
西東京市|ベランダ・屋上から雨漏りを解消!防水対策の確認と必要な費用
昨今の異常気象により、これまで経験したことのないような短時間での集中豪雨、いわゆる「ゲリラ豪雨」が全国的に増加傾向にあります。それにより雨漏りのリスクが高まっています。つまり、リスクの高まり=建材の劣化が早い、という見方ができます。西東京市にお住まいの皆さまにとっても、雨漏りは決して他人事ではありません。とはいえ、雨漏りには予兆があるため、事態が悪化する前に気づけます。定期的にベランダや屋上など、雨漏りが発生しやすい場所を点検することで、リスクの軽減、早期発見が可能です。本記事では、当社の大切な施工エリアでもあります西東京市にお住まいの皆様に向けて役に立つ雨漏り対応の情報を含め、雨漏りの初期サインの見分け方、修繕の流れやポイント、防水工事にかかる費用の相場やコストを抑える方法、さらに業者選びのコツについて解説します。
防水工事を行わないと起きる持ち家のリスク
防水工事は建物の防水性担保の一環工事。屋根と外壁だけがメンテナンスではありません。
ベランダや屋上のように直射日光や風雨を受ける部分では、表面に大きな傷などがなくても、紫外線や温度差、雨水によって内部の防水層が少しずつ疲労します。その微細な劣化がより水を通すようになってしまい、天井のシミ、木部の腐朽、鉄部の錆びや膨れなどに繋がり、気づいたときには被害が拡大していることも珍しくありません。
だからこそ、壊れてから直すのではなく、壊れる前に守るために防水工事を行うのが基本です。防水工事は、外壁塗装や屋根塗装と同じく、建物の寿命を伸ばすための定期的な予防整備です。塗装を行う際に防水工事も一緒に行えば、足場の共用などで工事をまとめることができ、手間もコストも抑えられます。
人の健康診断と違い、建物には自己修復機能がありません。一度でも水が入り始めると、劣化は加速し、断熱性能の低下やカビの発生、下地の交換が必要な大規模修繕へと発展しがちです。結果的に工期も費用も大きく膨らむおそれがあります。防水メンテナンスを後回しにしたとき、どんなトラブルに結びつくのか。以下で代表的なリスクを見ていきましょう。
防水工事を怠ると起こりうる4つの住宅トラブル
小さなひび割れや水漏れを見過ごすと、被害が内部に広がり、後から大きな問題になることがあります。目に見えない部分でも、防水を怠ることで起こり得るリスクは少なくありません。ここでは、防水工事を行わなかった場合に考えられる代表的な4つのトラブルを紹介します。
- 防水工事を怠るリスク① カビや菌の発生
湿気がこもることでカビや菌が増え、室内の空気や壁の状態を悪化させます。 - 防水工事を怠るリスク② 建物の耐久性低下
水分が建物内部に入り込むと、木材の腐食や鉄筋の錆びが進行し、耐久性や耐震性が低下します。 - 防水工事を怠るリスク③ 家具や設備へのダメージ
雨水が壁や天井に浸入し染み出してしまうと、家具や家電、設備が損傷し、修理や交換が必要になることがあります。 - 防水工事を怠るリスク④ 健康への影響
カビやダニの発生によりアレルギーや喘息をおこす可能性があります。
これらのトラブルは、早めの防水工事で大部分を防ぐことができます。住まいを長く快適に保ち、安心して暮らすため、また余計な修繕費を抑えるためにも、定期的なチェックと計画的なメンテナンスが欠かせません。
防水工事の4つのメリット
防水工事=雨漏り対策と思われがちですが、実際には防水工事とは、建物を守るための総合的なケアの一環であり、外壁塗装や屋根塗装と同程度に欠かせない工事です。業者によっては「付帯部塗装」としてプランを提案するケースがあります。この防水工事も然るべき時期にしっかりと行うことで、住む人の暮らしの快適さを保ち、長期的な将来の無駄な出費を減らし、最終的には資産価値を保つ事へとつながます。ここでは、防水工事の主な4つのメリットをご紹介します。
- 防水工事のメリット① 建物を長持ちさせる
雨水の侵入を遮断し、基礎や柱の劣化を遅らせることで、家全体の寿命を延ばします。 - 防水工事のメリット② 資産価値を守る
定期的なメンテナンスで良好な状態を維持し、売却や賃貸の際にもプラスになります。 - 防水工事のメリット③ アレルギーや喘息対策
湿気やカビを抑えて、清潔で心地よい住まいを保てます。 - 防水工事のメリット④ 総合的な修理費の削減
小さなひび割れや劣化を放置せず修繕することで、大きな修理費用を防ぎます。
特に西東京市を含む首都圏では、梅雨や台風、強い日差し、温暖化による気温など自然環境の変化が近年ひどくみられます。それらの影響から住宅を守るために、防水工事は大切な備えといえるでしょう。
雨漏りが発生しやすい3箇所
雨や風、紫外線、沿岸部であれば塩害といった様々な外的要因に建築物は常にさらされています。そのため、特に防水層は年月とともに傷みやすく、早めの点検が欠かせません。それはつまりすべては防水している建材を保護し続ける為にあります。ここでは、特に注意して確認したい3つの箇所をご紹介します。
- 屋上・バルコニー:
水が溜まりやすい屋上やバルコニーは、劣化の進行も早い傾向があります。 - ベランダ:
ベランダは日常的に使う場所でもあり、排水口の詰まりや床面のひび割れが起きやすいポイントです。 - 外壁:
外壁のわずかなひび割れからでも雨水は浸入します。そのままにすると内部の木材や断熱材を傷める原因になります。
外壁は、外壁塗装が防水機能ももたらしますが、屋上やバルコニー、ベランダの定期的なメンテナンスは忘れがちです。しかし、このような箇所も日頃から点検を行い、必要に応じて補修を重ねることが住宅の安全と価値を保つことにつながります。快適な暮らしを守るため、防水対策を意識しておきましょう。
防水工事の4つの工法とその費用相場
ここからは実際に、防水工事の具体的な工法や、工事の費用相場について確認していきましょう。防水工事の方法にはいくつか種類があり、場所や用途によって適したものが異なります。また、工法が異なれば費用も異なるため、ご自身の住宅にはどれが一番適しているか、こちらで確認してみましょう。
防水工法4選
防水工事にはそれぞれ特性があり、適した場所やメリット・デメリットが存在します。建物の形状や生活スタイルを考慮して選ぶことが大切です。ここでは代表的な4つの工法を紹介します。
FRP防水
ベランダや屋外の通路など、人が頻繁に歩く場所におすすめなのが、FRP防水です。ガラス繊維を混ぜ込んだ樹脂を使うFRP防水は、軽量で硬く、強い衝撃にも耐えられるのが特徴です。耐久性も高いため、長期的に安心して使えます。
ウレタン防水
複雑な形状の場所にも対応可能なのが、ウレタン防水です。ウレタン防水とは、液状のウレタンを塗り重ねて膜を形成する工法です。改修工事にも使いやすく、幅広い建物に適しています。ただし、仕上がりは施工する職人の技術力に左右されやすいため、業者選びが重要です。
アスファルト防水
大規模な建物や屋上などに多く使われるのが、アスファルト防水です。熱で溶かしたアスファルトを重ねて層を作り、厚みと強度を確保します。高い耐久性と長期間の防水性を期待できます。施工には専門的な知識と経験が必要です。
シート防水
屋上や倉庫などの広い面積がある場所で効率よく施工できるのが、シート防水です。工場で作られたシートを貼る方法で、品質のばらつきが少なく、メンテナンスも容易です。コストと性能のバランスに優れた工法といえます。
工法によって耐久性や費用は大きく異なります。単に価格だけで選ぶのではなく、建物の条件や将来的な修繕計画を考慮しながら、最適な工法を選ぶことが大切です。防水工事業者と相談し、自分の住まいに合った方法を検討しましょう。
工法別|防水工事にかかる費用相場
防水工事の工法やその特徴を知ったら、次に気になるのはそれぞれの費用ではないでしょうか。それぞれの施工法には、特徴や適切な施工場所があり、工事費用のほかに、工期や耐用年数までを含めて検討することが欠かせません。ここでは代表的な4種類の工法を比較し、違いを分かりやすくまとめました。
防水工法 | 相場費用(1㎡あたり) | 工期の目安 | 耐用年数 |
---|---|---|---|
FRP防水 | 4,000〜8,000円 | 1~2日 | 10〜15年(耐用年数) |
ウレタン防水 | 3,000〜8,000円 | 3~7日 | 13〜15年(耐用年数) |
アスファルト防水 | 4,000〜10,000円 | 5~10日 | 15〜20年以上(耐用年数) |
シート防水 | 2,500〜8,000円 | 1~4日 | 10〜20年(耐用年数) |
工法に関しては、費用だけで選んでしまうと、建物に合わず早期にトラブルが再発する恐れがありますので、まずは前回のメンテナンスの記録(使用した材料含む)を調べて、次回の全体のメンテナンスがの時期や施工した内容を確認下さい。防水工事は10年以上の耐久性を持たせるのが基本ではありますが、戸建てやアパートなど建物全体の施工実態を把握できる業者に相談することがベターでしょう。長い目で見て快適に暮らせる施工プランを提案できる業者を選びましょう。
箇所別|防水工事の費用相場
施工する場所によっても金額が異なるため、防水工事を施す箇所の費用相場を事前に確認しましょう。ここでは、西東京市エリアの住宅で行われるケースを参考に、工事箇所ごとのおおよその費用と、その箇所によく選ばれる工法の特徴を紹介します。
■ ベランダ・バルコニーの防水
費用目安:10万円〜30万円(10㎡前後)
ベランダやバルコニーは、日差しや雨に直接さらされるため、思った以上に防水層の傷みが早い場所です。面積が小さいため工事費用は比較的抑えやすく、FRP防水やウレタン防水といった工法がよく選ばれています。仕上がりの見た目がきれいで、普段の生活でも安心して使える点が魅力です。
■ 屋上・陸屋根の防水
費用目安:20万円〜50万円(20㎡前後)
屋上や陸屋根は建物の中でも特に厳しい環境にさらされるため、防水層の劣化や排水不良が雨漏りを招きやすい箇所です。長持ちするアスファルト防水や、施工品質が安定しているシート防水が主流となっています。建物の構造や使用状況に合わせて、最適な方法を選ぶことが求められます。
なお、防水工事を検討する際には、工事費だけでなく点検やメンテナンスのしやすさも重要です。初期費用と将来的な維持費の両方を考慮することで、結果的により良い工事を選択できます。
警告サインを見抜け!防水層劣化の4つの兆候
外観でわかりづらくても、内部ではダメージが進行していることがあります。
屋上やベランダは毎日の雨風や紫外線にさらされており、表面はきれいでも防水層の内部は徐々に劣化していることがあります。また、長年防水工事を行っていなかったり、近年の異常気象の影響で、知らぬ間に住宅の内部に影響が出ている可能性もあるのです。そしてそれらをそのまま放置すると、雨漏りや建物の構造に深刻な影響を与える場合も。少しでも違和感を覚えたら、早めに対応することが住まいを守るポイントです。防水の劣化を見抜く代表的な兆候は4つあります。日常生活の中でチェックしておくと安心です。
雨漏りの兆候① 床が沈む感覚がある
歩行時に屋上やベランダの床が柔らかく沈み込むように感じるなら、内部に浸水して下地が傷んでいるサインかもしれません。そのままにしておくと、木部の腐朽や鉄骨のサビが進行し、結果的に大掛かりな工事が必要になるリスクがあります。
雨漏りの兆候② 雨上がりでも水が引かない
屋上やバルコニーに雨水が残ったまま乾きにくいときは、排水の流れが悪くなっていたり、防水層が傷んでいる可能性があります。そのまま水がとどまると、建材に少しずつ染み込み、雨漏りや構造部分の劣化につながってしまいます。
雨漏りの兆候③ 表面の色あせや白い粉の発生
表面にツヤがなくなって色あせたり、手で触れると白い粉がつく(チョーキング現象)場合は、防水層を守るコーティングが弱ってきているサインです。見た目の小さな変化でも、防水力が落ち始めている初期症状として見逃せません。
雨漏りの兆候④ カビ臭や湿気が気になる
部屋の中でカビっぽいにおいや、じっとりとした湿気を感じるときは、建物の外側から雨水が入り込んでいる恐れがあります。わずかなひび割れや欠けからでも水が浸透するため、放置せず早めの確認が大切です。
このような兆候を早めに察知することは、工事範囲を最小限に抑えられる事に繋がります。少しでもこの兆候がみられた場合は、防水工事の専門業者に点検を依頼することが大切です。
防水を長持ちさせる3つの秘訣
防水工事が終わったとしても、時間とともに劣化していくのは同じことです。せっかく費用をかけて行って防水を少しでも長く、その効果を保たせるためには日々のチェックやメンテナンスが重要です。ここでは、防水を長持ちさせるために実践したい3つの習慣をご紹介します。
秘訣①確認習慣 小さな変化を見逃さない
表面のひび割れや色あせ、浮きや膨らみなどは、劣化のサインです。日常的に自分の目でチェックすることが早期発見につながります。月に一度、軽く見て回るだけでも十分効果があります。もし、劣化サインを発見したら、防水工事業者に点検を依頼しましょう。
秘訣②清掃習慣 排水口を詰まらせない
屋上やバルコニーにある排水口に落ち葉やゴミが溜まると、水はけが悪くなり、溜まった水が防水層を傷めてしまいます。水がスムーズに流れるよう、定期的に掃除しておくことが防水を守る第一歩です。
秘訣③修繕習慣 トップコートの定期塗り替え
防水層を紫外線や雨風から守っているのがトップコートです。これは5〜6年ごとに塗り替えるのが理想で、怠ると防水層が直接ダメージを受け、劣化が一気に進みます。計画的なメンテナンスが、防水機能を長持ちさせる最大のポイントです。
防水工事は完了したら終わりではありません。日々のちょっとした習慣が、住まいの寿命を延ばし、将来的な大規模修繕を防ぐことにつながります。少しでも防水を長く持たせられるように、定期的にバルコニーや屋上、ベランダのチェックは行いましょう。
防水工事の成功のヒントは「散水調査の精度」
雨漏りを確実に修理するのに欠かせないのが、原因箇所を正しく特定することです。発生している場所がそのまま原因であるとは限らず、全く別の場所から水が入り込んでいるケースも少なくありません。そのため、単なる目視だけでは判断が難しく、専用の機材や検証方法を駆使しながら、可能性を一つずつ絞り込んでいく作業が必要になります。
その中でも特に有効な調査が「散水調査」です。建物の屋上、バルコニー、外壁、サッシ周りなどに ホースや散水器で人工的に水をかけて、実際に雨が降った状態を再現し、室内への漏水が発生するかどうかを確認する方法です。外見だけでは分からない場合や、複数の侵入口が考えられる場合に特に効果を発揮します。
散水調査の費用相場
散水調査の費用は建物の規模や状況によって変動しますが、一般的には5万円〜10万円程度が目安です。ただし、複数箇所の調査が必要だったり、足場の設置を伴う場合には30万円前後かかることもあります。
少し高いと感じる方もいるかもしれませんが、散水調査は高い技術と経験が求められるため、対応できる防水工事業者は限られています。調査を省いて安易に工事を進めた結果、誤診で再び雨漏りが発生し、追加で修理費用がかかってしまうケースも少なくありません。確実な解決を目指すなら、実績が豊富で、調査結果に基づいて最適な施工プランを提案できる業者を選ぶことが何より重要です。
西東京市の特徴
西東京市の地図
西東京市は、2025年8月時点で人口約20万6千人、世帯数約10万3千世帯を有しています。西東京市は西武池袋線と西武新宿線が通っており、西武池袋線の保谷駅から池袋駅までは準急で約17分、西武新宿線の田無駅から西武新宿駅までは快速急行が約19分、そのほかの駅からも準急で21~23分ほどで到着と、都心へのアクセスが良好なエリアです。
西東京市の気候と住宅劣化の危険性
西東京市は東京都西部、多摩地域の東端に位置し、東京都心と同じく温暖湿潤気候に属します。夏は高温多湿で、7月から9月にかけては30℃を超える日が多く、熱帯夜も増える傾向にあります。また、近年では特に台風やゲリラ豪雨の影響を受けやすく、短時間での大雨による浸水リスクもゼロではありません。冬は1〜2月に最低気温が0℃前後まで下がる日があり、放射冷却による霜や凍結が発生します。積雪は少ないものの、時折大雪になることもあります。こうした気候条件は、住宅にさまざまな劣化リスクをもたらす要因となります。
防水工事を成功させるポイント|西東京市
西東京市には、防水工事を手掛ける業者が多数あり、地域密着型の小規模企業から広域対応の大手まで幅広く選べます。市外に拠点を持ちながらも、西東京市で豊富な施工実績を積んでいる業者もあり、地域特性を理解した対応が期待できます。例えば、散水調査を取り入れて正確に雨漏りの原因を突き止める業者も存在し、高品質な工事を行う上で心強い選択肢となります。
防水工事業者を選ぶ際は、見積りの安さだけで決めず、事前調査の方法や診断内容の根拠、保証の有無、施工後のサポート体制まで含めて総合的に比較することが重要です。特に、調査から施工、アフターケアまで一貫して対応できる業者は、信頼性が高いといえます。
適切な防水工事業者を選べば、防水工事は安心して任せられる長期的な住まいの投資になります。将来のトラブルを防ぐためにも、情報収集と慎重な判断を怠らず、納得できる選択を心がけましょう。株式会社CHIKAZAWAでも、防水工事は行っており、西東京市でも多くの施工経験があります。散水調査も行い、高い品質の工事を提供できるため、気になる方はぜひお問い合わせください。
費用を賢く抑える4つの方法|西東京市での防水工事
屋上やバルコニーの防水工事は、どうしてもまとまった費用がかかります。だからこそ、無駄を減らしつつ確実な施工を実現する工夫が大切です。ここでは、西東京市で防水工事を行う際に、費用を抑えながらも仕上がりに満足できるポイントをご紹介します。
1. 複数の業者から相見積りを取る
一社だけの見積りで判断するのは避け、最低でも2〜3社から相見積りを取りましょう。その際、工事費だけを確認するのではなく、施工内容、使用する材料、保証やアフターサービスの有無も確認してください。これにより、価格と品質のバランスを正しく把握できます。
チェックすべき項目の例:
- 使用材料や施工方法が具体的に明記されているか
- 見積金額が市場相場と比べて妥当か
- 保証期間やアフターサービスの内容
- 過去の施工実績や口コミ評価の確認
特に、散水調査に対応できる業者は、雨漏りの原因や複雑な浸水経路を正確に特定できるため、施工後のトラブルを大幅に減らせるためおすすめです。結果的に、長期的には余計な修繕費の節約にもつながります。
2. 火災保険の活用(条件あり)
火災保険で防水工事の修繕費の一部を補助してもらえることがあります。しかし、火災保険は台風や大雨などの自然災害で防水層が損傷した場合に活用できるものであり、経年劣化や日常使用による摩耗には使用できません。申請を行う際は、まず火災保険の範囲を確認、防水施工業者に相談しつつ、損傷の原因や必要書類を整理して進めましょう。
3. 自社施工が可能な業者を選んで手数料をカット
ハウスメーカーや営業会社を経由して防水工事を依頼すると、下請けへの手数料が上乗せされることがあります。また、コスト削減のために、施工費用は他社と変わらずとも、資材の質を低くすることもあるので、十分に注意が必要です。
一方で、調査から施工まで自社で対応できる防水工事を専門で行う業者なら、中間マージンが発生せず、職人と直接やり取りできます。そのため、要望が伝わりやすく、施工の品質や柔軟な対応、丁寧な説明など、価格以外のメリットも大きくなります。自社施工をしているかどうかは、業者選びの重要な判断材料の一つとなります。
4. 西東京市での防水工事に使える補助金
2025年8月時点で、西東京市では防水工事向けの補助金は設けられていません。しかし西東京市では、地球にもお財布にも優しいものへと買い替える助成金が、「令和7年度節水シャワーヘッド買い換え助成金」、「令和7年度省エネ家電(ルームエアコン)買い換え助成金」そして「令和7年度LED照明器具買い換え助成金」と豊富にあります。また、東京都からも住宅に関する補助が出ているため、ぜひご確認ください。
防水工事を価格だけで判断すると、後々のトラブルや追加費用のリスクが高まります。施工の質が低いと、数年で再施工が必要になる場合もあります。助成金や保険の利用、複数業者から相見積りをとった上での比較、自社施工業者の選択など、賢く工夫を重ねることで、無駄を省きつつ安心して任せられる高品質な防水工事を実現できます。
よくある質問|西東京市の防水工事
西東京市で事業を展開する当社には、防水工事やメンテナンスについて多くのお問い合わせをいただいております。ここでは、西東京市にお住まいの方々から寄せられる代表的な質問と、その回答をまとめました。ぜひ参考にしてください。
Q1. 西東京市では過去に大雨や浸水被害はありましたか?
A. 西東京市では、2025年8月18日に洪水警報が発表されました。また、1991年や2000年にも市内で浸水被害が報告されており、今後も浸水被害の可能性がある地域です。また、西東京市では浸水ハザードマップが作成されております。市内のどの辺りが、浸水になる可能性があるか把握しておきましょう。
Q2. DIY補修は有効ですか?
A. 狭い範囲での塗り直しやひび割れの補修であれば差支えないと思いますが、防水層の剥がれが広範囲で発生している段階では、シート防水の交換は難易度が高く返って雨漏りが発生する可能性もある為、お勧めできません。
Q3. 西東京市では現在、防水工事や雨漏り修理を対象とした補助金や助成金はありますか?
A. 西東京市では2025年8月現在、防水工事や雨漏り修理を対象とした補助金や助成金は残念ながらありません。ただし、生活に関わる補助金や助成金を多く用意してくれているため、西東京市公式ホームページをご覧ください。
Q4. 防水工事の保証はつきますか?
A. 多くの防水工事業者は工事後に保証を付けています。期間は業者や工法によりますが、5年が一般的です。保証内容も事前に確認しておくことをおすすめします。
Q5. 無料診断や訪問営業をしてくる防水業者は安全ですか?
A. 西東京市では、東京都や市が住宅ごとに個別訪問して防水診断を行うことはありません。そのため、無料診断や訪問営業を行う業者の中には、悪質なケースも存在します。業者を信頼できるか見極めるには、施工実績や保有資格、過去の事例をしっかり確認することが大切です。また、公的な窓口では一級建築士による無料相談も利用可能です。不安がある場合は、まずこうした公的相談を活用するのがおすすめです。
Q6. 雨の日でも工事は可能ですか?
A. 防水工事は天候に左右される場合があります。特に塗膜やシート防水の場合、乾燥が必要な工程があるため、雨天時は工事を延期することがあります。
防水層は安心?雨漏りの不安は専門的な現地調査で解消しましょう。
当社代表取締役社長の近澤泰義
防水工事を検討するのであれば、まずは過去の施工記録や保証内容を確認してみましょう。工事完了報告書や保証書には、使用された工法や保証期間など、今後のメンテナンスに役立つ情報が記載されています。保証内容にベランダや屋上が入っていて、保証期間内であれば、点検や補修が無償で受けられる場合もあります。資料が手元にない場合は、まず防水工事業者の無料診断を利用して建物の現状を把握することから始めましょう。
雨漏りなどの不具合が見られるのであれば、原因を正確に特定しましょう。その場しのぎの工事をしてしまうと、数日後から数ヶ月後、数年後にまた雨漏りが発生する可能性があいり、実際にそのような問い合わせも多くあります。雨漏りの原因を性格に特定するには、散水調査が有効です。目に見えない浸水経路を突き止められるため、再発防止につながります。また、自然災害による損傷であれば、火災保険が活用できる場合もあるため、保険内容の確認も忘れずに行いましょう。迷ったときは、防水工事の専門業者に相談するのが安心です。
防水工事業者選びでは、価格だけで判断せず、施工実績や説明の明確さ、工事後のサポート体制などを総合的に確認することが大切です。費用だけを重視すると、後から追加工事が必要になり、結果的に出費が増えることもあります。
当社は、西東京市の一戸建てからアパート・マンション等の集合住宅まで幅広く対応しています。施工はすべて自社の職人が担当し、初回の現地調査や診断は無料です。
当社で実施した防水工事や雨漏り工事の事例
当社で対応したお客様の声
業者の選定は非常に重要な過程ですので、2社以上へ見積り依頼をすることをおすすめ致します。検討中の方は是非、当ウェブサイトよりご連絡ください。LINEからもスムーズに無料の現地調査・見積り依頼が可能です。
埼玉県狭山市生まれ・狭山市育ち。屋根工事業をメインに建築塗料・塗装業にも携わり20年以上。6000件以上の施工実績。現在は、株式会社CHIKAZAWA代表取締役社長として、現地調査に必ず出向き・自身で家の診断を行い、お客様に高い満足と安心を提供し続けられるよう、塗装工事のサービスだけでなく建物全体の改修工事を重点に品質の向上に取り組んでいる。この記事を監修した人
近澤 泰義株式会社CHIKAZAWA
代表取締役社長
自信があります。お任せください。2社以上からの相見積もりを取る事をお薦め致します。
屋根工事・雨樋工事
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