまい、結局外壁塗装業者に依頼しなければならないケースも多々あります。塗料には仕様書があり、様々な検査を経て耐用年数が定められています。基準に沿った高品質の仕上がりだからこそその想定ラインにのるわけです。DIYの作業は場合によっては現状の問題点を複雑化させてしまい、再施工、かえって費用を膨らませる原因になることもあります。外壁の部分塗装を行う際は、箇所や規模にもよりますのでメリット・デメリットを照らし合わせ、どちらが良いのか上手く比べて検討する事が大切です。
外壁の一部分や一面を塗装を外壁塗装業者に依頼することは可能?
外壁の一部分や一面を、外壁塗装業者が行うことはは可能なのでしょうか?結論からお伝えすると、外壁塗装業者が外壁の一部を塗装することは可能です。しかし、外壁の一部だけを塗装する場合は、注意点がいくつかあります。まずは色が一致するかどうか。外壁の一部を塗装する場合、元の塗装と新しい塗装の色が一致するように注意する必要があります。色が異なると、見た目が不均一になります。また、他の面と全く同じ色を選んでいても、経年劣化が進んでいる場合は異なる色に見えます。また、外壁の一部(一面)を塗装する場合でも、外壁装面の下地処理が必要です。塗装する前に、塗装する部分の表面をきれいに洗浄し、古い塗装や汚れを取り除きます。また、表面が平らであることを確認し、必要に応じて下地処理を行うことが重要なので、一部の外壁塗装工事といえど、費用がかかります。また、塗装工事の期間は、全体の塗り直しは7〜10日間かかりますが、外壁の一部(一面)塗装だと2~3日ほど工期が短縮される傾向にあるので、どちらにしても1週間はかかります。
一部分や一面の外壁塗装が必要となる場合ってどんな時?
一部分や一面の外壁塗装が必要となる際の、外壁の状態はどのようなものでしょうか?塗装での補修が必要な場合は、以下の症状が見られる時です。
- 1. 外壁の劣化や傷み:一部分や一面の外壁に劣化や傷みが見られる場合、それが外壁全体に及んでいなくても、補修や塗装が必要となります。例えば、ひび割れや剥がれ、色褪せなどが見られる場合が該当します。
- 2. 汚れやカビの発生:特定の一部分や一面の外壁が汚れやカビで覆われている場合、その部分の清掃や塗装が必要となります。外壁の汚れが目立つ場所や湿気の多い場所などが該当します。
- 3. 環境要因による影響:風雨や紫外線などの環境要因によって、外壁の一部分や一面が特に影響を受けている場合、その部分の補修や塗装が必要となります。例えば、日当たりがよく風雨にさらされやすい側面などが該当します。
- 4. 部分的な改修やリノベーション:特定の一部分や一面の外壁を改修やリノベーションする際には、それに伴って外壁の塗装も行うことが一般的です。建物の一部分を新しくする際には、外観の一貫性を保つためにも外壁塗装が必要となります。
- 5. 隣接する建物の変化:隣接する建物が取り壊されたり、外観が変化した場合に、自身の建物の一部分や一面の外壁を塗装することで、建物全体の外観の調和を保つためにも必要となります。
- 6. チョーキング:外壁に触れると白い粉がつく場合があります。それが一部分や一面の外壁でのみ発生している場合は、部分塗装が必要となります。
これらの場合に、一部分や一面の外壁塗装が必要となります。建物の外観や耐久性を維持するためにも、定期的な外壁の点検やメンテナンスが重要です。
一部、一面だけを外壁塗装することのデメリット
一方で外壁の一部や一面を塗装することには、デメリットもあるため注意が必要です。まずは、費用面です。もちろん、一部分や一面の外壁塗装を行った際に支払う金額は、全面の外壁塗装を行うよりも少なくなります。しかし、外壁塗装は約10年に一度、必ず行わなければならない工事であり、外壁塗装を行う際には必ずと言っていいほど足場工事を必要とします。足場工事には一回に10万円ほどかかるため、一部や一面ではなく全面の外壁塗装工事を行った方が費用を圧縮でき、一部分や一面の外壁塗装は割高になってしまいます。また、外壁の一部分だけを塗装する場合、元の塗装と新しい塗装の色が完全に一致することは難しい場合があります。色の違いが目立つと、外観が不均一になり、建物全体の美観が損なわれる可能性があります。さらに、目立つ傷や汚れを修復するために一部分や一面を塗装した場合で、万が一塗装されていない部分が経年劣化を起こしている場合、未塗装の部分は、風雨や紫外線などの自然要因から建物を保護する役割を果たせず、劣化や損傷のリスクが高まります。さらに、一度、一部分や一面の外壁塗装を行ってしまうと、他の面の外壁塗装のタイミングとずれてしまいます。
これらのデメリットを考慮すると、外壁の一部や一面を塗装する際には、色の一致や一貫性、未塗装部分の保護など、様々な要素を考慮する必要があります。建物全体の外観や耐久性を保つためには、総合的な視点で塗装の計画を立てることが重要です。
一部、一面だけを外壁塗装することのメリット
外壁の一部や一面を塗装することにはいくつかのメリットがあります。まずは、おそらく多くの人が期待している費用の削減です。外壁全体を塗装するよりも、一部分や一面を塗装する方が費用を削減できます。特に、修復や補修が必要な箇所だけを塗装する場合は、全体を塗り替えるよりもコストを節約できます。また、目立つ傷や汚れを修復するための場合は、 外壁の一部や一面を塗装するだけでカバーできる可能性があります。特に、外壁の一部分だけが劣化している場合や、特定の部分に汚れがついている場合に効果的です。そうすることで、建物の全体の外観が改善できます。また、目立つ傷や汚れから劣化が広がる可能性もありますが、一部分や一面を塗装することで、その部分の耐候性や耐久性を向上させることができます。特に、風雨や紫外線によって劣化しやすい部分を塗装することで、建物全体の寿命を延ばすことができます。
外壁塗装は基本、全面塗装を外壁塗装業者に依頼しよう
全面塗装を施した一軒家
費用面、美観、保護、そして工期を含めて総合的に考えると、一部分や一面の外壁塗装を必要とする場合は、全面塗装工事を一緒に行ってしまうことをおすすめします。もちろん、一部塗装は1回の工事費用が安くなるため、まとまった費用を用意できない場合は、部分塗装も可能ですが、数年後にまた全体塗装を行わなければならないと考えると、全面塗装工事を行った方が最終的に経済的と言えるでしょう。塗装工事は家屋の保護に繋がります。塗装工事によって家屋を保護することは、将来的に破損や劣化のリスクを下げることになり、つまり将来的に多額の修理費用をかけないようにすることを意味します。家屋は痛みが広がってしまうと、修繕費用も高額になるため、定期的に全面塗装工事というメンテナンスを行うことがとても重要です。外壁は毎日、自然にさらされているため、必ず劣化は進みます。一部分以外は傷んでいないように見えていても、時期がきたら全面塗装工事が必要になるのは必然です。そのため、このタイミングで全面塗装を行うことが、結果、経済面でも保護面でも良いと言えるでしょう。
一部だけ外壁塗装を行う方が良い3ケース
一方で、一部だけの外壁塗装を行う方が良いケースもあります。以下の3つのケースに当たる場合は、全体塗装ではなく、部分塗装でまかなうことができるでしょう。
近年、外壁の張り替えを予定中の場合
将来的に外壁の張り替えを計画している場合は、全体的な塗装工事を行うのではなく、劣化の激しい部分のみの塗装工事を行うのが良いでしょう。全体を塗装しても、数年後に張り替える予定であれば、費用の無駄になってしまいます。そのため、部分的な補修および塗装を行うことで、家のメンテナンスを適切に行うことができます。
築年数が浅く、一部が極端に劣化
築年数が2〜7年程度の比較的新しい建物であっても、一部分だけが大きな劣化を示している場合は、部分塗装を行いましょう。例えば、大きなひび割れが見られるなど、その部分から内部に雨水が浸水し、内部腐食してしまう可能性がある場合は、放置すると修繕費用がかさんでしまいます。そのため、部分的にでも補修および塗装工事をすることが重要です。また、前回の塗装から5年以下の場合も、塗装の種類などによっては部分塗装の方が良い可能性もあります。
一部分のみ塗装が必要な外壁建材の場合
外壁には基本、レンガやタイルが使用されており、塗装が必要な箇所が一部分のみの家屋があります。このような場合、全体を塗装する必要がないため、一部分だけの塗装工事が適しています。
部分塗装にかかる工事費用・期間は?全体塗装との違い
一部分や一面の外壁塗装のメリットとデメリットがわかったところで、さらに部分塗装と全体塗装の違いを見ていきましょう。部分塗装と全体塗装の大きな違いは、工事費用と期間です。
一部分や一面の外壁塗装を外壁塗装業者に依頼した場合、足場工事費用を含めて30万円~40万円かかります。一方で、約40坪の建物で全体塗装を行う場合、足場工事費用を含めて90〜160万円です。これはおおよその工事費用ですが、大体の場合は一部分や一面の外壁塗装工事の方が割高になってしまいます。割高になってしまう理由は、人件費と足場工事の費用です。確かに塗料の量などは4分の1になりますが、工事期間がさほど変わらないため人件費は思った以上に下がりません。また、足場工事も全体塗装よりも、設置箇所は少なくなるものの、余分な足場の設置が必要となるため、思ったより経費の圧縮には繋がらないのです。
また、工事期間も前述とした通り、全体塗装工事は7〜10日間ほどですが、一部分や一面塗装でも1週間かかります。工事期間の短縮も2〜3日ほどとなります。
埼玉県所沢市の特徴と外壁塗装業者の事情
埼玉県所沢市の地図
所沢市は、2024年時点で人口約34万人、世帯数は約16万8千世帯の都市です。西武池袋線と西武新宿線が東西を結び、JR武蔵野線が東部、西武狭山線・西武山口線が西部を走り、交通アクセスが便利なエリアです。所沢市内には柳瀬川や東川が流れ、自然に恵まれています。また、所沢航空記念公園など広大な公園もあり、子育て世帯にとって魅力的な環境です。商業施設も充実しており、グランエミオ所沢などがあります。
外壁塗装の工事に対応できる事業者は80件以上存在します。しかし、部分塗装に合わせて破損部分の修繕等を行わなければならないケースもあるため、事業者選びは慎重に行いましょう。
埼玉県所沢市での外壁塗装工事にかかる費用を少しでも減らす方法は?
所沢市で外壁の一部分を修理する場合、予算を抑える方法はいくつかありますが、具体的な修理内容や状況によって異なります。修理費用を抑える手段の一つとして、火災保険の活用が考えられますが、そもそも火災保険は自然災害での破損のみに活用できるなど、適用条件が厳しいことが特徴です。火災保険の活用以外にも、外壁塗装工事にかかる費用を削減する方法はいくつかあるため、ご自身の家屋に適用できるかどうか確認しましょう。また、予算内で効果的な修理を行うためには、迅速で正確な見積りが不可欠です。修理の詳細を外壁塗装業者に伝え、予算について尋ねることで、最適な提案を受けることができます。同時に、修理費用を削減するための提案や選択肢についても相談し、予算管理に役立てることができます。修理内容や状況が異なるため、詳細な確認を怠らないようにしましょう。
①埼玉県所沢市で外壁修理に適応される補助金
所沢市では2024年3月現在、外壁修理に適用される補助金はありませんでした。しかし、2024年4月以降には、また新しい補助金が出る可能性もあるため、所沢市のホームページをご確認ください。令和6年2月29日までは、スマートハウス化推進補助金(エコリフォーム)が提供されており、外壁塗装工事もその対象となっていました。この補助金は環境負荷を小さくするリフォームをする市民が受けられ、最大で30万円までの補助がありました。残念ながら、すでに終了している補助金ですが、来年度にも再度提供される可能性があるため、4月以降に所沢市のホームページを定期的に確認することをおすすめします。
②外壁の部分塗装に使える火災保険
外壁の部分塗装工事が必要な場合、火災保険の利用を検討されますが、一般的に、火災保険は自然災害による損傷のみをカバーします。経年劣化による外壁塗装はカバーされません。また、契約内容や条件によっても保証範囲に差異がありますので、以下のポイントを考慮しながら、火災保険の利用可能性を確認しましょう。
- 1. 保険契約の確認:まず最初に、保険契約書を詳しく確認します。風災・雪災・ひょう災・水災など、災害の保証ができる火災保険であることが条件になり、契約内容によってはカバーされない災害もあります。火災保険の適用条件や補償範囲を理解するために、契約内容を把握してください。
- 2. 外壁修理業者との相談:損傷が確認されたら、外壁修理の専門業者に相談し、点検を依頼します。業者の意見を聞くことで、損傷の状況や修理の必要性を把握し、保険適用の可能性を判断します。
- 3. 補償手続きの準備:補償を受けるためには、必要な書類や手続きがあります。火災保険の担当者と連絡を取り、手続きに必要な書類や情報を準備します。
火災保険の利用には特定の条件を満たす必要があり、それが確認された場合にのみ補償が受けられます。外壁塗装工事に対する保険適用の可能性を検討する際には、必ずご自身の火災保険の内容を確認、そして外壁塗装事業者に相談しましょう。
③2〜3社から相見積りを取る
外壁の部分塗装工事を外壁塗装業者に依頼する場合は、複数の見積りを取りましょう。まず、部分塗装工事で対応が可能かどうか、全体の塗装工事を行った方が良いかの判断を、プロの目線で受けることができます。また、一つの業者の見積りだけでは、その業者の実績や信頼性、価格が適正かどうかを十分に判断することが難しいため、2〜3社からの相見積りを取ることは非常に重要です。
信頼性の高い外壁塗装業者を選ぶことは、工事の成功に直結する重要なポイントです。過去の実績やスタッフの対応力などを検討するためにも、複数の外壁塗装業者との相見積りを撮りましょう。自身のニーズや予算に合った業者を見つけるためにも、慎重な選定が必要です。相見積りを通じて、より適切で信頼性の高い業者を見つけることができ、修理プロセス全体がスムーズに進むでしょう。
④自社施工業者に塗装工事を依頼
外壁塗装工事の費用を効果的に節約するために、外壁塗装事業者を選ぶ際には、職人を自社で抱えている事業者を選ぶようにしましょう。一般的に、外壁塗装業者は自社で塗装を行う業者と、下請け業者に作業を委託する業者に分かれます。大手ハウスメーカーなどに塗装工事を依頼する場合、ハウスメーカーは塗装作業を下請けの職人に委託する可能性が高いです。この過程には費用の中に手数料が加えられており、修理費用が増える可能性があります。また、塗装工事を外部に委託し、主に営業に専念している事業者も存在し、そこも同様に手数料がかかることがあります。
自社で塗装工事を行う外壁塗装業者を選ぶことで、支払う手数料を削減し、修理費用を節約できます。このメリットは、ハウスメーカー以外の業者にも適用されます。自社施工を行う業者を選ぶことで、費用を抑えることができます。外壁塗装業者を選定する際は、注意深く検討し、予算やニーズに合った信頼性の高い業者を見つけることが重要です。
格安塗装工事の危険性!悪徳業者に要注意
格安で外壁塗装工事を行えると歌って営業してくる業者がいますが、高い確率で悪徳業者である可能性がありますので注意が必要です。塗装工事は塗料の価格、人件費などを考えると、相場の10万円以上価格が下がることはまずありません。もし相場費用よりも10万円以上安く提示してきた場合は、低品質な材料を使用していたり、適切な下処理を行わなかったり、違法な労働環境だったりする可能性があります。また、契約内容を守らずに追加費用を要求する悪徳業者もあり、結果、相場費用よりも高くなってしまった、という結末も。さらに保証やアフターサービスが不十分で、万が一問題が発生しても対応してくれず、結果、他の外壁塗装業者に依頼し直さなければならない、なんてこともあります。
以上のようなリスクを回避するためには、優良業者を選ぶことが重要です。費用だけで決定せず、口コミや評判、実績、業者の信頼性などを十分に調査し、慎重に外壁塗装業者を選定してください。また、契約前には契約内容や保証期間、支払い条件などを十分に確認することも重要です。
優良の外壁塗装業者を選ぶための7つのポイント
外壁塗装業者を選ぶ際には、以下の7つのポイントを確認しながら選びましょう。信頼性のある業者を見つけるために、重要なポイントなので必ずチェックしましょう。
- ①ライセンスと保険の有無を確認
- ②過去の実績とレビューをチェック
- ③10年以上、外壁塗装業者としての実績の有無
- ④2社以上からの相見積り
- ⑤契約書の内訳を確認
- ⑥施工後のアフター保証を確認
- ⑦石綿含有建材調査者が現地調査を行っているか
①ライセンスと保険の有無を確認
外壁塗装業者として必要なライセンスや保険を持っているかを確認しましょう。塗装工事自体にはライセンスはいらないものの、「足場の組立て等作業主任者」や「有機溶剤作業主任者」など、外壁塗装工事に関係するライセンスなどはあります。
②過去の実績とレビューをチェック
過去の実績や顧客のレビューを確認しましょう。オンラインでの口コミなども、星の数だけではなく、さまざまな口コミを確認してください。口コミだけを信じるのは危険ですが、一つの判断材料になります。
③10年以上、外壁塗装業者としての実績があるか
もっと簡単に優良業者を見抜きたいという人は、まず、外壁塗装事業としての実績が10年以上の事業者を選ぶことをおすすめします。10年続けられているということは、一定の評価を得ている可能性が高いです。ここで気をつけたいのは、会社自体が10年以上ということだけではなく、外壁塗装事業を10年続けているかどうかということです。
④相見積りをとる
複数の業者から相見積りを取ってください。工事費用のみならず、品質、信頼性も比較検討しましょう。
⑤契約書を確認
契約書を十分に読み、条件と料金について明確に理解しましょう。疑問があれば必ず質問してください。
⑥修理アフター保証を確認
塗装後の保証について確認し、信頼性のある外壁塗装業者を選びましょう。
⑦石綿含有建材調査者が現地調査を行っているか
2022年4月から住宅の修理や改修工事にアスベスト事前調査が義務化され、2023年10月からは石綿含有建材調査者の資格が必要となります。これにより、業者は現地調査を慎重に行う必要があります。信頼性の高い業者を選ぶために、行政の指針に従った手続きを確認することが重要です。
これらのポイントを確認することで、信頼性の高い外壁塗装業者を選び、問題のリスクを最小限に抑えることができます。外壁塗装を成功させるためには、慎重な選択が不可欠です。
所沢市で一部の外壁塗装なら、ぜひ相見積りを
当社代表取締役社長の近澤泰義
外壁の一部をDIYで行う事は、ホームセンターでもしっかりしたものが売っている事もありますので必ずしも否定するものではありませんが、施工中のケガのリスク、ご近所とのコミュニケーション、健康面での塗料の取り扱い方、材料によっては産業廃棄物の処理など罰則を伴う事もありますのでそういった意味で様々な危険が伴う事もしっかりと理解した上で行ってください。DIYをすることで逆に雨漏りの原因となる可能性もゼロではありません。すべては仕上がったものが塗料メーカーの想定基準とされる品質か、どうかがすべてになります。またDIYをする場合、前回の施工業者によるアフターケア期間の範囲内か、アフターケアが過ぎてしまっているのか、にも着目して下さい。当然ですが、アフターケア期間内であれば、その業者にぜひやってもらいましょう。当社でも天候による破損で一部だけ塗装といったケースも含め、よく依頼されます。現地調査・相見積りは無料ですのでDIYだけを検討するのではなく、専門業者の見積りとDIYの双方を検討する過程は良い結果を生む事となるでしょう。当社は2社以上からの相見積りを推奨していますのでどんな些細な事でもご相談下さい。
しっかりと時間をかけて契約
外壁塗装工事の悪徳業者による訪問や電話で勧誘するケースが増加傾向にあります。信頼性の高い優良業者は通常、積極的な訪問や電話でのアプローチを行いません。訪問や連絡があった場合、「無料で点検します」と言われても、特に慎重になるべきです。万が一外壁に問題があり、部分塗装を格安で行うことができるなど、魅力的な営業トークを告げてきても、そのままその会社に塗装工事を依頼してはいけません。まず、他の信頼できる外壁塗装業者に相談することをおすすめします。また、複数の業者に点検を依頼することで、より正確な評価が得られます。外壁の部分塗装に関する提案が急かされる場合や、無理な契約を迫られる場合でも、緊張感を持ちながらも冷静に対処することが大切です。
外壁塗装の目的は防水・家屋の寿命を延ばす事
不適切な外壁の部分塗装は住宅の寿命を著しく短縮させる危険性があります。通常の住宅の寿命は30~40年と言われていますが、適切な塗装工事によるメンテナンスによって、これ以上に寿命を延ばすことができます。経験や技術の浅い外壁塗装業者に任せると、手抜きの施工が行われたり、その技術力の低さから、外壁塗装で期待する効果が得られなかったり、最悪、早期に浸水が起き、他の建材にまで悪影響を及ぼす可能性も十分考えられます。
そのため、相見積りを取りながら客観的に補修プランを検討することが極めて重要です。異なる外壁塗装業者からの見積りを比較することで、塗装工事の範囲や施工内容についてより詳細に把握できます。ただし、安易な選択ではなく、技術力や信頼性を重視して適切な外壁塗装業者を選定することが、長期的な住宅の健全性を保つうえで不可欠です。
当社では2社以上からの相見積りを推奨
当社は外壁修理工事や外壁塗装、屋根修理などを熟練された職人により行っており、狭山市、川越市、東村山市に拠点を構え、所沢市を含む埼玉県や東京都の19都市で無料の現地調査を提供しています。また、助成金の代行申請も可能です。業者の選定は重要なプロセスなので、2社以上に見積りを依頼することをお勧めします。
所沢市の外壁塗装の施工例とお客様の声
当社が行った外壁塗装の施工事例やお客様の声・レビューをご紹介します。家屋の修繕箇所はそれぞれ異なり、適切な施工内容(塗料のグレード、塗装面積、等)に準じてその費用も異なります。外壁塗装は高所での作業が中心となるため、どの業者も同様に、別途足場工事の費用が発生する為、その機会に合わせて屋根塗装、付帯塗装とセットでご依頼する方も少なくありません。
当社が所沢市で行った、外壁塗装工事での工事事例
当社が所沢市で外壁塗装工事を行ったお客様の声
業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。
埼玉県狭山市生まれ・狭山市育ち。屋根工事業をメインに建築塗料・塗装業にも携わり20年以上。6000件以上の施工実績。現在は、株式会社CHIKAZAWA代表取締役社長として、現地調査に必ず出向き・自身で家の診断を行い、お客様に高い満足と安心を提供し続けられるよう、塗装工事のサービスだけでなく建物全体の改修工事を重点に品質の向上に取り組んでいる。この記事を監修した人
近澤 泰義株式会社CHIKAZAWA
代表取締役社長
自信があります。お任せください。2社以上からの相見積もりを取る事をお薦め致します。
屋根工事・雨樋工事
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株式会社CHIKAZAWA
建設業許可(般-27)第69007号
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